チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

マーガレットの刈り込み

2022年05月16日 03時52分28秒 | 

曇、15度、80%

 5年前の4月のことです。朝の走るルートが決まり始めた頃、大濠公園近くの家の前にこんもりと薄ピンクの花がたくさん咲いていました。匂いはありませんがその花の量が圧倒的に多く、どうしたらあんなに花が咲かせられるのかと不思議に思いました。花の名前もわかりません。いつものように「我が家にもあの花が欲しい」と思いました。毎朝この花の前を通り、真夏まで咲き続けるこの花を見ていました。

 翌年の春、園芸店で見つけた花苗、紛れもなくあのこんもりした花です。「マーガレット」でした。さてどこに植えようか?表の道に面した庭には古くからの紅葉が一本残してあります。その古木の足元が寂しく、寄せ植えの花を季節ごとに置きました。寄せ植えも大きなものを2つ3つ作ると苗代だけでかなりの金額です。そこで、この宿根の「マーガレット」を植えました。翌年、思ったより繁殖力が強く「紅葉」の足元をささやかに飾りました。昨年、大きく成長しました。「紅葉」の根本にはあと2種類花を植えていますが、「マーガレット」はその3分の2を占め、花周りは1メートルを越しました。見応えのある表の庭を作ってくれたのはこの「マーガレット」です。

 この春はさらに大きくなり日に日に花を咲かせます。自分の重みで細い枝は地面を這うように伸びました。外回りは2メートル、道ゆく人は立ち止まり、花を見ていかれます。先日雨が3日も降り続きました。「マーガレット」の茎はペシャンと地面につき花も見苦しくなりました。いよいよ、ハサミを入れる時期です。刈り込むことでまた夏まで花を咲かせることはわかっていても、立派に育った「マーガレット」をぐっと小さくするには勇気がいりました。 約半分の大きさまで刈り込みました。地面についていたところはすべてカット、これで株元の蒸れを防ぐことができます。 刈り取った「マーガレット」は私が両腕でも抱えきれない量になりました。見栄えは悪くなりましたが「マーガレット」のためです。この刈り取った花を選定して花瓶に挿しました。大きな「マーガレット」のブーケ、ドイツの古いガラスの花瓶が受け止めてくれました。華やかです。部屋に明かりが灯ったみたい。

 毎朝通る例のお家の前の「マーガレット」は今年も大きく咲きました。雨上がり走りに行くと、この家の「マーガレット」も刈り込まれていました。

 夏が終わり花が少なくなると、今一度刈り込みをします。来春、今年よりも大きくと願います。

コメント
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