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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

一生懸命なプレイに涙する

2025年08月23日 17時40分05秒 | Weblog

 私の出不精を心配したのか、今朝、友だちから電話が入り、「図書館には行ってる?」と訊いてきた。そう言えばもう久しく図書館に行っていない。「えっ、どうして?」と訊き返すと、「アイヌ関係の本を借りて来て欲しい」と言う。

 なぜ、アイヌ関係の本を読みたいのか分からないが、「わかった。近いうちに行って来る」と答えた。彼は読書家で暇さえあれば読書しているというか、読書するしか時間の潰し方が無いのだ。

 彼は私より歳下だが脳梗塞で身体が不自由となり、今は車も無くして施設の世話になっている。彼も私も、親は小学校の先生で、しかも彼も私も高校の教員だった。そんなことから私が地域新聞を発行していた時、「本の紹介」欄を書いてもらった。

 明日にでも図書館に行って、アイヌの書籍を探してみよう。念のためと思って、我が家の本棚を眺めて見たが、アイヌ関係の本は無かった。私が子どもの時、父が『コタンの口笛』を学校から持って来てくれた。

 ほとんど覚えていないが、アイヌだからと差別を受ける男の子の話だった。まだ、名古屋の柳橋には傷痍軍人が居たり、私の家にも乞食が物貰いにやって来ていた。母は嫌うことなく、あげられる物をかき集めて渡した。

 どうして貧しい人がいるのか、戦争で傷ついた人が街にいるのか、なぜ人は差別をするのか、子どもの私の頭は疑問でいっぱいだった。しかし、いつの間にか世の中は豊かになり、「いつかはクラウン」の時代へと進んで行った。

 私は「小市民意識が差別を助長する」と批判していたのに、スバル360を手に入れ、次にホンダの軽を買い、家族旅行を楽しむようになっていた。毎日が忙しく、充実しているように感じていた。

 今朝の甲子園大会の決勝戦は、「沖縄尚学」の勝利だった。勝って欲しいと願っていたのに、本当にそうなってしまい、不思議な気持ちでいる。選手たちの一生懸命なプレイに、私の方が涙してしまった。

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なぜか一歩前に踏み出した気がした

2025年08月22日 18時56分43秒 | Weblog

 人生は何が起きるか分からない。だから皆、ひたすら一生懸命に努力する。けれど、明日のことは予見出来ない。地震が来るのか、災害に襲われるのか、防ぐことの出来るものもあれば、自分ではどうすることも出来ないこともある。

 努力もせずに、判断を受け入れるしかないなどと言えば、「それは言い訳でしかない」。チカコの指摘は正解だが、自分ではどうすることも出来ないこともある。甲子園大会を観ていると、結果よりもその努力こそが尊いとは思うが‥。

 次女の小5の娘は、すごい努力家だ。漢字検定や英語検定に挑戦し、ひたすら上を目指している。「どうしてそんなに頑張るの?」と訊くと、入学したい中学校に「合格するため」だと言う。

 関西は私学志向が強いと聞いていたが、孫娘はその真っ只中にいるようだ。愛知県はどちらか言えば公立志向で、私学に行くのは金持ちの子のイメージがある。ただ、気になったのは、合格出来なければ「人生は無い」という価値観だ。

 躓いてもいい、不合格でも次がある、そう教えるべきでは無いかと母親に話すと、「それは、あの子の努力を否定すること」と言う。一生懸命に頑張っているのに、「頑張らなくてもいい」と言えば、じゃーなんで頑張って来たのかということになる。

 孫娘が何かで困ることでもあれば、相談にのることが大切で、頑張る必要は無いなどと決して言ってはならない。小5の孫娘は、まだまだ将来に希望を抱いている歳である。中学、高校と進めば、好きな人に出逢い目標も変わるかも知れない。

 今日は眼科に行き、メガネレンズの処方箋を頂いた。メガネ屋に行き、レンズを注文した。レンズが届くまで1週間かかると言う。いっそのことフレームも替えようかと思ったが、今のメガネは気に入っているからと諦めた。

 そんなことなのに、なぜか一歩前に踏み出した気がして、明日が楽しみになるから不思議だ。明日は甲子園大会の決勝戦、日大三高か沖縄尚学か、ワクワクする。沖縄に勝たせてやりたいと思うのはどうしてだろう。

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「言い訳」は素敵じゃーない

2025年08月21日 17時35分20秒 | Weblog

 「今日のデートは、明日にしましょう」とカミさんは言い、テレビに見入った。今日、夏の甲子園大会準決勝は、日大対岐阜商と山梨学院対沖縄尚学、見たい気持ちは私も一緒、ふたりでテレビにかじりつく。

 日大が1回に1点を先取したので、やっぱり日大かと思っていると2回に岐阜商も1点取った。3・4回と0が続き、5回裏に岐阜商が1点加え、7回まで2対1だったから、よしこれで岐阜商の勝ちだと思った。

 ところが8回表に日大が1点を上げ、同点になってしまった。接戦に強い岐阜商だ、きっと勝つだろうと期待した。裏攻めだったのに8回得点できず、9回も両チームとも得点無くタイブレークになってしまった。

 これなら岐阜商の勝ちだと思ったが、10回表に日大に2点取られ、裏に得点できずに負けてしまった。でもまあ―、最後までよくやったと褒めてやりたい。山梨学院と沖縄尚学の試合も接戦だったが、沖縄が5対4で競り勝った。

 高校野球をみんなが見るのは、ドキドキハラハラだからなのか、選手たちの必死のプレイなのか、どちらなのかと思っていたら、孫娘がメールで「格好いい男の子が多い」と伝えてきた。チアガールが可愛いと言う男も居るから、見るところは様々だ。

 選手がインタビューに答えて、「練習はウソを言いません」と言うのを聞いて、テレビを見終わったカミさんは、「打ちっぱなしに行って来る」と出かけて行った。そんな効果もあるのようだ。

 兵庫県の斎藤知事が15日に、東洋大姫路と花巻東の試合に甲子園に来ていた。東洋大姫路は地元のチームだから何も問題ないと思ったら、この日は戦没者追悼式が行われているのにと批判が出ている。

 何をどういう視点で見るかによって、人の価値観は違う。甲子園の群衆が、二手に分かれて罵倒し合うことになったら大変だ。でも、人間は群集心理に弱い。孤立していても戦う人は滅多に居ない。「言い訳」は素敵じゃーないとチカコは言う。

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忘れていないかなあー

2025年08月20日 18時17分01秒 | Weblog

 2つの用事を成し遂げるために、昨日から準備したので、忘れ物は無いはずだった。なのに落ち度があった。今日は日赤病院で、ペースメーカーの検査日。それに、県警交通部から指示されている認知機能診断書を受け取るという重大な日だった。

 予約票と診察券それに保険証を入れ、診断書の預かり書を確認した。ペースメーカー検査の結果をかかりつけのクリニック宛てに書いてくれるので、新しいクリニックと医師名が分かるものも用意した。

 循環器内科の受付で、予約票と診察券を出すと、「ペースメーカー手帳をお出しください」と言われ、何故か、しまったと思ってしまい、「忘れて来ました」と答えた。忘れてはいけないと思っていた、新しいクリニックが分かるコピーをそっと出した。

 「これは、先生に渡してください」と言う。その時にバックの中を見ればよかったのに、気が動転していた。ペースメーカー手帳はいつも、バックに入れて持ち歩いている。なのにすっかり忘れていた。

 診察が終わって、3階の脳神経内科へ行く。預かり書を渡たして、診断書をもらう。先回の診断書と何も変わっていない気がするが、後は県警交通部の判断に任せる他ない。早く終わったので、近くのコメダでコーヒーを飲んで休む。

 西春駅からタクシーに乗り、マンションに帰る。部屋の前に来て、鍵を持っていないことに気付く。管理事務所に行き、事情を説明する。「よくあることですよ」と顔見知りの女性職員は慰めてくれる。

 「ついでに」を嫌って、いつも完璧を目指して来たのに、こんなにウッカリが続くと、これって認知機能の低下では無いのか。循環器内科の医師は、「順調ですね。それではまた1年後に来てください」と言うが、来年まで死なないというのだろうか。

 明日は白内障手術から1ケ月後の診察日、いつもの喫茶店でランチする「デートの日」にしよう。忘れていないかなー。

 

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親と子ども、監督と選手

2025年08月19日 17時59分31秒 | Weblog

 春の甲子園大会で優勝している「横浜」に、挑む「岐阜商」に勝ち目はないと思って観ていた。しかし、高校野球は何か違う。岐阜商が1回、強豪の横浜から1点を先取した時も、やるじゃーないかくらいにしか思っていなかった。

 ところがその後、岐阜商は攻めて4回に1点、5回に2点合計4点になった。しかし、6回に横浜に3点取られ、勝負は分からなくなった。8回に横浜が1点取って同点となった時は、可哀想だがタイブレークまでもつれ込んでくれと願ってしまった。

 そのタイブレークの10回で、守備の乱れで横浜に3点勝ち越され、これで終わりかと思った。なのにその裏、岐阜商は同点に追いついた。ここまで着たら、もう勝つしかない。11回の表を抑えて裏となり、タイブレークを制した劇的な勝利となった。

 ヒヤヒヤドキドキの試合だった。ああー疲れた。選手はもっと疲れたかも知れない。スタンドで応援していた選手の両チームの選手の家族もきっと疲れ果てたことだろう。タイブレークは本当に心臓に悪い。

 「親って自分の言ってることと、やってることが一致していないのが問題だと思います。(かめおか子ども新聞)」。京都府亀岡市で発行されている「書くのが子ども、読むのが大人」という新聞とある。今朝の朝日新聞の『折々のことば』に載っていた。

 親は子育てに責任を負っているから、ついつい口やかましくなってしまう。けれど、子どもはそんな親をちゃんと見ているから、言うこととやることの矛盾に気付いてしまう。でも、親の口うるさい言葉の奥を、子どもが知るようになれば、親が期待していることが分かる。

 監督が選手に何を言うのか知らないが、監督もまた、選手の成長を願って注意を与えているはずだ。権威だけを振りかざすと、信頼は生まれない。ベンチであれこれと指示する監督を見ていて、パワハラ監督で無いことを願うばかりだ。

 さあー早く仕上げて、沖縄尚学と東洋大姫路の試合を見よう。

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ウルセェイ!クソジジイに何が分かる!

2025年08月18日 18時08分15秒 | Weblog

 昨日、古い友人から電話があった。私がブログで、外出する気力も無いと書いたから、「お元気ですか?」と心配してくれたのだ。「29日に、名古屋へ行くので、どこかで食事でもして話しませんか」と気遣ってくれる。

 彼との出会いは、私が地域新聞を発行していた頃で、彼は読売新聞の地方記者だった。その後、無党派・市民派の地方議員の勉強会をしていた時、「議員になるにはどうすればよいか」と参加して来た。

 なぜ、新聞社を辞めて地方議員になりたかったのか、余り深く聞くことも無いまま付き合いが始まり、彼が立候補した時は応援に松阪まで出かけた。先回の選挙で、7回目の当選を果たしたと言うから、もう24年も議員を務めている。

 しかも、選挙の度に得票が増えていると言うから、日頃の議員活動が高く評価されている証である。「議会だより」を発行して、地域に配って回り、市民と会話する、この鉄則を守り続けていてくれる。

 新聞記者もそうだけれど、とにかく地域を回ることが大事だ。見聞きしたことの中に、オヤッと思うことがある。それを掘り下げることで、地域が抱えている問題や地域の将来のあり方が見えてくる。

 今年は戦後80年ということで、新聞もテレビも特集が多かった。戦争の悲惨さに「食傷気味」と言っていた人もいたが、思い出に浸るための特集より、戦争の無い世界をどうしたら構築出来るのか、考える機会の材料であった。

 今日の甲子園大会は休み、それでも広島の広陵高校の問題が取り上がられていた。「被害を受けた生徒の救済を」と言う人もいたが、高校の運動部のあり方自体や全国大会の廃止まで言及する人はいなかった。

 メディアで働く人たちは、時代の先も視野に無ければならない。地方議員もまた、地域の将来を考えなくてはならないのに、何も考えずに報酬を受け取っていないだろうか。ウルセェイ!クソジジイに何が分かる!の声がする。

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人は生きている限り成長する

2025年08月17日 16時44分09秒 | Weblog

 盆明けの日曜日、青い空に白い雲が浮かび、太陽が照り付ける。ルーフバルコニーに出て、植木鉢のミニバラに水を遣る。ムッとする暑さだ。朝食を終えると早速、テレビの前に陣取った。甲子園大会は仙台と沖縄、横浜と津田、姫路と福岡、大分と岐阜、目の離せない試合が続く。

 応援するチームにこだわりがある訳では無いのに、どうしてこんなに無駄な時間を使ってしまうのだろう。強いて言えば、第2試合の横浜と戦う津田学園は三重県の桑名市、第4試合の明豊と戦う岐阜商は岐阜市、そんな東海地方のチームというだけのこと。それにしても第1試合の仙台育英と沖縄尚学の試合は息が詰まった。

 両チームの投手の活躍で、9回3対3の同点のままとなり、タイブレークとなった。投手の交代は無く、どうなることかと心配になる。11回に沖縄が2点を取り、沖縄の投手が抑えれば勝利だ。タイブレークは選手たちには酷なルールで、ミスした方が負ける。最後に沖縄の投手が、みんなの期待に応えて踏ん張った。

 横浜と津田の試合は、やっぱり横浜が強かった。東洋大姫路と西日本短大付の試合は、姫路が西日本短大に3対2で競り勝った。明豊と岐阜商の試合はどんな展開となるのだろう。野球好きのカミさんは、「私が見ていない時に限って、ホームランを打つんだから」と、プロ野球巨人の坂本選手を褒めている。

 スポーツは一生懸命でやらなければ、良い結果は出ない。孫娘の口癖は、「努力は必ず報われる」だった。幼い時から水泳を続けて来て、コーチから絶えずそう聞かされてきたからだ。努力しても報われなければ、努力しなくなると考えるからだろう。でも、「努力が報われない時もある」と私は思うが、それを口には出せない。

 「好きなら続けられる」と高1の孫娘が言ったことを思い出した。「努力」とは無縁な子のように思っていたけど、彼女は彼女なりの価値観を持つようになっていた。人は生きている限り、成長する生きもののようだ。

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全国大会の応援団の思い出

2025年08月11日 18時02分51秒 | Weblog

 愛知代表の「豊橋中央」と西東京代表の「日大三」の試合が始まった。愛知大会の決勝戦で負けた「東邦」のブラスバンドが、「豊橋中央」の応援をするというので、その様子が観たかった。新聞にはJTBが応援バスツアーの参加者を、募集している記事もあった。

 私には応援を巡る思い出がある。高校2年の時、私は刈谷高校の生徒会長だった。この時、サッカー部が県大会で宿敵の「中京」に勝利し、全国大会に出場することになった。前例が無かったので、応援するにはどうしたら良いかと考えた。

 すぐ、刈谷観光に行き、バスを1台手配して欲しいと相談した。それから応援団を集めるために、友だちに頼んで回った。幸い、3年生で就職組の先輩が団長をやってもいいと言ってくれた。練習をすることの無い、にわか作りの応援団が出来上がった。

 全国大会は兵庫県のサッカー場だったが、相手がどこの県だったか覚えていない。必死の応援も無失くし、負けてしまったが、なぜか私はホッとした。勝っていたらもう一度、応援団を組織して来なくてはならないからだ。

 生徒会の顧問も同乗していない、生徒だけの応援団である。帰りのバスは静かだった。それでも私は、ひとりでやり切った充実感に満たされていた。校則で生徒会顧問とは対立していたが、学校が応援に無関心なのが気に入らなかった。

 さて、明日から16日まで、次女と小5の娘がやって来る。孫娘とふたりの幼児と高1の孫娘も来て、いとこ同士の楽しい語らいがあるようだ。その準備に駆り出されたが、何とか受け入れ態勢は整った。

 そんな訳で、明日から16日まで、ブログは休みます。

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高校のスポーツ大会を考える時期ではないか

2025年08月10日 17時21分13秒 | Weblog

 甲子園大会は雨降りのため、野球中継が無くなった。あるものが無いと、淋しい気持ちになってしまう。高校野球のルールが、取りざたされている。守備につかず、打撃だけの選手の、DH制が導入されるかも知れないと。

 甲子園大会を観ていると、160校を代表するチームも、50校の代表チームも、力に差があるように思えない。どんな練習をしているのか知らないが、筋肉モリモリの子もいるし、チームの和をモットーにした作戦の学校もある。

 野球をする子どもたちは皆、将来はプロ野球の選手を目指しているのだろう。甲子園で勝てば注目されるから、何としてでも勝利したいのは皆同じだ。でも、ひとりでは勝てないから、チームの団結が求められる。

 1回戦を勝ち抜いた広島の広陵高校が、出場を辞退するという。1月に野球部の寮で、1年生の部員がカップ麺を食べ、咎めた先輩部員が頬や腹を叩いた事件が起きた。1年生は3月に転校して行ったが、この事件が問題化してしまった。

 野球部は出場辞退すべきという意見、ルールを破った1年生が悪いと言う人、様々な意見が飛び交った。甲子園大会が始まる前では無く昨日になって、広陵高校の校長は出場を辞退し、監督も謹慎させると報道陣に頭を下げた。

 なぜ、野球部の子どもたちと膝を交えて話し合わなかったのだろう。「責任を取る」という方式が、全く教育者と思えない。日本の大人の伝統的なやり方で、政治家や企業家は謝罪会見をして終わりにしてしまう。

 勝利しか見ていない運動部のあり方は、本当にこれでいいのか。勝った、勝ったと持ち上げる周囲の大人たち、取り囲むメディア、運営機構の人々、高校のスポーツ大会を考える時期ではないだろうか。

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日本は核兵器廃絶の先頭に立って

2025年08月09日 16時11分37秒 | Weblog

 高校野球は「筋書きのないドラマ」どころか、「目の離せないドラマ」なのかも知れない。タイブレークで行われる延長戦は、全く気が休まらない。昨夜の第4試合、滋賀の綾羽と高知中央の対戦は午後8時近くから始まった。

 投手戦になっていて、なかなか点が入らない。高知が3回と4回に1点ずつ上げ、やっぱり高知の勝ちかと思っていたら、5回に滋賀が1点をいれた。それでも両チームとも8回までは無得点が続き、高知の勝利は濃厚に思われた。

 それなのに9回の表に滋賀が1点取り、2対2の同点になってしまった。高校野球の読めないところだ。10回からはタイブレークで、先攻の滋賀が4点を先取した。勝負あったと思ったがその裏、高知は攻め立て2点を取り6対4と迫った。

 しかし、ここまでだった。試合が終わったのは午後10時46分、子どもたちはとっくに休む時間だ。高校野球をこんなに遅くまで、やっていいのかと思ってしまう。観ている方の私は疲れたので、早く寝たかった。

 今日は長崎平和祈念式典の日。被爆2世の長崎市長が、核兵器の廃絶を訴え、福山雅治さんの作詞作曲という歌を、2校の小学生が合唱して聞かせてくれた。挨拶に立った石破首相は「核兵器の無い世界の実現、恒久平和に向けて力を尽くします」と言う。

 「核は抑止力」と唱える自民党の中にあって、平和を口にする石破首相にはぜひ、具体的に1歩前に進んで欲しい。核兵器廃絶を各国に呼び掛け、日本が中心となって条約化して欲しい。広島の祈念式典で、石破首相が引用した歌人の正田篠枝さんの歌を書いておこう。

 「太き骨は先生ならむ そのそばに小さきあたまの骨あつまれり」。

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