すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

また「豆柴」に会ってきた

2024-04-13 10:32:54 | エッセイ
彼は嬉しくて左回りにくるくる回る

 近所へ散歩に行き、いつものコース上にある例の家の庭先でまた「豆柴」に会ってきた。

 やつは私の姿を見つけると、「もう嬉しくてたまらない」というようになぜかくるくる左回りに激しく回転する。

 毎回、くり返す謎の動きだ。

 私が檻に顔を近づけると、柵の間から鼻を突き出して私の匂いクンクン嗅ぐ。

 私の頭から顔、首筋へとくまなく鼻先を移動させ、香りを調査している。

 だが、そのうちに檻の中を落ち着きなくうろつき始め、突然、その場でおしっこをした。

 やっぱり散歩に連れて行ってもらえてないのだ。その証拠に糞の山も2つある。

先代犬と同じく散歩してもらってないようで心配だ

 ここの飼い主は無責任で、自分の飼い犬をまったく散歩させてないのだ。いわば飼い殺しである。

 そのせいで先代のデカい犬は、真夏のものすごい暑さの中、檻で死んでしまった。

 彼もまったく散歩に連れて行ってもらえてない様子だった、で、檻の中でたくさん糞をしていた。

 なのにここの飼い主は、また厚かましくも2代めの犬を飼い始めたのだ。

 もしまた酷暑の夏が来て、この豆柴にもあの先代犬と同じ惨劇が起こったらどうしよう?

 まだ春だというのに、そんな心配でいっぱいだ。

 動物愛護団体にでも通報し、この無責任な飼い主を指導してもらえないものだろうか?

 出過ぎたマネをするのはもちろん本意ではないが、そんなふうに私がためらっていたせいで、酷暑のなか先代のデカい犬は死んでしまった。

 もう二度とあんなことは繰り返したくないのだが……いったいどうすればいいのだろうか?
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