友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

ミステリー・バスツアー

2015年11月25日 16時26分40秒 | Weblog

 Anniversaryを理由に、ミステリー・バスツアーに参加した。ミステリーだから行き先は分からない。バスに乗り込んでも、添乗員は「どこへ行きましょう」と言うだけだ。2泊3日のバス旅行だから、長野・山梨・静岡か、三重・奈良・和歌山か、岐阜・富山・福井か、考えられる3コースを思い浮かべてバスの行方を見守る。中央道を選択したから三重コースはなくなった。諏訪で長野道に入ったので、山梨・静岡でもない。

 1泊目は長野県大町温泉、2泊目は富山県湯神子温泉だった。ところが見学地は1日目も2日目も春のツアーと重なってしまいがっかり。ミステリーだから仕方ないが、もうミステリー旅行は卒業してもいいと思った。バスはほぼ満席で、60代・70代の夫婦が多い。女性だけのグループも何組かあったけれど、やはり60代・70代だ。男性2人は単独参加で、バスの席も離れていた。

 団体旅行の面白さは、参加者の個性が見られることだ。4人で参加した夫婦はカミさんが姉妹で、ダンナたちは昼間から酒を飲み、男同士なのにとても仲良しだった。海外旅行も何度も一緒に行ったと話してくれた。昼間から酒を飲む男の人は他にも何人かいたが、カミさんも一緒に飲む夫婦は1組だけだったように思う。ダンナは食道ガンの手術で痩せていた。カミさんは小柄で無口な人、「この人が飲め飲めと言うので、一緒に飲むようになって」と、日本酒の冷を口にしていた。

 一緒のテーブルに着くとすぐ、お茶を注いだりご飯を手配する女性もいれば、全く動かない女性もいる。男性も気遣って声をかける人もいれば、何もしない人もいる。酒飲みはやはり酒を好む人が隣の席の方が気楽だが、2日目の夜は全く酒は飲めないというご夫婦だった。それなのに、いろいろと話しかけてくれ、席も立たずに最後の3組になるまで残ってくれた。別れ際に「お世話になりました。また、お会いできるといいですね」と言ってくれたけれど、お世話になったのは私たちだった。

 今晩は長女のダンナの両親がやって来る。マンションの友だちも呼んで宴会だ。


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