おはよう☆まみやん!

我回来了!戻ってきました!

「できた」中国人

2013-09-30 21:34:07 | Weblog
学校は明日から国慶節に伴う連休。普段は寮住まいの生徒達もみんな帰ってしまったようです。顧先生も故郷の南通に帰りました。つまり…寮の部屋には日本人一人と犬一匹が残されたわけで(汗) わしの話し相手は愛犬のモップだけということに相成りました。

わしが犬相手に日本語でアレコレ話し掛けてるのを想像して気味悪がらないで下さい。。。

さて、今日の午後のことです。授業に向かう途中、ある男の子に声を掛けられました。

「先生、こんにちは。突然のことなんですけど、電話番号を教えてくださいませんか?」

実は声を掛けてくれたのは日本語科の生徒ではありません。美術科で学んでいるという彼には校内で会う度に挨拶をしてもらっていて、わしも顧先生も好印象を抱いてたのです。話し方や態度も礼儀正しくて、まさに好青年を絵に描いたような感じですかね。もちろん挨拶は「こんにちは」じゃなくて「ニーハオ」ですが。

そんな彼に頼まれたことですから、断る理由もありません。「不都合なら結構なんです。何か先生が困った時にお助けできればと思って」と言っていました。しかし…残念ながらわしは自分の携帯の番号を覚えてない(泣)

そのことを伝えると彼は手にしていた手帳に電話番号と名前を書き、ページを破ってわしにくれました。「こんな風に手帳を破ってお渡しするなんて、本当は失礼なことなんですが」と詫びながら。

こんなに「できた」中国人にはなかなかお目にかかれません(驚)

「あとでこちらから連絡するからね」と言って別れたあとも、わしはしばらく考えてました。この中国で、どうやったらあんな「まともな」人格が形成されるのか、と。

ちなみにわしが日頃接している日本語科の子らはヤンチャなのばかり。彼の爪の垢を煎じて飲んで欲しいもんです。。。

○○屋

2013-09-30 16:41:02 | Weblog
こんにちは。まみやん参號です。やっと取り付けてもらったルーターですが、2日目にして機嫌を損ねてしまったようでウンともスンとも言わなくなりました。ダメになるのが早過ぎるやろ…。

今はiPhoneを使い、「ある方法」にてネットに繋いでおります。

さて…

今日、3年生の授業で。店を表す「~屋」について教えました。例えばどんなのがあるか聞いてみると…

・本屋
・八百屋
・肉屋
・パン屋
・花屋

このあたりがスラスラと出てきました。で、わしは「あとは床屋とか果物屋とか、まだまだあるよ」と話しながらボケを考えついてしまいました。

さりげなく板書します。

名古屋…

誰が最初に気付くか見守っていましたが、みんな反応が遅い(怒) 仕方ないのでボケた本人が解説であります。

「この『名古屋』は店じゃなくて地名だよな」
「そーですねー。ははは…」

予想通りの反応(泣)

まぁ、日本語のオヤジギャグはそういうもんだと分かってくれたら、それでいいんです。

わしの目標は「オヤジギャグを理解する生徒を育てること」なので(笑)

客が来ることになると…

2013-09-27 17:57:18 | Weblog
今日の学校は、いつもと様子が違います。

どう違うか…

先生方がみんなスーツを着てる((((;゜Д゜)))))))

いつもは普段着なのにこれは一体…

しかし、授業に行ったとき生徒に聞いてみたらあっさりと理由がわかりました。

学校に視察団が来るからなんだそうです。

お偉いさんが来るからエエ格好をしなきゃいけないんですねー。

男の先生も女の先生も、揃いも揃って同じデザインの紺のスーツ、これは実に気味が悪…いや、何でもないです。。。

ちなみにわしはそのことを知ったのがついさっきだったので、いつも通り普段着であります(笑)

村々

2013-09-23 22:47:10 | Weblog
こんばんは。まみやん参號です。数週間前に寮でインターネットができるよう中国移動通信に依頼したんですが、設備の取り付けを担当するはずのオヤジがいまだに来やがりません(怒)

そして昨晩、シャワーを浴びてる最中に突然水が出なくなるというバッドラック。泡まみれのまま復活を信じて小一時間ほど待ちましたが、結局水は出ず…しゃーないのでタオルで身体を拭いて出ました。寝る時も全身ムズムズしてきて気持ち悪かったです。

こんな感じで日本から戻ってきてからというもの、イマイチついてないんですが…

授業はちゃんとやってます。

昨日、3年生の授業で。何かのきっかけで行政単位の話題になりました。日本には47の都道府県がありますよ。さらに都道府県の下には市、市の下には町があって…わしがそう話していると、ある男の子が突然…

「その下にもありますか?」

わしは早速板書しました。すると質問してくれた彼は…

「どう読みますか?」
「『むら』ですよ」

そこまでは普通でした。彼は発音の練習を始めます。

「むらむら、むらむら、むらむら…」

なぜ二個セットで…しかもアクセントが微妙…

「それさぁ、二個セットで発音したら別の意味になっちゃうから止めた方がいいぜ」
「そうなんですか? どういう意味に?」

可愛い生徒のためです。わしは正直に教えてあげました。説明を聞いた途端、大爆笑。。。

こうしてまた一つ、初級では習う必要のない言葉を覚えた生徒達でありました(笑)

素質はどう?

2013-09-21 22:00:36 | Weblog
こんばんは。まみやん参號です。中秋節の連休も終わり、3年生は今日から授業再開でした。

生徒とのおしゃべりは当然旅行のことに。

「先生、旅行はどうでしたか?」
「うん、楽しかったよ。顧先生も楽しそうにしてたし」
「へえ。大阪と京都に行ったんでしたっけ」
「そうそう。そういえば中国人旅行客たくさん見かけたなぁ」

わしがそう言うと、生徒の一人が突然…

「彼らの『素質』はどうでしたか? そこら中にゴミを捨てたりしていませんでしたか?」

(日本語とはニュアンスが違いますが、要するに「素養」「マナー」のこと。最近よく耳にする言葉です)

ゴミを捨てたり道端で子どもに大便小便をさせる中国人、見かけなかったなぁ。わしと顧先生が見かけた中国人旅行客はみんな行儀が良かったし…大声で盛り上がってたのは、むしろ台湾のおばちゃん達。

生徒達も同じ中国人が海外でどのように振る舞っているか気になるんだ…と、ちょっと意外な感じがした一日でした。

腰も痛い

2013-09-20 11:32:28 | Weblog
もういっちょいっときます。

昨日の晩、小籠包を食べホテルに戻るその途中。わしと顧先生は地下鉄に乗ってました。旅行の楽しい思い出を日本語であれこれお喋りしていると、すぐそばに立ってた中国人3人組(男1、女2。3人とも若い)のうち一人の女の子が突然日本語で…

「あー、腰も痛~い」

と独り言。

日本人がそばにいるのを知っての「私、日本語できますよ」アピールか??

腰「も」ってことは他に調子の悪い箇所があるんやろうなぁ。若いのに大変やね。

サロンパス貼るかバンテリン塗るか、或いは按摩さん行きなよ。。。

まぁ、同じ「日本語できますよ」アピールでも、反日戦争ドラマを観て覚えたであろう「ばがやろ!」や「ミシミシ」よりは数百倍マシですがね。ああいうのは言われるとホント、嫌悪感しか抱かないです。

International

2013-09-20 11:06:57 | Weblog
連雲港に戻るバスの時間までまだあるのでブログ連投します。

顧先生は旅行中から「国際」という言葉がお気に召さなかったようです。

上海浦東「国際」空港から中国「国際」航空の飛行機に乗って関西「国際」空港に降り立ち、「国際」的な観光都市である京都を回った人が何を今更…

理由を聞いてやってください。

「あのねー、『国際』だよ。読み方は『こくさい』、それを耳にするたび『顧、くさい』って言われてるみたいで嫌なんだよね~」

本気なんだか冗談なんだか。。。

でも、珍しく面白いこと言うなぁ…と感心しました。

可愛くない。。。

2013-09-20 10:47:18 | Weblog
昨晩出かけたときのこと。上海旅遊節(旅行フェス?)のマスコットがいました。

あれ? どこかで見たことあるような…



せんとくんとミッキーと、あと何がパクられてモチーフにされてるんやろ。。。

顧先生も呆れたように「オリンピックとか万博とかでキャラクターを作るのは判るけどね。これってただの思い付き、お金の無駄遣い」と仰ってました。

鼎泰豊最高!

2013-09-20 01:40:00 | Weblog
こんばんは。まみやん参號です。上海に戻って来たということで、晩ごはんは鼎泰豊にGO!

小籠包2種(鶏肉/蟹みそ)
黒木耳の和え物
ホウレンソウの炒め
酸辣湯
杏仁豆腐

大変美味しゅうございました。

ちゃんちゃん。



今回は語ります(笑)

このブログで何度も話題にしてますが、わしは鼎泰豊が大好き。理由として料理が美味しいのはもちろん、店員さんのサービスも良くて、毎回幸せな気分で食事を楽しむことができるからです。実は昨日は店に着いた時点で店の外までお客さんの列ができてました。20分ほど待って店内へ。「これだけお客さんいるとサービスの質も落ちるかも」とちょっと心配してたんですが、そんなことは全くありませんでした。

いつもと変わらぬ細やかなサービスに感心…。

わしは運ばれてきた小籠包を食べながら店員さんたちの様子を観察していました。スタッフ同士の連携がバッチリ取れていて無駄な動きがないこと、礼儀正しい言葉遣いと立ち居振る舞い、それにみんなくたびれた顔をして働いてないこともポイント高いです。

食事を楽しんだんでしょう、会計を済ませ外に出てくる欧米のお客さんは多くの人が笑顔でした。反対に中国人のお客さんはほぼ無表情。上質なサービスの店で食事を楽しむことにいささか慣れていないようです。

こんなこともありました。わしと顧先生が席に着いて、注文したものが運ばれてくるのを待ってたときのこと。食事を終えたであろう中国人のおばちゃんがそばを通りかかりました。その時、テーブルの上に置いてあった爪楊枝入れをおもむろに手に取ったかと思うと、中から爪楊枝を取り出し、それをくわえて店を出て行きました。「ちょっと爪楊枝もらいますね」の一言は当然ナシ(怒) その時、顧先生もわしもこんな顔→((((;゜Д゜))))))) 店のサービスが洗練されていればされているほど、洗練されていない中国人の姿がはっきり分かります。

食事をしながらテンションが上がりきったわしは顧先生を前に「スタッフみんなに感謝のことばを掛けて回りたい」だの「スタッフ全員のサインが欲しい」だの「浴槽を鼎泰豊の小籠包でいっぱいにして、それに浸かりたい」だの変なことばかり言ってました。しかし彼女は無表情。。。

「どーせまたつまらんこと言ってると思って、右の耳から左の耳なんでしょ?」
「いや、耳にすら入って来てないから」

がーーーん(涙)

まぁ、いいか。次回上海を訪れたときも是非食べに来よう…と心に誓い、店を出たのでした。