(1) 「にゅうすい」とも「じゅすい」とも読む。
(2) 普通は「入水(じゅすい)」と読んで、「川などの水の中に身を投げて自殺すること」の意で使われます。「投身」や「身投げ」も同じ意味です。
(3) しかし、この語が表面的には「水の中に入ること」だけとも取れるからか、「入水自殺」という表現も使われることが多くなっています。これが重複表現でないとするならば、「入水」自体は「川などの水の中に身を投げること」だけになります。
思うに、昔は、「自殺」という語を表に出すことを避けてほのめかすだけにとどめるという日本人らしい奥ゆかしさがあったのでしょう。
それが「入水自殺」という露骨な表現に取って代わられるようになったということは、奥ゆかしさが失われてきたことと無関係ではないと思います。
(4) 単独では「じゅすい」と読むにしても、「入水自殺」のように他の語と一緒になった場合には、「入水自殺(にゅうすいじさつ)」と読むと決めている所もあるようです。NHKではそうなっていると、アナウンサーが言っていました。
(5) 「入ってくる水」の意味では、読みは「にゅうすい」が普通。反対語は「出水」。
(2) 普通は「入水(じゅすい)」と読んで、「川などの水の中に身を投げて自殺すること」の意で使われます。「投身」や「身投げ」も同じ意味です。
(3) しかし、この語が表面的には「水の中に入ること」だけとも取れるからか、「入水自殺」という表現も使われることが多くなっています。これが重複表現でないとするならば、「入水」自体は「川などの水の中に身を投げること」だけになります。
思うに、昔は、「自殺」という語を表に出すことを避けてほのめかすだけにとどめるという日本人らしい奥ゆかしさがあったのでしょう。
それが「入水自殺」という露骨な表現に取って代わられるようになったということは、奥ゆかしさが失われてきたことと無関係ではないと思います。
(4) 単独では「じゅすい」と読むにしても、「入水自殺」のように他の語と一緒になった場合には、「入水自殺(にゅうすいじさつ)」と読むと決めている所もあるようです。NHKではそうなっていると、アナウンサーが言っていました。
(5) 「入ってくる水」の意味では、読みは「にゅうすい」が普通。反対語は「出水」。