すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【サッカー・ロシアW杯予選】シンガポール戦・引き分けの隠された真相

2015-06-22 18:48:13 | サッカー日本代表
選手は「サイド攻撃しろ」という監督の指示を無視した?

 シンガポール戦で1点も取れなかった大きな原因のひとつは、サイドを使った攻撃をしなかったことだ。戦前からシンガポールは引いて守ってくると予想されていた。それを崩すには、サイド攻撃が重要なことは試合前からわかっていた。

 そこでネット検索し、マスコミの報道を調べてみた。で、試合の前日以前にどんな練習をし、どう準備していたかチェックしてみた。すると唖然とするような結果が出た。例えば共同通信(サンスポ)は、以下のように報道している。

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 格下のシンガポールが引いて守る展開が予想される。ハリルホジッチ監督はクロスの精度を求め、それに合わせて走り込む人数やタイミングを細かく指示したという。

『ハリルJ、非公開で攻撃の戦術確認 クロスへの合わせに細かく指示』(共同)

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 ほかにも「左SBの太田を軸にし、サイドからクロスを入れる形を練習していた」ことが複数のソースで確認できた。つまり日本代表はサイド攻撃の練習をし、準備していたにもかかわらず、できなかった。

 もっと正確にいえば、選手は中央突破にこだわり「サイドを使え」という監督の指示を聞かなかったことになる。

 厳密にいえば、シンガポール戦は前半からサイドを充分使ってなかった。そこでハーフタイムに監督が「もっとサイドを使え」との念を押す指示を出した。

 で、後半にやっと修正し、ある程度サイドからクロスを入れる形が実現した。(だがアーリークロスを入れることはあっても、サイドの深い位置まで切り込んでの折り返しは後半もほとんどなかった)

 やろうとして、できなかったのなら修正のしようはある。だが中央からの攻めにこだわり、ハナからやろうとしなかったのであれば事態は深刻だ。

 ハリルホジッチ監督は、岡田監督(当時)がカズと北沢を切ったのと同じことをすべき局面を最後に迎えるのかもしれない。
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