友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

年老いた頭の活性化のために

2024年02月03日 16時57分38秒 | Weblog

 品の無い話で申し訳ない。先輩たちと井戸掘りをしていた時、何度もトイレに立つ人がいた。「歳を取ると、小便が近くなってイカン」と言っていた。今の私の悩みは、2時間も経つと尿意が起きることだ。入院生活で、看護師さんから、「おしっこは出ましたか」と聞かれる前に、出しておこうというクセがついたのかも知れない。

 でも、2時間しか経っていないので、膀胱に溜まる量は少なく、チョロチョロとしか出ない。それでもお漏らしはみっともないという気が先に立ち、トイレに行ってしまう。以前は「男だから」と立ってしていたが、トイレを汚しては恥ずかしいからと、女性たちのように座ってするが、これが排尿を勢いよくできない原因かも知れない。

 ビートたけしの『アナログ』を読んでいて、エッこれ何と読むのという漢字に出会った。その文章は、「お通夜に笑い声かと、顰蹙を買いそうだ」というもので、当然のように「ひんしゅく」と読んだが、漢字は初めて見た気がした。きっと、もっと違う漢字を思い浮かべていたのだろう。でも、どんな漢字かとなると何も浮かんで来ない。

 元国語の先生の自叙伝のような本を読んだ時も、「書割」という漢字が読めなかった。「学校劇の舞台の書割は、学校の近くの看板屋さんが(略)苔などが生えたように見える素晴らしい岩屋の門を作ってくれました」とあったから、舞台の背景となるものだと想像出来た。調べると歌舞伎などの背景にあるものとある、演劇の専門用語であった。

 最近の人が書く小説で読めない漢字は稀だが、戦前の作家となると難読漢字が出て来る。それを、漢和辞典で調べながら読み進めるのもある意味で楽しい。知らなかった漢字や言葉を知るからだが、メモしておかないとすぐ忘れてしまうから困ったものだ。最近の小説はカタカナ文字が多く、意味を知らないこともある。

 そんな時はインターネットが頼りになる。年老いた頭の活性化のためにも、本を読み、文字を調べる作業は不可欠だろう。今日は豆まき。「老いよ、老いよ、飛んでいけ」。


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2 コメント

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Unknown (さだしです。)
2024-02-03 20:51:56
先生、老いは飛んで行きませんよ。
必ず来ます。多少遅くする事は出来る程度。
自分は若いと思っていても、人から見たら間違いなく老いてます。

私も脳出血で倒れるまで草野球を楽しんでましたが、動体視力や走る事など
絶対に前より落ちてますからね。

でも前は向きましょう。後悔しても何にもなりません。
明日もいい天気かな。
Unknown (ヒロヒコです)
2024-02-05 06:55:28
こちらにも。
身体的老いはは飛ばせませんが
気持ちの老いはボケなきゃ飛ばせる。
手始めにファッションから。
恥ずかしいと思わずにジジ臭い服は止めて明るい色、
ちょっと変わった服、究極はチンピラ風の服…
一歩間違えると「変な爺さん」になってしまいますが…

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