mimi-fuku通信

このブログを通して読み手の皆様のmimiにfukuが届けられることを願っています。

グラグラ。

2011-11-18 23:00:00 | mimifuku

 2011年11月18日。
 今朝は地震で目が覚めた。
 震源地の福井県越前市は震度4。
 私の住んでいる地域は震度2だった。
 お昼の仕事中であれば気付かない程度の揺れも、
 就寝中の身は敏感に反応する。
 
 午前3時58分の地震から2~3分後にはテロップ表示。
 全国からの情報と石川県からの情報が交差しながら、
 テレビ画面には煩く文字が躍った。
 比較的広範囲な揺れも大きな被害の報告はなく安堵。
 最近は地震が始まると同時に時を数える。
 今日の地震の揺れは9~11秒ほどの揺れで、
 直感的に近い地域での地震であると感じた。

 ゆったりとした長い揺れは遠くで起きる規模の大きな地震。
 ガタン・ガタンと感じる短い横揺れは比較的近い地域の地震。
 *今朝の地震はそんな感じだった。
 縦揺れを感じる地震は近隣・または直下の地震。
 また、
 小刻みにグラグラと速く揺れる短時間の地震は、
 小規模ながら極近く浅い地震。
 そんな感じだろうか?
 *震度5以上の地震を経験したことがない。
 ただし揺れのタイプと時間の長短のイメージ。
 直下型大地震以外は対処が可能に思う。

 地震の予知の限界を近々耳にするが、
 地震には地震の癖がある。
 机上の計算ではない経験の記憶。
 小さな経験を積み重ね記憶することと、
 大きな経験を丹念に見聞きすること。
 日本の研究者の多くは、
 基本を理解していないのでは?

 と今夜もこの辺で。
 今週は遂に訪問者の数が日に500を割った。
 それはそれで自分の時間。
 
 暫くは週2回の更新に落ち着きそうだ。
 ただし、
 言葉にしたいことは多々ある。

 自分の中でどのような折り合いをつけるか?
 その答えは未だない。

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日曜の朝のウィーン・フィル(2011.11.20)。

2011-11-15 21:03:03 | 番組メモ

 NHK-BSプレミアムで放送される海外のオーケストラ特集。
 誰が観るのか観ないのか?
 日曜日の早朝のクラシック番組は通常NHK交響楽団の指定席。
 月に1度の割合?でN響以外のオーケストラが紹介されるのだが、
 2011年11月20日の放送は今年の10月の新着演奏会。
 
 演奏が、
 “エッシェンバッハ指揮:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団”
 とくればクラシック・ファンなら色めき立つはず?

 さらに、
 ピアノに現代の名手:ラン・ランを迎え、
 サントリーホールからの録画中継は完全版。
 ちょっと“内容を検索”と調べてみると、
 皇太子殿下もご鑑賞。

 と言うことで、
 ファンの方はお見逃しなく。

 ~以下NHKホーム・ページより記事転載。

 特選オーケストラ・ライブ
 
『ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会』
 
 放送局:BSプレミアム
 放送日 :2011年11月20日(日曜日)
 放送時間 :午前6時~午前7時56分(116分)
                            
 <曲目リスト>
 
 「ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調」リスト作曲

 「慰め 第2番」リスト作曲
 「小組曲から第1曲“小舟で”」ドビュッシー作曲     
 「小組曲から第4曲“バレエ”」ドビュッシー作曲

 「交響曲第2番 ハ長調 作品61」シューマン作曲   
 「皇帝円舞曲 作品437」ヨハン・シュトラウス作曲
                              
 「美しく青きドナウ 作品314」ヨハン・シュトラウス作曲
 「雷鳴と電光 作品324」ヨハン・シュトラウス作曲
                              
 ピアノ:ラン・ラン
 管弦団:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:クリストフ・エッシェンバッハ
                              
  ~ 東京・サントリーホールで収録(2011.10.13) ~    
 

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2011年11月11日:午後11時11分11秒。

2011-11-11 23:11:11 | 日記・雑記・独り言

 2011年11月11日。
 1のぞろ目は縁起が良いのか悪いのか?
 11で連想される3.11と9.11は穿った見方?
 2011年11月11日
 石川県では野々市市(ののいちし)が誕生。
 
山地を持たない金沢市のベット・タウンは今後も発展しそう。
 かと思えば過疎が深刻な市町村も多々あり、
 その多くが能登の地域や加賀の山間部。
 山地を持つと市町村の財政は圧迫される。
 と今年の同年会で話題になった議題。
 まあ、その話は置いといて。

 TV画面は3夜連続のクロスロード・ギター・フェスティバル。
 でも先程までアイルトン・セナの“音速の彼方へ”との映画を鑑賞。
 ブラジル人であることやセナとプロストの確執など当時の記憶が頭を過ぎる。
 フジテレビではセナが亡くなった日の夜に追悼特番を放送。
 先日その話を友人としていたら“ビデオ持ってるよ”とのこと。
 其々にそれぞれの思い出があって。
 流行ったよね~F1。
 鈴鹿のチケットを手に入れることがステイタスの時代。
 
 そう言えば一昨日かの新聞に、
 “ジョー・フレイジャーの死”が掲載されていた。
 アリ vs フレイジャーのM.
S.G決戦。
 幼心に強い印象が残ってる。
 マスコミの騒ぎは子供時代の思い出でもね。
 本当に当時は大騒ぎだったのだろう。
 個人的にはアリ VS ファーマンのキンシャサ。
 後に、
 劇画:『愛と誠』でも採り上げられていた世紀の一戦。
 アリを中心に回ったヘビー級の黄金時代。
 今年に入ってBS1でラリー・ホームズの番組があって。
 不人気だったチャンピオン:ラリー・ホームズの心境。
 その後はマイク・タイソンの時代を画策したドン・キング。
 そのタイソンが東京ドームでのまさかの敗北。
 その後のホリフィールドの耳を噛み千切った事件。
 私にとってのヘビー級への興味はその辺りまで。

 アレッ?と思うほど毎日が早い。
 巷では色々な話も聞くが…。

 今夜は重い話はやめよう。
 明日に希望を!

 なんてね

 ~以下Web記事転載。

 【野々市市民5万1885人】
 町から市に昇格した「野々市市」が11日スタートした。
 人口は県内6位の5万1885人(昨年10月1日現在)。
 県内で11番目の市になることや、
 「物事の始まり」「野々市の『いち』につながる」として、
 2011年11月11日と1並びのこの日を市の「誕生日」に選び、
 市制施行記念式典も午前11時に始めた。

 庁舎前で午前8時すぎからあった開市式では粟貴章市長らが、
 新設された銘板を除幕した後、くす玉を割って新市誕生を祝った。

 市文化会館で始まった記念式典には約700人が出席。
 野々市明倫高、野々市中、布水中の吹奏楽部員が演奏を披露した。

 野々市市が誕生したことを受け石川郡が姿を消した。
 平成の大合併以前の石川郡は野々市町に加え、
 美川町、鶴来町、河内村、吉野谷村、鳥越村、尾口村、白峰村
 の3町5村で構成されていた。
 2005年2月に野々市町以外の町村が松任市と合併して白山市となり、
 野々市町だけが石川郡として残っていた。

 野々市市の面積は13・56平方キロで県内の自治体では最小だ。
 市内に海や山はなく平らな土地が多い。
 歴史は古く御経塚(おきょうづか)遺跡(国史跡)は縄文時代の大集落跡。
 平安から江戸時代にかけては北国街道が通り宿場町としてにぎわった。
 隣接する金沢市のベッドタウンとして1970年代以降人口が急増。
 昨年10月の国勢調査で市制移行の条件である5万人を超えた。

 増え続ける人口を背景に財政は健全だ。
 市によると自主財源比率は09年度は62・5%で県平均の38・9%を大きく上回る。
 昨年度決算では、
 自治体の標準的な財政収入に対する借金の返済額(公債費)などの割合を示す、
 実質公債費比率は8・2%で県内自治体で最も低い。
 金沢に近く地価水準が高く固定資産税など税収が多いことが理由という。
 (2011年11月12日:朝日新聞・石川県版)


 【野々市市:41年ぶり単独移行、誕生(石川)】
 野々市の「いち」にちなみ「2011年11月11日」を移行日とした。
 粟貴章・初代市長は市制移行の記念式典で、
 「『1』は物事の始まりで記憶に残る日となる。
 『市場』のように人が集うまちを目指す」
 と語った。
 また粟市長は、
 「野々市人の力を結集しまちづくりの喜びを共有しながら、
 市の魅力を掘り起こしてブランド力を高めたい」
 と意気込みをみせた。
 1955年に旧野々市町と富奥村が合併した、
 当時の野々市町は田園が広がる農村地帯だった。
 その後積極的に土地区画整理事業を進めた結果が、
 定住人口の増加と大規模店の進出をもたらし住環境が向上した。
 さらに、
 金沢市に隣接する立地条件の良さも相まって人口増加率は県内トップクラス。
 1965年に1万人だった人口は4万人を超えた。
 昨年、市制移行の条件となる5万人を達成した。
 平成の大合併の波を受けた03年の町長選では、
 金沢市との合併への賛否で町が二分された。
 単独での市制移行を訴えた安田彦三前町長が合併推進候補を破り議論が決着。
 2007年に町長に就任した粟市長は安田氏の路線を継承し、
 単独の市制移行を果たした。
 (2011年11月12日:毎日新聞・石川版)


 【野々市が市制移行】
 野々市町は11日市制に移行し県内で11番目となる野々市市が誕生した。
 同市は名前に「市(いち)」が二つ付くことに因み11日を移行日に選んだ。
 市内ではこの日、各地で記念式典が行われた。

 ■開市式
 野々市市役所前では午前8時10分。
 粟貴章市長、市職員、市議会関係者らが出席した「開市式」が開かれた。
 粟市長は、
 「市の誕生は先人や市民の皆さんの努力のたまもの。
 新しくスタートを切った野々市市が永遠に繁栄することを願っています」
 と挨拶。
 野々市市役所名が入った銘版の除幕や記念の薬玉割りも行われた。
 式後には早速、職員が住民手続きの窓口業務にあたっていた。

 ■記念式典
 午前11時からは、
 野々市市文化会館フォルテで谷本知事や県関係国会議員ら約700人が出席し記念式典が行われた。
 谷本知事は、
 「本県の発展には若い活力のある野々市市の発展が不可欠。
 3年後の北陸新幹線金沢開業を見据え個性あふれる地域づくりを進めてほしい」
 と祝辞を述べた。
 式では金沢市との合併を選択せず単独市制の方針を貫いた、
 安田彦三前町長(73)に市制記念特別表彰が贈られた。
 一方、市内7校の小中学校では野々市市への思いや将来の夢などを書いた、
 風船約5000個が児童・生徒の手で一斉に打ち上げられた。
 (2011年11月12日:読売新聞・石川県版)

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『極上美の饗宴:世界が驚嘆したニッポン』(ハリリ・コレクションの工芸)

2011-11-08 22:30:00 | 美術・芸術・創造

 10月はWOWOW加入。
 11月はスカパーe2の16日間無料体験サービス。
 今夜からのWOWOWでは4夜連続のギタリスト特集。
 巷ではユーロ危機、TPP問題、名門企業の損失隠し。
 浮かれている場合ではないのだが、
 ロック&ジャズ漬けの毎夜を送っている。
 *現在のTV画面は録画したクラッシュの1980LIVE。

 さて本題。
 昨日から始まった、
 『極上美の饗宴:世界が驚嘆したニッポン(3回シリーズ)』
 NHK-BSプレミアムではNHKらしいプログラムを放送は、
 イギリスの実業家:ナセル・D・ハリリ氏のコレクション。

 ~2011年11月07日:謎の巨大香炉/ 鋳金家・鈴木長吉
 ~2011年11月14日:幻の赤を追う/ 七宝家・安藤重兵衛
 ~2011年11月28日:絵画を超えろ/ 漆芸家・柴田是真
   → http://www.nhk.or.jp/artbs/kyoen/content/index_11.html
   * 本放送:BSプレミアム/月曜:午後9時~9時58分
   * 再放送:BSプレミアム/日曜:午後1時~1時58分 

 『極上美の饗宴』では今年の5月にも、
 “シリーズ:いのち映す超絶工芸”
 
を3回シリーズで放送。
 『生き物が踊る器:陶芸家・宮川香山(第1回』
 
『色彩めぐる小宇宙:七宝家・並河靖之(第2回)』
 
『金属に刻んだ一瞬:彫金家・正阿弥勝義(第3回)』
 http://www.nhk.or.jp/artbs/kyoen/content/index_05.html

 は何れも名作番組として記憶に新しい。

 今回放送される3回シリーズは、
 “海を渡った日本の名品”

 海を渡った名品シリーズでは、
 これも今年の9月に放送された
 “シリーズ:アメリカ・秘蔵の江戸名画”
 『若冲:リアルを超える極彩色(第1回)』
 『若冲:大胆緻密な水墨画(第2回)』
 『忘れられた傑作たち(第3回)』
 http://www.nhk.or.jp/artbs/kyoen/content/index_09.html
 を放送し、
 アメリカの実業家:ジョー・プライス氏のコレクションを紹介。

 5月、9月に放送された日本美術の秀作は何れも職人気質の極致にあり、
 方向性としての沈滞気分の日本人にひとつの方向性を示すものとして注目。
 そうした記事は当ブログでも過去に記入済み。
 *正阿弥勝義→ http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20110527
 *並河靖之→ http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20110513

 先日BS朝日(10月14日.11月4日)では、
 『SHISEIDO presents:エコの作法』の枠内で、
 護る×漆”
放送され私の地元県である、
 石川県輪島市の輪島塗(漆器)が紹介され、
 “捨てらることなく永久に修理可能な漆工芸の技術”
 は現在・過去・未来。
  http://www.bs-asahi.co.jp/sahou/prg_015.html#naiyo

 石川県では“人間国宝”が極めて多く、
 その中でも漆芸作家に秀でた方々いる。
 特に松田権六(まつだごんろく)氏は著名で、
 県内の漆の世界では神の領域に入る傑人。
 その松田権六氏が通った東京美術学校(現東京芸大)では、
 白山松哉(しらやま・しょうさい)や柴田是真(しばたぜしん)の流れを汲む、
 都筑幸成氏や梅沢隆真氏に学んだと伝わる。

 今回放送される柴田是真(第3回)を学ぶキーワードは、
 “塗りの技法”、“漆絵”、“蒔絵”、“帝室技芸員(=人間国宝)”
 江戸→明治に移り変わる激動の時代を生きた是真の新しい挑戦。
 それは、
 沈滞気分の日本人にひとつの方向性を示すものとして注目できる。
 海を渡った日本の工芸コレクション。
 世界が認め日本で忘却された超絶技巧の工芸群。
 本物を見つめる目を養いたい。
 
 ハリリ・コレクションについて学びたいけれど
 BS放送をご覧になれない石川県の方々には、
 
『ナセル・D・ハリリ・コレクション(全5巻:8冊)』
 ~海を渡った日本の美術(同朋舎出版:1995年)~
 第1巻:論文篇
 第2巻:金工篇(上)、(下)
 第3巻:七宝篇
 第4巻:漆芸篇(上)、(下)
 第5巻:陶芸篇(上)、(下)
 が、
 
石川県立図書館(全冊)
 能美市立図書館(全冊)
 白山市立図書館(全冊)
 加賀市立山中図書館(一部)
 で所蔵されているので、
 工芸王国を継承する方々には、
 是非参考にして頂きたい。

 また、
 柴田是真については、
 『別冊太陽:幕末・明治に咲いた漆芸の超絶技巧 』
 が税込み2415円で平凡社から発売中なので、
 興味のある方は購入をお薦め。

 只今TVでは、
 ジョニー・ウインターの超絶技巧が炸裂中。
 ・・・。
 なんとヘンな記事だろう(笑)。
 

 ~以下NHKホーム・ページより記事転載。

 世界を驚嘆させた知られざる日本の美がある。
 19世紀後半の明治の美術工芸品。
 現代では再現不可能とされる超絶技巧と細密美は世界最高峰といわれる。
 しかし多くが外国向けに作られたため国内では忘れられた存在だった。
 その幻の作品群をなんと1000点以上集めた世界最大級のコレクションがある。
 所蔵するのはイギリスの実業家:ハリリ氏。
 今回初めてハリリ・コレクションの撮影許可を得て、
 日本のテレビ初公開の傑作の数々を紹介。
 私たちがまだ知らない工芸ニッポンの姿を探る。

 【第1回は鋳金】
 小さな物が多いコレクションの中で一際眼を引く巨大な銅の香炉がある。
 高さ2.8メートル。
 3体の恐ろしい鬼が鷹が舞い降りた大きな香炉を捧げ持つ。
 作ったのは鋳金家・鈴木長吉。
 鬼気迫る鬼たちの表情、迫真の筋肉表現、
 そして過剰とも言える装飾性。
 当時欧米の人々はこのリアルな作品が鋳金によるものとは信じられなかったという。
 一体どうやって作ったのか?
 天才鋳金家・鈴木長吉の職人魂。
 そして明治期の工芸家が世界に挑んだ作品の裏側を探る。

 【第2回は七宝】
 明治10年頃からの30年間。
 日本では美しい色彩と宝石のような輝きを持つ精緻で華麗な作品が次々に生み出された。
 多くが欧米の市場をターゲットに作られ最高峰の美として世界を驚嘆させた。
 ヨーロッパの研究者はこの磁器を“七宝のゴールデンエイジ”と呼ぶ。
 それをリードしたのが尾張(愛知県)の七宝家たち。
 気の遠くなるような試行錯誤を繰り返して七宝の色を出す釉薬を開発。
 中でも尾張で生まれた赤透(あかすけ)というまるでルビーのような透き通る赤は、
 現代の技術でも作り出すのが極めて困難な「奇跡の赤」である。
 ハリリ・コレクションに所蔵された赤透作品と、
 それを手がけた七宝家・安藤重兵衛の生涯を通して、
 七宝のゴールデンエイジを花開かせた色彩への執念と、
 そこから生まれた技の秘密を探る。

 【第3回は漆芸】
 漆芸家の柴田是真にスポットを当てる。
 日本画家としても活躍した是真はその作品の大半が海外にあるため、
 日本の美術史上からは忘れられた存在になっている。
 しかし欧米では、
 一、二を争う人気作家。
 その作風は外国人受けをねらったものではなく江戸っ子らしい粋(いき)な図柄に、
 よく見ると超絶技巧が隠れているというものだ。
 同時代の職人たちとは違い下絵から実際の漆芸品の制作まで一人ですべてを行った。
 その存在は現代のアーティストとも通じる。
 19世紀初めに生まれた是真が明治維新を迎えたのは61歳のとき。
 江戸の町職人だった是真はどのように新時代に向き合ったのか?
 その葛藤の姿を漆を使って描いた「漆絵」など、
 ハリリ・コレクションの名品を見ながらひも解く。
 時代が変わっても決して変わることがなかった、
 是真の普遍的な美とその職人魂に迫る。
 
 

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スカパーe2(CS324:Music Air)『柳ジョージ追悼番組(無料放送)』。

2011-11-05 20:31:00 | テレビ番組

 只今TV画面はマイルス・デイビスの1987年のミュンヘン・ライブ。
 午後9時10分からはジョン・コルトレーンのライブ映像を放送。
 放送局はCS324のミュージック・エア。
 BSデジタル放送を視聴されている家庭なら、
 殆どの家庭で受信可能かと思います。

 今夜の用件は“CS無料放送”の番組紹介。
 先日亡くなった柳ジョージさんの追悼番組は必見
 是非チェックしてみてください。
 明日11月6日(日曜日)の放送です。
 

 <柳ジョージ追悼番組:無料放送>
 『柳ジョージ/ソロ・ライヴ』
 ~2011/11/06(日) 放送時刻 12:00~13:00
 2005年10月に行われた柳ジョージのソロ・ライヴ。

 『酔って候』
 ~2011/11/06(日) 放送時刻 13:00~14:00
 柳ジョージの生前最後となった2011年5月函館ライブの模様を中心に、
 親交の深かった北方謙三・ミッキー吉野・鈴木聖美・押尾コータロー
 らのコメントを交え軌跡を振り返る。
 
 ~2011/11/06(日)14:00:[無料] E・クラプトン:Standing at the Cross~
 ~2011/11/06(日)15:00:[無料] エリック・クラプトン:セッションズ・フォー・ロバート・J
 ~2011/11/06(日)16:00:[無料] B.B.キング/モントリオール・ライヴ
 ~2011/11/06(日)17:00:[無料] ブライアン・セッツァー・オーケストラ:ライヴ
 ~2011/11/06(日)18:00:[無料] エルヴィス・プレスリー:ザ・名盤

 [無料放送]
 
マイルス・デイヴィス/モントリオール・ライヴ』
 ~2011/11/06(日) 放送時刻 20:00~21:00
 ジャズ界の帝王:マイルス・デイヴィス。
 1985年モントリオール・ジャズ・フェスティバルの模様をお送りします。

 ~2011/11/06(日)21:00:[無料] シェリル・クロウ:スタジオ・ライヴ
 ~2011/11/06(日)21:30:[無料] マイケル・ジャクソンPV特集vol.1
 ~2011/11/06(日)22:00:[無料] メタリカ:ザ・名盤『メタリカ』
 ~2011/11/06(日)23:00:[無料] ルー・リード:マジック・アンド・ロスLive

 ミュージック・エア(通常は有料放送)は、
 スカパー!⇔271ch、
 スカパー!e2⇔324ch、
 または、
 お近くのケーブルテレビ局で視聴可能。
 スカパーでは単体受信契約も可能。
 詳しくは下記URLをクリックしてください。
 
 *大人の音楽チャンネル:ミュージック・エア
   http://www.musicair.co.jp/


 <補足>

 番組に興味のある方は、
 CSチャンネルからデジタル番組表を表示し、
 324chから観たい番組上(無料の表示)で決定ボタン。
 またはリモコンに3桁入力がある場合には、
 324を入力し決定ボタンから番組表を表示。

 その他、
 322:スペース・シャワー
 323:MTV
 325:エムオン!
 でも、
 
明日11月6日(日曜日)には無料放送番組を設定。
 音楽ファンには嬉しい番組が目白押しです。

 見逃した方は、
 CS放送では16日間の無料体験(1回限り)もありますので、
 番組表をチェックした上で観たい頃合を計りお申し込みください。
 その後の本契約は貴方次第です(笑)。

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だらり。

2011-11-03 18:06:06 | mimifuku

 2011年11月3日文化の日。
 だらりと過ごす祝日の夕暮れの室内温度は24℃。
 街行く少年を見ると半袖姿には大きな違和感。
 既に2012年の年賀状は販売されている。

 昨日(2日)も、
 「風が秋の風でなく春の風のようだ」。
 と言う方がいる反面、
 10月の末には、
 アメリカの東海岸地区で季節外れの大雪。
 最近の気象は日替わりで、
 耳にする大きな変化は何が異常で何が正常なのか?
 そんな“深刻”を文字にしつつも
 テレビ画面は先日録画した、
 レミオロメンのホール・ライブ。

 10月のブログ更新を振り返れば、
 ジャズとジョブズが占めているようで、
 その実、
 プライベート・タイムを占めたWOWOWの視聴。
 兎にも角にもライブ映像が多く、
 毎日新着1本のペースで視聴。
 当然10月初旬のWOWOW加入は、
 再放送映像も“私にとっては初出し映像”となるので、
 どうしても録画本数が多くなるのは必至で、
 3ヶ月もすれば週に1~2本ペースになるのでは?
 それでも、
 1番組平均:90分~120分の視聴はテレビっ子。
 
 注目すべき初体験は
 初めて観るチキンフットのジョー・サトリアーニ。
 引き出しが多すぎて友人と“凄い、凄い!”と称賛の連続。
 でもメガ・ヒットのないテクニック・プレイは玄人向き?
 そう言えばWOWOWでは、
 11月8日はジョニー・ウィンターの映像も…。

 ロックな話はずっとしてないね。
 でもWOWOWの番組紹介は迷いの種。
 限られた視聴所帯数とキリのないライブ映像。
 その逆にロック番組が消滅したNHK-BS.
 その話は別の機会にまとめて文字にするつもり。
 ちょい、お待ちを。

 今日は珍しくテキスト文書で更新。
 毎度毎度のHTMLはカラフル。
 あえてモノクロームな挑戦はダラリ。

 WOWOWに加入した事で映画を観る機会も増えそうで、
 先日は、
 ベルリン国際映画祭銀熊賞の女優賞を受賞し話題になった、
 寺島しのぶさん主演の『キャタピラー』を鑑賞。
 どのように観れば良いのだろうか?
 の切り口は若松孝二監督の色だろう、
 視点の切り取りが硬派・蛮カラ?

 個人的には戦争映画の視点でなく、
 介護に於ける現実を目にしたようで、
 感情剥き出しの演出は、
 好き嫌いが分かれるだろう映画。

 戦争の悲惨を描くには特殊な例として目に写り、
 それよりも四肢喪失は戦争による現実よりも、
 脳疾患による四肢の完全麻痺が確立的には高く、
 その(現代的)視点で見てしまうと、
 戦争映画としてのリアリティは薄らいだ。
 そして何よりも、
 剥き出しの本能は性描写に時間をかけ、
 “喰う、寝る、やる”の演出はR15も、
 別の2つのバージョンで発表する手法もあったのでは?

 戦争視点で制作すべきは子供達にも観て欲しく、
 介護する側の憂鬱と感情の対立は嘘のない現実。
 それとラストの衝撃は想定の中ではあったものの、
 介護の視点で映画を観ると拒絶反応を示す人も多いだろう。
 心地の良い映画ではないものの考えさせれ映画として鑑賞。
 
 四肢喪失と言えば昨日(2日)に放送された、
 テレビ朝日『徹子の部屋』に出演された佐野有美さん。
 私は観ていないのだが家人の話では、
 「屈託のない笑顔が可愛かった」。

 佐野有美さんについては、
 先天性の四肢欠損症で生まれ、
 高校時代にチアリーディング部に所属。
 ウィッキペデアによると、
 2009年に日本テレビで放送された、
 『24時間テレビ:愛は地球を救う』で注目。
 卒業後は事務員として働く傍ら、
 自伝エッセー:『手足のないチアリーダー』
 詩集:『あきらめないで』を発表。
 とある。

 また四肢欠損では、
 ベストセラー:『五体不満足』の乙武洋匡さんが知られ、
 乙武さんは先天性四肢切断として生を受けた。
 
 何故このようなことを文字にするかと言えば、
 若松孝二監督の『キャタピラー』の切り口の現実は、
 生まれながらの前向きと帰還兵としての後向き。
 鑑賞後の苛立ちはそんなこんなが原因のだろうが、
 時代背景、兵士として背負った過去、介護の実際、
 本当の現実は今の社会とリンクしながら、
 1人では支えきれない老々介護や家族の負担。
 そんなことを感じる90分は特殊な見方?

 話を変えて、
 昨日の新聞にあった気になる共同通信のニュース。
 【世田谷スーパー高放射線】
 *東京都世田谷区のスーパー周辺で最大毎時170マイクロシーベルト。
 *地表から約40センチ掘り進んだ地点で毎時約40ミリシーベルト。
 (約2時間半浴び続けると癌で死亡する確率が0・5%上昇)。
 *地表では毎時1ミリシーベルト程度まで減少するという。
 注目点は防護壁としての40cmの土。

 昨晩覚えた新しい言葉“キセノン”。
 今日のWeb情報では臨界ではなく自発的核分裂。
 何が何やら。

 心の痛むニュースも多い。
 護摩焚きや花火で放射性物質が拡散するとの過剰反応と、
 その無知を受け入れてしまう地域の執行団体。
 恐らく数人の過剰反応による意見を取り入れることが、
 多くの被災地民や他地域の国民感情をも逆撫でし、
 理不尽なクレーマーや自己中のモンスターを助長し、
 その過剰反応による小さな意見を取り入れることが、
 日本の了見として行政に迫った、
 メディアの“これまでのあり方”にも問題があったかも?
 しかしそれ以上に、
 “事なかれ主義”を推進した地方行政にも問題があり、
 それ以上の問題として、
 “考える事を許さない”
 官僚主義もまた問題があったのだろう。

 と最後は毎度のmimifukuの切り口。
 そろそろ飽きてきませんか?

 でもね~。
 “三つ子の魂百まで”
 って人の性格はそう変わるものでもなく、
 国家の方向性もそんなに簡単には変らない。

 “だらり”

 今夕はそんな気分で…。

 そろそろ夕飯の準備ができる時間だ。

 
コメント
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