ちょっと高松

うどん県&マグマシティの探訪記と日々の暮らし。

くるみがゆ

2012-05-31 | 食べもの

毎日ご飯を作っていると、その日何気なく見たTVでやっていたから作ってみる、ということも多々あります。

昨日は朝見ていたTVで「くるみがゆ」の作り方が紹介されていました

本当はお昼にうどんを食べに行こうと思ったんですけどね。

美味しそうだし、家にあるもので作れそうだったので、おかゆに変更

レシピはこちらの番組サイトに載っていますが、ちょっとだけ私流にアレンジしました。

アレンジと言っても・・・

・ 冷蔵庫にストックしておいたカツオだしがあったので、水の代わりにだしを使って炊いた

・ 家にあった「すりくるみ」(くるみをすって、ローストしたもの。既製品)を使った

・ 刻んだ生姜と、香りづけのお醤油を1滴足した

という程度です。本来は韓国の料理ですが、だいぶ和風になりました。

また本来のレシピでは、くるみを熱湯にひたして薄皮をむく作業があるのですが、それがない分、楽してます

そして完成したのがこちら

塩は加えていないので、先日帰京した時にお料理屋さんでいただいた「ちりめん山椒」をそえました。

香ばしいくるみの香りとカツオだしが合うんですね。ちりめん山椒とも合う~

ただ、すりくるみを使うと多少苦みが出るんですよね(ちりめん山椒と食べると打ち消されますけど)。

今度はちゃんとくるみの薄皮をむく作業を省かずに、オリジナルレシピで作ってみたいと思います

 

ちなみに、TVの力ってすごいな、と思った昨日の出来事。

先述の朝の番組は「ナッツ」の特集だったんですけどね。

そこで「アーモンドを食べると老化の指標となる数値が減る」という最新の研究が紹介されていたんですよ。

「きっとこれを見て、今日からアーモンドを食べだす人もいるんだろうなぁ・・・」と思ってはいたんですけどね。

夕方、近所のスーパーに行ったら、見事にアーモンドが棚から消えていました

買い占めた人がいたのか・・・それとも、番組を見た何人もの人が買っていったのか…。すごいもんですね~ホント。

とは言え、私も番組を見て「くるみがゆ」を作ったので、人のことは言えないか


天ぷらうどん

2012-05-30 | うどん

高松に来て今日でちょうど1年になりました

夫と一緒に初めてJR高松駅に降り立ったのは、1年前のちょうど今ぐらいの時間。

駅前が思ったよりも広くてきれいだったこと、海の香りがしたことをよく覚えています。

初めての香川県、初めての四国で、一体どんな生活になるんだろう?と思っていましたが…。

とても暮らしやすく、食べ物も美味しく楽しく暮らしているうちにあっという間に1年が過ぎました。

以前ブログでもご紹介しましたが、高松の夕暮れ時の空って、とても美しいんですよ

 

先日帰京した時に「私も高松暮らしにだいぶ慣れたんだなぁ…」と感じました。それは、こんなことから・・・。

1. 全国の天気予報を見る時、まず四国エリアに目がいく

2. 街を歩いていると、「うどん」という看板に反応してしまう

3. 早明浦ダムの貯水率が気になった(東京ではニュースでもやらないし、新聞にも書いていないので…)

まだ他にもあるんだろうなぁ、きっと。

そんなわけで、徐々にうどん県に染まっている私です。

(ちなみに運転免許証は昨年切り替えだったので、それだけ見れば立派な「うどん県民」です

 

さて今日は、先日行ったうどん店でとびきりの美味しいうどんに出会ったので、そのお話をします。

まず、家の近くのバス停から高松駅に向かったんですが、これがめったにお目にかかれないレトロなバスでした。

と言っても、見た目は普通のバスなんですけどね。乗ってみると・・・

床が板張りなんですよいつもと同じ路線なのに、ちょっと旅をしている気分になりました

高松駅からは予讃線(愛媛方面に向かう列車)に乗って、3つ目の端岡駅というところで降りました。

目指すうどん店は、駅から歩いて7~8分位のところにあります

お店に入ってメニューを見て、「デザート付です!」と書いてあった「天ぷらうどん」を注文しました

まず最初にうどんのだしを一口飲んで、その美味しさに感激久々に美味しいだしと出会いました

いりこや昆布、かつおなどのだしだと思うのですが、非常にバランスがよかったんですよね~。

そして、しなやかで腰のある、小麦の味を感じられる麺。だしとの相性もバッチリでした

続いて、揚げたての天ぷら。このお店は野菜も美味しいと評判だったので、とても楽しみにしていたんです。

この日の天ぷらは、恵比寿南京(かぼちゃ)、千両茄子、ピーマン、レンコン、ヤ―コン、たけのこ、大葉、海老。

天ぷらは添えられている抹茶塩でいただきます。これがまた絶品

珍しいヤーコン、初めていただきました。甘味があるんですね~食感はお芋というより、レンコンとか大根かな。

ちなみに今回のヤーコンは北海道産でしたが、実は香川県でも栽培されているんですよ。

デザートは県産のいちご「さぬきひめ」。程よい香りと甘みは、天ぷらの後にピッタリでした。

これで790円はお得だと思います

ここの「天ぷらうどん」を食べたいな~と、このブログを書きながら思う私…。

引き続きうどん店の新規開拓も続けていきますが、うどんノートを見ながら再訪の旅にも行きたいなぁ。


うどん遍路・88ケ所

2012-05-29 | うどん

人生で初めて香川県に来たのが、昨年の5月30日のこと。

翌31日に初めて本場の「讃岐うどん」を食べ、その美味しさに感激してからもうすぐ1年になろうとしています。

食べ歩いたうどんを忘れないようにと記録し始めたうどんノートも2冊目に入りました

そして、先月頃から「もしかしたら達成できるかも」と意識し始めた「うどん遍路・88ヶ所」。

四国霊場を巡る遍路旅にかけて、1年間で県下のうどん店88ヶ所でうどんを食べられたらいいなと思ったわけです。

きっかけは、あるうどん店の女将さんが仰っていたこの言葉。

 

「香川のうどんは2つしかない。美味しいか、美味しくないか。それがわかるようになるには、とにかく食べ歩くこと

 

このお話を伺った時がちょうど60店目でした。

ある程度食べていたので、何となくわかりかけた頃でもあったのですが、まだ漠然としていたんですよね。

そしてこの頃は家の近くのうどん店が中心だったので、「行列のできる有名どころ」にはあまり行っていなかったんです。

でもこの一言で、多少遠くても繁盛している(世にうまいと言われる)お店のうどんを食べなくてはと思いましてね。

ここからプチ旅も兼ねて、公共交通機関では行きづらいうどん店に行くこと(正に「うどん遍路」です)が始まりました。

 

そして昨日、県下88店目のうどん店でうどんをいただきました

88店目はどうしてもこのお店と思ってとっておいたお店です。

ことでん琴平線に乗って、陶(すえ)駅で下車。到着したのが10:07のこと。

駅前から町営バスを利用しましたが、バスの時間が10:29なんですね。

電車が30分に1本しかないので、接続があまりよくなく、待つのは仕方ないんですが…

駅には待合室がない(ホームしかない)んです

昨日は気温が30℃まで上がった晴天お散歩するにも付近に何も見当たらないので、ベンチで待つことに。

つばの大きな帽子と首に巻くストール、そして長袖を着ていた私。

今から草刈りですといわんばかりの服装でしたがこの日はこれが正解でした。

スポーツドリンクを飲みつつ、読書をしながらバスを待ちました。

やってきたバスは、ハイエース(ワンボックスカー)。降車後に1枚撮りましたが、こんな感じのバス。1回100円です。

バスは町の役場の支所で15分程時間調整。帰りのバスや電車の時間を調べながら待っていました。

この時、後ろに乗っていたおじいさんとおばあさんの会話でわかったんですけどね。

この町営バス、「来月からこの時間帯は走らなくなる」のだそうです。

通常運行は朝と夕のみで、9:00~16:00まではデマンドタクシーの運転に変わり、料金も300円になるんだとか。

しかも、利用対象は町民と町内に勤務または通学する者、なんですよ。

つまり・・・私のような者がこのルートを使ってうどん店へ行けるのは、今月いっぱいだったということなんです。

このルートはだいぶ前から企画していたにもかかわらず、この情報はノーマークでした。ホント今月中に来てよかった…。

 

さて、うどん店に近いバス停に到着したのが10:55。駅に戻るバスは11:28で、これを逃すと12:45までないんです。

行列ができることで有名なこのうどん店。最悪駅まで歩くことを覚悟して、紫外線対策バッチリだったのですが。

炎天下の中、駅まで40分も歩きたくないので、できれば11:28に乗りたい。

そう思ってバス停から2分程のうどん店へ歩いて行くと

なんと、行列がないこれは11:28のバスで帰れそうというわけで安心してうどんを楽しむことができました

これがそのうどんです釜玉(小)200円、ちくわ天100円です。

ここは釜玉発祥のこのお店。先述の女将さんがうどんの世界に入るきっかけになったお店だとも伺っています。

そんなお店こそ、記念すべき88店目にはふさわしいかなって、ずっと思っていたんですね。

そして想像通り、とても美味しい釜玉に出会うことができました

このちくわも、揚げたてではないのですが「冷めても美味しくいただける」味なんです

お天気がよかったので、心地よい風が吹くテラス席はとても気持ちがよかったです

 

無事11:28のバスに乗ることができた私。ドライバーさんは行きのバスと同じ方で、少しお話させていただきました。

ドライバーさんいわく、このうどん店は大型連休になると2時間~3時間待ちのことがあるんだそうです。

また日曜はお休みなので、普段でも土曜はものすごい行列ができているんだとか。

そして私が行ったこの日は、普段よりも空いていたんだそうです。

このお話の中で、ドライバーさんがつぶやいた一言がとても印象的でした。

 

「他にも、うどん屋さんはいっぱいあるのにね・・・」

 

この言葉には一理あるな、と思いました。そう、県下には800店を超すうどん店があるんですよ。

確かにこのお店のうどんはとても美味しかったんです。それは紛れもない事実。

でも・・・同じくらい美味しいうどんのお店って、私のうどんノートにも記録があるんですよね。

全国で出版されているようなガイドブックに載っていない、美味しいうどんが食べられるお店がね。

そんなわけで、これからも引き続き美味しいうどんを求めて、うどん遍路を続けようと思っています

 

さて、うどん絡みでひとつ番組をご紹介します

明日30日(水)放送予定のNHK「ためしてガッテン」は「うどん!裏技・コシ技・美味技これでもかSP」だそうです。

HPに書かれている「なんと市販の乾麺で、超おいしいうどんを作ることが可能に!」というのが気になりますね~。

先述の女将さんも取材を受けたそうなので、たぶん番組内で登場するんだと思います。

お時間のある方は、是非ご覧下さい


土曜稽古

2012-05-28 | 空手

久々に高松での土曜稽古。いつもの体育館ではなく、自宅から最も近い体育館の武道場での稽古でした。

ここには何度か利用したことのある畳敷きの武道場もあるのですが、今回は初めて板敷きの方の武道場でした。

HPを見たら「場内10m x 10m + 四周1.5m が2面の広さ」となっていました。

ここを2人で使うわけですから、結構贅沢です。移動式の鏡も1人2面ありますしね。

今回の稽古ですが、前半は先日の帰京で学んだことの復習にあてました。

帰京では7日間に5回稽古させていただきました(稽古のために帰京したわけではありませんが…)。

こうして稽古させていただける場所があるというのは本当にありがたいことです。

せっかく移動式の鏡があるので、前と横から確認できるようにL字型に配置。

騎馬立、前屈、不動立、後屈など、鏡の前で時間をかけて基本をみっちりやりました。

ある先生から「このキツイ位置をよく覚えて高松で稽古するように」とのお言葉をいただき、そのとおり実践しました。

あえてキツイところを意識しないと、人間ってどうしても楽をしようとしてしまうんですよね…。

ただ右足のことも考えて、この日は15分動いて10分休憩するパターンを基本にしました。

そして最後の1時間は、型。高松に来てほぼ1年。この1年の復習の意味も込めて、型をひととおりやることにしました。

大極初段、平安初段~五段、鉄騎初段~三段、抜塞、観空、燕飛、岩鶴、十手、慈恩、半月、松風。

松風が終わったところで、ちょうど5時(終了時刻)のチャイム。かなり絶妙なタイミングで鳴ったので、ちょっと驚き。

型をひととおりやってみると、今の状態(ダメなところ)がはっきりわかるんですよね…。

これは今後の課題として取り組みたいと思います。

 

さて稽古の後ですが、この日は一旦帰宅してから、ことでんに乗ってお出かけ

那須与一バージョンのラッピング電車、初めて見ましたよ

出かけた先は、瓦町の「高松いろは市場」です。

高知の「ひろめ市場」の高松版が5月3日にオープンこの日、ようやく行くことができました。

ここは飲食や雑貨のお店が22店舗入っていて、今後も店舗が徐々に増えていくようです。

飲食はカツオ料理、世界のビールとソーセージが味わえるバー、カレー、韓国料理、台湾風かき氷、鯛焼きなどなど。

フードコートのようになっているので、ビールを飲みながらカツオにソーセージにトッポギもなんてこともできるんです

まずはカツオの藁焼きタタキのお店で1杯。

稽古の後の1杯は格別ですこのカツオがまた美味しかったんですよね~

こちらは高知名物屋台餃子。

酒盗を肴に、高知の地酒

他にもヤンニョムチキンやチョレギサラダなどを食べてきました

瓦町駅のすぐそばですし、ランチも営業しているので、また行ってみようと思います


キムチポキ応用編

2012-05-27 | 食べもの

先日帰京した際に食べた「たこのから揚げキムチポキ」。

さっと作れるおつまみとして、とても重宝しています。

今日はその中から2つご紹介します

 

1つ目は「アジのタタキ」バージョン。

少し遅い時間にスーパーに行ったら、値引きされていたアジのタタキ。

これでキムチポキを作ってみたら面白いかな~と思って、試してみました。

タレは市販のキムチの素(瓶詰めタイプ)とコチュジャンがベース。

そこにゴマ油と生姜を少し足しています。

アジのタタキ、きゅうり、セロリをそのタレで和え、最後にいりごまをぱらり。

あっという間に出来上がります

セロリがいいアクセントになるので、苦手でなければ必ず入れて下さい

 

2つ目は「びんちょうマグロ」バージョン。

スーパーに行ったらびんちょうマグロが安かったので、これで試してみました。

タレは基本的には1つ目同じ。

この日は冷蔵庫にオクラとミョウガが余っていたので、それも一緒に和えました。

オクラを加えると粘りが出るので、ネバネバにしたくなければ外して下さい。

 

2つ目を作った時に「実は野菜だけでもいいんじゃないか」と思ったんですよね。

それじゃあポキではないじゃないと言われてしまえばそれまでなんですが…。

でもこのキムチポキのタレは、とても重宝しています(あっという間にできちゃいますし)。

あと1品足りない時に、このタレで和えものを作ると立派なおつまみになりますよ

スーパーに行って、その日お買い得の食材を用いて1品作るというのもいいかと思います