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『ポーカー・フェイス/裏切りのカード』

2024年03月18日 | 映画(は行)
『ポーカー・フェイス/裏切りのカード』(原題:Poker Face)
監督:ラッセル・クロウ
出演:ラッセル・クロウ,リアム・ヘムズワース,RZA,ブルック・サッチウェル,エイデン・ヤング,スティーヴ・バストーニ,
   ダニエル・マクファーソン,ポール・タッソーネ,エルサ・パタキ,ジャック・トンプソン他
 
TOHOシネマズなんばにて、前述の『52ヘルツのクジラたち』の次に。
 
ラッセル・クロウが監督と主演を務めています。
冒頭映し出された彼の顔を見て、歳を取ったなぁと思いました。そう言うこっちもそうなんですけど。(^^;
 
少年時代からポーカーに親しみ、勝利の術を会得していたジェイクは、
幼なじみのアンドリューと共に世界初となるオンラインポーカーゲームのシステムを開発。
儲けに儲けまくって億万長者となる。
アンドリューとの絆には及ばないが、そのほかの幼なじみたちにも配当を分け与えていた。
 
そんなジェイクが末期の膵臓癌と診断され、自分の財産をどうするか考える。
仲間でありながらジェイクの金を当てにして要らぬことをしていた者がいることも知っている。
最後に彼らの本音を聴き出すことにしたジェイクは、
ある夜、自宅でポーカーナイトを開催すると4人を誘い出す。
 
アンドリュー以外は知らされた時間に集合。
政治家のポール、ベストセラー作家のアレックス、ぶらぶらしているマイケル。
そこにこの日の趣旨を知るジェイクの相続財産管理人で弁護士のサムも同席。
3人はそれぞれジェイクが所有する高級車の中から好きな車を選んでここへ来ていた。
 
ジェイクの提案は、2択。
いま乗ってきた車をそのまま自分たちのものにして持ち帰るか、
ひとり2500万ドルのチップを賭けて勝者の総取りでポーカーをするか。
全員一致の選択をしなければこの話は無し。
しばし迷ったものの、3人はポーカーを選択するのだが……。
 
ジェイクの自宅にはコレクターがよだれを垂れそうな美術品がたくさん。
それをポールから聞いた兄ヴィクターが仲間を連れて盗みにやってきます。
ジェイクはワイングラスの底に自白剤を仕込んでいて、
ポーカーの最中にその毒が少しずつ回りはじめ、3人は不安定な状態に。
また、強盗のヴィクターもワイングラスに手を触れたものだから、ヨレヨレしてきます(笑)。
 
ジェイクの家に美術品があることを不用意に兄に教えたポール。
ジェイクの妻と浮気しているアレックス。
ジェイクからもらった金を酒にばかりつぎ込んでいたマイケル。
弁護士のサムは立場は違いますが、ジェイクの金で儲けようとしています。
みんなジェイクと親しいふりをしながら陰で何をやっているかわかりません。
場合によっては鉄拳制裁を加えてやろうと思っていたところへ強盗。
ついでに、父親の余命を知った一人娘と妻もやってくるんですねぇ。
 
最初のラッセル・クロウの顔を見てハズレかもと思ったものの、意外と楽しめました。
最後はみんな心を入れ替えたのかなぁ。
ひとり5000万ドルもらえることになったら、どうします!?
残りの財産全部こんな若い娘にというのも、行く末が心配だ。この子、イケイケだし(笑)。

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