福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

階段で蹴躓き右拇指裏に裂創(1) 実に丁寧に、9針も縫ってくれた

2011年11月21日 06時02分48秒 | 近況・報告
 11月7日8:00am頃、回診で移動中に非常階段で蹴つまずき、右拇指裏の皮膚が裂けた。2002年10月のアキレス腱断裂以来の久々の怪我である。

 5階病棟から7階病棟に移動する際、いつも利用している南側の非常階段を快調に上っていたが、階段の縁に右足を引っかけて前につんのめった。その際、右拇指に激痛が走った。顔面を打ちそうになったが上の方の階段の縁を両手でつかめたので何とか転倒、顔面打撲は避けられた。

 右拇指の激痛は突き指かと思い、いずれ軽減するだろうとそのまま回診のために7階まで上がり、廊下を歩いているうちに右の足下がぬるぬるしてきた。見ると足とスリッパが真っ赤、かなりの出血である。振り向くと廊下床にも点々と血が付いていた。急ぎナースセンターに入りティッシュペーパーで足の出血を拭き取ったが創は裏側で,かつ出血のために見えない。

 病棟は朝食時間で誰もいない。廊下の血の跡はスタッフや患者が見ると驚くだろうと、傷口に大量のティッシュをあててとりあえず廊下を掃除した。その間も何度か傷口のティッシュを取り替えた。動脈性の出血ではなさそうなので自室に戻り体重を利用して圧迫止血を試み,出血は徐々に軽減した。外来も通常に始め、1時間ほどこなしている間に出血は止まったようである。代診を頼み救急外来受診、部長から治療を受けた。歩行時に伸ばされる場所の裂創だから緻密に縫います、と言うことであったが,後で聞いてみると9針もかけてくれていた。麻酔時に激痛が走ったが、その後の処置はほぼ無痛であった。その後の外来診療、残していた回診も無事終了し,自転車でいつもの如く遠回りして帰宅した。

 以降、1週間ほど多少不自由したが、創は順調のように思われ,10日も経ったから良かろうと昨日18日に抜糸した。これで一段落かと思ったが,年齢のせいなのか,歩く度に引っ張られる場所の創だったからなのか、私が安静にしなかったからなのか、創の一部が開いてしまい、しばらくテープ固定をすることになった。完治にはもう少し時間が必要な様である。

 私は職場ではエレベーターとかは殆ど用いずに階段を利用している。エレベーターを待つことに耐え難く、閉鎖空間も嫌である。一人なら良いが他人が乗っていると更に嫌である。エスカレーターはじっと立っているのが苦痛だからである。それ以上に階段は自分の足で上り下りするの出来分が良い。運動にもなる。その際、出来るだけ誰もいない非常階段を用いている。

 階段昇降時に足を踏み外しそうになったり、蹴躓くことも年に一回ほどはあったが怪我をしたのは今回が初めてである。


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