本日、滝行に行くべく、昨日から準備をしておりましたが、
今日になりご相談の予約が入り、行けなくなりました。
滝行は、どうも前もって準備をすると行けなくなることが多いですね。
残念でした。
本日は、偶然にも大手の旅行会社から
大人数の方を滝に入れて欲しいとの相談を受けました。
大人数の方を滝に入れると成れば、人数分の道着や履物も必要ですし、
10月ともなれば、水はだいぶ冷たくなっています。
頭が痛くなる場合もございます。
まず、入り方も指導、入ったあとの対応と
到底、対応できるはずもありません。
募集しているのであれば、募集する前に、
事前に、先ず自らが滝行を体験してみるべきですね。
滝行は、真剣な業です。
南無大師遍照金剛
本日も朝からご依頼いただいたご供養をさせていただき、
明日の滝行行くための準備をお弟子さんと行いました。
お滝場は、奈良の祈りの滝です。
滝で護摩を焚き祈念いたしますので、その準備が大変なのです。
よくテレビで滝行の様子をやっているのを
ご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、あれは良い場面だけを放送されています。
滝行はそんなに気軽に出来るものでは有りません。
体験であっても軽々しくなされるものではないと思っております。
また、しっかり修行を積まれた指導者につかれて、
ご指導を受けられることをお勧めします。
当山では現在、弟子の修行のための滝行しか行っておりません。
滝に入るためには作法がございます。
その作法を行わないと障られるということになります。
山主が見えない尊いお方よりお授け頂いた修法にのっとり
滝行を行いますので、安心して滝に入ることができるのです。
明日の滝行の様子は明日ご報告させて頂きます。
南無大師遍照金剛
百八支祈祷不動護摩供では、
各々施主様がお願いを込めて握った護摩木のみを
行者が願いを込めて焚く護摩でございます。
ひと火に焚かれる護摩木は、
おひとりの望みを叶える為の護摩となっており、
他の方のお願いごとの書かれた護摩木は
お焚き致しません。
本日は、6名様が祈念され、
どの信者様も108支の護摩木のみで成就の験をいただきました。
お願いごとが一日も早く成就されますように
お祈り申し上げます
南無大師遍照金剛
イギリスの元首相 チャーリル氏は、
「完全を求めると、麻痺症状が起きる」と言っていたそうです。
人間は物事を始めるにあたり、
１００％の達成を求めてしまいがちです。
しかし、完全に物事ができるのは、神様や仏様でも難しいのではないでしょうか。
完全なものを求めすぎるとストレスが溜まり、
その結果、精神的に追い込まれて病気になってしまいます。
目標の70% ～ 80％が達成すれば良いと
考えると、毎日が気軽で楽しい時間になると思うのですが…
今の社会では難しいことなのでしょうか。
結婚も同様に相手に１００％を求めてはいけません。
南無大師遍照金剛
最近は特に賞味期限が消費期限のことをうるさく言われますが、
まだまだ、食べられる食品を簡単に捨ててはいないでしょうか。
加工された商品も、素はすべて命の宿っていたのです。
我々が食べている多くの食品には、
命が宿っていたということをお忘れてはいけません。
食べものを現わす漢字の食（しょく）も
職業を現わす職（しょく）も同じ読み方をいたします。
食べものを粗末にする人は、職に苦労をします。
将来、食べ物に困ると言うことになります。
食べモノを大事にしないと、運は確実に悪くなります。
南無大師遍照金剛
