命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

今は亡き、兄弟子の為に

2016年11月30日 15時42分11秒 | 命光不動尊のお言葉

今日は、私の兄弟子であり、

心の友で有った法友寳園和尚の三回忌にあたり、

年忌法要を勤めた。在りし日の面影に感慨ひとしをでした。

故法友寳園和尚位のご廻向の為に。

 

(諸行無常と聞いて)

平家物語の冒頭にある「祇園精舎の鐘の声。

諸行無常響きあり。沙羅双樹の花の色、

盛者必衰のことわりを表す」は、あまりにも有名で、

此の文を思い出す人は少なくないと思う。

(祇園精舎の鐘の音)

祇園精舎の無常堂(病僧の為の建物)の四隅にある鐘は、

病僧の臨終の時には自然に鳴りだして、

「諸行無常、是生滅法、生滅滅己、寂滅為楽」と説いたいう。

病僧はその鐘の声を聞いて、苦悩を忘れて臨終を迎える事が出来たと言われている

 

諸行無常はこの様に形ある物が変化して消えて行くと言うイメージで捉えられているが。

もう一面として、次の新しい目を出し更に大きく発展成長してゆくという事でもある。

私たちが成長するのも、作物の実るのも、物事が成就するのも、みな諸行無常の結果である。

人も生まれたら必ず死ぬ、これは絶対の真理、誰もこの法則から逃れる事はできません。

ご恩を受けた故人の冥福を祈るのは我々勤めです。

南無大師遍照金剛


怒りなさんな。

2016年11月28日 22時20分06秒 | ひと口法話

怒りは抑えるよりも、

発散させてしまう方が健康的やて言うわな。

しかし、

健康的と言うのなら

怒りなど、全然抱かない方が

もっと、健康的やで。

 

人を憎むのは簡単や。

しかし

許すのは難しいな。

でもな、許してあげた数だけ、

人は、大きく成れるんや。

 

南無大師遍照金剛

 


判ったふりをするな!

2016年11月27日 13時32分24秒 | ひと口法話

いくつになっても判らないのが人生である。

判らない人生を判ったつもりで歩むほど

危険なことはない。(仏陀)

 

 最近の人は すぐに  生きる ことを諦める。

あなたの未来は、自分 だけの未来ではありません。

 ご先祖様の未来でもあるのです。

あなたが未来を断ち切るということは、

ご先祖様の未来も断ち切るということでもあるのです。

 

 当山の命光不動尊は、

大阪の富田林にございます滝谷不動尊様の分け御霊でございます。

前住、荒谷実善大僧正様に、ご入魂して頂きました。

 

当山には 各地にお祀りされて居りますお不動様がご縁で、

命光不動尊に、ご相談に来られる方も沢山おられます。

 

南無大師遍照金剛

 

 


生きた証(あかし)

2016年11月26日 17時26分57秒 | ひと口法話

生きるということは、日々のその時に

自分の生きた証(あかし)を残している。

それが積もり積もって人間性となる。

 

本当の生きた証とは、ご先祖様や親が残してくれた地位や財産ではありません。

父や母、祖父や祖母が

生きていた中で培った知恵や知識を

我々が受け継ぎ又、子孫に残す

それが良い因縁を残すことにより繋がります。

 

智恵は万代の宝(ちえはばんだいのたから)

というコトワザがございます。

(お釈迦さまの言葉)

その人が身についた智恵はその人の宝だけではなく、

後(のち)の世までの受け継がれる宝である。「仏陀」

南無大師遍照金剛