懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物 縁側の女性

2017年09月09日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県旧大佐町

茅葺の縁側に女性が座っていたので撮らせてもらう。所かまわずシャッターを押すので何を撮つたかも覚えていない。
縁側、板張り、障子戸が懐かしい。
無くなる茅葺民家とそこで暮らす人々を一心に撮影記録しようと思っていた。
平成の時代に入り茅葺民家は減少の一途に向かっていた。
そんなのを撮っている時に民俗学者の宮本常一氏の「わすれられた日本人」の本を知る。
戦後間もない頃の辺境を訪ね歩き農民や漁民の暮らしを記録している。
単行本だが司馬遼太郎氏も感銘を受けた三冊の本にあげている。
司馬遼太郎氏の街道をゆくも忘れられた日本人が原点になっているように思う。
私もこの本を読んだのが50才になってからだ。
こんなのは20代に読んでいないといけなかった。
人間は何歳になってからやっても遅くはないが20歳で始めたのと50歳から始めたのでは時代背景が違う。

写真でも50年も撮り続けている人は20代からしっかりと目標を持ち撮り続けている。
サラリーマンは結婚して30代から40代は時間的に難しい物があるが


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