チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

大きくなりすぎたラベンダー

2022年05月11日 03時52分58秒 | 庭仕事

雨、19度、89%

 家の表壁に沿ってラベンダーを植えたのは帰国して間も無くです。「レースラベンダー」を植えました。フニョフニョとした株は花を咲かせた後、見すぼらしい様になりました。暖地の福岡でラベンダーを育てるのは無理があるかもしれないと思いました。でも18歳の時から恋い焦がれているラベンダーです。どうしてもと、いろいろな品種を試してみました。西日の当たる一角です。生育条件としては良好とは言えません。数種類試した後に残ったのが3種類、うち2種類は巨大化しています。昨日の朝の様子です。 長い枝は地面についています。それを支えるべく両方合わせて11本の支柱を株の根元に入れました。水遣りはしません。肥料も与えません。時々土を足すだけの仕事でここまで大きくなりました。

 今日から数日福岡は雨の予報が出ています。雨が降ると雨の重さで全体が地面に垂れます。昨日昼前から気温も上がりました。ラベンダーの「蒸れ」が心配です。いつもは花が終わった後、梅雨前に刈り込むのですが、昨日思い切って花の咲いている枝にハサミを入れました。

 ラベンダーの枝はすでに木質化しています。古い枝は太く硬い、垂れているラベンダーの下に潜り込み切りました。好きなラベンダーの香りに包まれての作業ですが、背中にかかるラベンダーの重いことには驚きます。すでに株の後ろには新しい枝がたくさん出ています。次世代の枝を伸ばしてやるためにもこの剪定は必要でした。

 暑くて地面に座ること2回、道行く人から「勿体無い」と声をかけられます。一帯にラベンダーの香りが流れています。1時間半後、身軽に見えるラベンダーになりました。

 花が咲いているものを切るのは心が痛みました。まして大好きなラベンダーです。18歳の時、イギリスのラベンダーのサッシェを買ったのがラベンダーを好きになったきっかけです。そのサッシェは今も洋服ダンスにかかっています。中のラベンダーもその時のまま、もうすぐ50年になります。まさか大きくなり過ぎたラベンダーを切る日が来るとは思ってもいなかった50年前でした。

 スッキリと整ったラベンダー、梅雨前に今一度ハサミを入れるつもりです。お次は広がり過ぎた「マーガレット」の刈り込みが待っています。

 

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