私は初老男である。
唐突ではあるが・・・・。
ちょっと気になった。
yahooのヘッドラインで「自主避難した中学1年の男子生徒がいじめを受けた問題」が取り上げられていた。
大雑把に要約すると。
いじめを受けた男子生徒は「賠償金をもらっているだろう」と言われ、自宅から現金を持ち出して1回5万~10万円を渡していたという。
それに対して、市の第三者委が昨年11月にまとめた報告書は「金銭授受はいじめから逃れるためだった」と指摘した上で「おごりおごられる関係で、いじめとは認定できない」と判断したという。
これに対して横浜市の岡田教育長は「第三者委員会の答申を覆すのは難しい」と発言。
読者貴兄はどう感じただろうか・・・・・?
人間関係において、本人でしかわからない部分が多々ある。
しかし、今の私の感覚の中で中学生が5~10万円を友達(?)に「おごる」ということはありえない。
つまりは持ってこなければ「いじめるゾ」と口に出さないだけである。(口に出していたかもしれないが)
こういうのを
「恐喝」
というのである。
この記事を読んで思った。
「第三者委員会」というものは、こんな感覚なのかと。
さらに教育長という地位の人も「覆すのは難しい」とのたまう。(もっとも、その方が自分に有利になるのか?)
私の世代は「いじめ」というものが表面化してきた世代だ。
そうした中で、中学生という世代が「不安定」なものであることなど重々承知で、提案したい。
今のこの時代においては「中学生であっても『恐喝罪』を適用するべきである。」
もちろん、どんなことにも「段階を踏む」必要はある。
それなりの指導・教育を充分なしたうえでのことだ。
私たちの中学生時代の「幼稚ないじめ」であっても、いじめを受けている側にとってみれば「地獄」なのだ。
軽い気持ちで「いじめを行う」ことは、厳に取り締まっていいと思う。
軽い気持ちの物が、エスカレートしていくのは間違いないのだから。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、幼少期のトラウマが人生において大きな意味を持つことを忘れませんように。
May
繰り返すが、5~10万円の金を中学生がやり取りして「おごった」レベルと判断する「第三者委員会」ってどういう人たちの集まりなんだろう・・・。