緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

ブログ、しばらくお休みします。

2024年03月31日 | 日記
明日、緑内障の手術をします。
日帰りで入院はしませんが、しばらく片目で過ごすことになります。
それも中心部分が欠けた左目で、文字等が読めません。
それで、しばらくブログはお休みさせていただきます。
皆様のブログを見に行くこともできません。
宜しくご了承ください。


車椅子ユーザー叩き

2024年03月29日 | 話題
最近、X(旧ツイッター)のあちこちで炎上していて、YouTubeのコメント欄にもちょっと延焼していた事柄に車椅子ユーザーのあるクレームがありました。

Xを代表とするsnsの記事って、読んでいて精神衛生に物凄く悪いものが多いので、読まない方が良いのだけれど、くだんの車椅子ユーザーを叩く人達の在り方・考え方は結構普段から目にし耳にしていたので、ちょっと書いてみたいと思います。

私の記憶なので若干の間違いもあるかもしれませんが、そもそもの話は、ある女性の車椅子ユーザーが、いつも利用している映画館で、車椅子専用の席は一番前になっていて、脊椎に障害もあって2時間も見上げて見るのが辛いので、追加料金を払ってリクライニングの席に行くのに、段差があってスタッフが二人がかりで車椅子を持ち上げなければならなかったらしい。

いつものようにそのようにして映画を見終わると、映画館の支配人が彼女の元に訪れ、スタッフの数も限られているし、何か事故があっても責任が取れないので、次回からは車椅子ユーザーに対応できる別の映画館に行ってほしいと言われ、久しぶりに悔しい思いをしたということをXに書き込んだことが発端だったみたいです。

このこと自体は色々と背景の事情もあるのでここでは踏み込みません。問題なのはその後に続いた何百という車椅子ユーザーへの非難の嵐の方でした。
誰かが別の場所で少しでもその車椅子ユーザーを擁護する発言をXですると、そこでもまた同じ炎上が勃発するわけです。
一言でいうと、人に迷惑をかける存在でありながら、権利ばかり主張する、ワガママな障碍者というわけです。

叩く人は徹底的に叩きのめさないと気が済まないみたいです。
その車椅子ユーザーが正しいか正しくないかは関係なく、何百人がかりで寄ってたかって叩くその執拗さに驚くし、日本の社会って荒れてんなと思います。
ネットリンチで、これじゃあ自殺者も出るのもよく分かります。

ただ私の母も、元気で生きていた時はテレビで障碍者が何か言うと「障碍者なのに偉そうに」などと言っていました。
その母も亡くなる8年くらい前から失明し、車椅子を利用する障碍者になってましたけど。

日本人って、子供のしつけのいの一番は「人様に迷惑をかけるな」で、障碍者はそのルールから外れた存在なので、当然のように小さくなって生きていなくてはならないと思いこんでいたのだと思います。
かくいう私も、自覚せず同じような思い込みを持っていたみたいです。

そういう思い込みが無くなったのは、私自身が車椅子ユーザーになる経験をしたからです。
私は今まで2度車椅子ユーザーになってます。

ちょっと前にも触れたのですが、30代の半ばくらいの頃、胃にポリープができて、取った方が良いということになりました。
医師は最初は日帰りでできる処置だと言ってました。

ところが私は、血小板減少症という、一度出血すると止まりにくい血液の病気を持っています。
それを慮ってか、医師は念のために一泊入院してもらうと言いました。
そして処置の時、ポリーブを取るや否や「出血が止まらん」と医師は言い、看護師に安静の指示を出し、トイレに行くにも車椅子で行くことになったのです。
入院は1週間続きました。

私は4人部屋に連れていかれたのですが、看護師さんは私がトイレに行かなくてもよいようにベッドの脇にポータブルトイレを置き、そこで用を足すように言いました。
もちろん用を足すときはカーテンを閉めます。
ところが、カーテンを閉めて用を足そうとしても出来ないのです。
用を足せない、平たく言うとおしっこが出ない・・・。

原因は場所による心理的緊張だったみたいです。
私のベッドの位置は部屋の扉のすぐ横で、人の出入りが一番響く所。
そして人はしょっちゅう出入りします。
看護師さんや医師だけでなく、お見舞いの人達やら入院患者自身も歩き回っていて、そんな場所で薄いカーテンをしただけで用など足せない。
カーテンを閉めるから用を足してるって分かるし。

でも用を足さないわけにはいかない。
特に胃を養生しているので、栄養輸液を24時間点滴で体内に入れており、普段は行かない夜中でも用を足したいのでした。
仕方なく看護師さんを呼んでトイレまで車椅子で連れて行ってもらってました。

もちろん私はポータブルトイレが使用出来ないことを謝罪し、「申し訳ないです」とか「すみません」とか、終わってからは「ありがとうございました」とか、言えるだけのことは繰り返し言って連れて行ってもらっていたのです。
看護師さんも「みどりさんの年齢ならできないでしょうね」と言ってくれてました。

部屋のポータブルトイレが使用できるかどうか、年齢が関係あるのかと思われそうですが、高齢になるとそんなことが平気になってしまうみたいです。
事実、別の病気での入院時、同じ部屋の高齢女性はカーテンも閉めずに用を足していて、最中に目が合って気まずい思いをしたこともありました。
齢を取った今、私が大部屋でベッドのわきのポータブルトイレを使用できるかどうか分かりません。

ただ真夜中で、人の出入りがなく、誰もが寝静まっている時は、私もベッドわきのポータブルトイレを使用することができました。
別の病気で入院時、一人部屋だった時は昼間でも部屋に置いてあったポータブルトイレを使用できていました。
やはり人の耳や目が気になっていたのだと思います。

とにかく、そうやって毎日、昼間にトイレに連れて行ってもらっていたのですが、さすがに「申し訳ありません」とか「ありがとうございました」と言い続けることに疲労感を覚えてきました。
そこまで言わなあかんのかと。
私にそれを言わせているのは何かとか。

それは、それこそ人に迷惑をかける存在は小さくなって生きていなければならないという考えだったのでした。
とりわけその時の私は、せっかく病院が用意したベッドわきのポータブルトイレを心理的抵抗感から使用できないという負い目が大きかったのでした。
でも、それって私のワガママ?

私はすぐに良くなって退院しましたが、自分の意識はかなり変わりました。
それが必要なら、車椅子ユーザーは少々のワガママを言っていいと私は思っています。
車椅子を介助する場合も、相手からお礼を言われたら「お気遣いはいりませんよ。当然のことですから」と言おうと思ってます。

誰もなりたくって車椅子ユーザーになるわけではないし、高齢になれば誰だって障碍者になる確率が高くなりますからね。



アーサイ(児菜)、貰いました

2024年03月23日 | 日記
先日、一昨年通ったシニアの学校の家庭園芸の講座の同じ班だった人達と同窓会がありました。
皆で大阪梅田でランチしました。
皆さん、相変わらずお元気そう。

そこで一人の人からアーサイをいただきました。

自分ちの農園で作ったんだそうです。

アーサイ、お初にお目にかかる野菜です。
児菜と書くそうです。
祝蕾(しゅくらい)ともいうそうです。
日本名は子持ち高菜だとか。

さっそく料理して食べました。
調理法は検索するとたくさん出てきます。
私は葉っぱは茹でずにカットし、茎のところだけ茹でてスライスし、豚肉といっしょに炒めてたべました。

生でもサラダ感覚で食べられるらしい。
少し苦みのある野菜です。
自分で作ってまで食べたいとは思いませんが、面白い野菜です。


査定の結果と花粉症

2024年03月18日 | 日記
ダンボール箱11個の大量のクラシックのCD、買取業者から査定の結果が届きました。
予定よりも早い。
22万円あまりでした。

高額買取と思われるかもしれませんが量が量ですので妥当な額ではないでしょうか。
まずはちゃんとした業者だったみたいです。
元の持ち主の兄に言うと、22万は私のものにしていいらしい。
すべての手間は私だったし、兄はゴミ袋に入れて捨てようとしていたのですから。

査定の明細も送ってもらうことにしました。
一応、何がどれくらいだったのか見てみたい。
クラシックの相場なんて私には分からないですけど、まだかなりの量が山積み状態💦

ところがベランダでの箱詰め作業が私の花粉症にはよくなかったみたい。
緑内障の手術日までには治したかったまぶたの腫れ、ステロイド剤と抗アレルギー剤で治っていたのに、再発してしまった。
ここ数日の花粉状況、少々異常で、花粉症ではなかった兄に花粉症の症状が出てきているし、ブログやXでフォローしている人にも花粉症を発症したという記事を散見します。

今日、皮膚科に行き、先生と相談。
ステロイド剤は眼圧を上げるので飲まない方が良いらしい。
もう一種類、抗アレルギー剤を服用することになりました。
しばらくはアレグラ+ジルテック錠で、様子見になりました。

それでなくても手術はちょっと不安。
というのも、若いころ、手術や入院を経験して、医者の言うことが信じられなくなったから。

日帰り手術だと言っていたのに1日入院になり、実際には術後すぐに「絶対安静」を言い渡されトイレも車いすで行くことになって1週間過ごしたり・・・。
大体、入院は最低でも最初の予定の3倍の日にちがかかっていたので。

今回の緑内障の手術は日帰りで、病院には入院する施設はありません。
何がなんでも家に帰らなくてはなりません。
片目眼帯で、もう片目は中央部分が見えない状態で。

タクシーは、この辺りでは利用することはできません。
去年の兄の緊急入院時、タクシー会社に片っ端から電話したけどすべて断られ、結局救急車で病院に行ってます。
手術の時間がはっきりしないので数日前から予約することもできません。

この話をしたら、茶道仲間で着物友達のMちゃんが車で迎えに行くといってくれて助かりました。
行きつけの美容室の美容師さんも月曜なら自分が車で迎えに行きますと言ってくれました。
皆さんやさしいです。感謝

眼科医の先生、手術の経験は豊富みたいです。
信じるしかありません。


病み上がり 庭仕事など

2024年03月16日 | 日記
1週間あまり風邪で苦しんで、やっと治りました。
といってもスッキリとはいかず、痰の絡んだ咳が出たり、鼻水が出たり。
なにより倦怠感が半端ない。

病院で検査して、コロナでもインフルでもないと言われました。
要するに普通の風邪。
正直、しんどさはコロナと変わらない。
私の場合、インフルも普通の風邪もしんどさ的には同じなので、コロナだ、インフルだと言われても特別感はありません。

「いや、コロナは後遺症が酷いのですよ」と言う人もいるかもしれないですが、私、普通の風邪でブレイン・フォグ(脳の霧)を経験してるし。
有体にいってコロナも風邪の一種だし、風邪は万病の元だし。

というわけで、しんどくて不機嫌な日々。
少しづつ体を動かすべく庭仕事を始めました。
気になっていたイチゴの苗をプランターに植え替えました。






比較的大きなプランターですが、2株しか植えられませんでした。
イチゴだけでプランターを4つ使うことになりました。
手前に寄せて植えているのは、実をプランターから出して生らしたいから。
ランナーを後ろ側にして植えると、手前に花が咲き、上手くいくと聞いてはいるのですが・・・。

庭の花、去年の秋、手を抜いたのであまり咲いてません。
水仙は植えっぱなしで咲きます。





クリスマスローズも植えっぱなし。
古い葉を剪定すればよいと聞き、その通りにしたら花だけになった💦





兄が出してきた中古のCDをやっと送ったと思ったら、また本やらCDやら、LPレコードやらを大量に出してきました。
ベランダでゆっくり箱入れ作業してます。

LPレコード、懐かしいですね。
覚えている人いるかしら。
ローリングストーンズの例のアルバムです。

庭で写すとシュールです。
メルカリで幾らぐらいか見てみると1万円で値下げ交渉なしですって。
強気だわ。

こちらはディープパープルです。ゴリゴリのハードロックでしたね。
ジャケットがパロディになってます。


今から50年くらい前のレコードです。
兄は若い頃はこの手のものを聞いていたのに、なぜか途中からクラシックに転向し、今回も大量のクラシックのCDも売る予定。

前回、中古業者に送ったものは25日に査定結果が出るとのこと。
あまりにも大量だったから明細抜きのスピード査定を頼んだのですが、それだと交渉は無し。
処分さえできれば値段はどうでも良いと思っていたのですが、あまりにも買いたたかれたら悔しいので、今回は前回の結果を聞いてから、結果次第で別業者を頼むことも考えています。