１票の重み

「最後のお願い・・・」と。
選挙カーが絶叫して走り去った。

７月２１日から４０日という長～い選挙戦も最終日、明日３０日が投開票日となった。

けさの新聞に２８日の党首の動向が載っている。

石川県津幡町では自民党麻生首相が「景気対策はまだ道半ば、選挙で勝たせて頂き、景気が完全に回復したといえるまで自民党に力を与えていただきたい」と訴えている。

徳島県阿南市では民主党の鳩山代表が「与党が国民の期待に応えていないときこそ、私達の出番、天から命じられた使命と思って、何としても政権交代を果たさなければならない」と力を込めている。

報道で自民大物議員の苦戦や民主党圧勝の情勢が伝えられている。
それはあくまで予測に過ぎない。

コイズミ郵政選挙から４年、首相が変つたが選挙はなかった。
それが今回の選挙で審判を受ける。

４年間、われわれの生活はどう変わったか、景気・雇用・教育・年金・社会保障・農業・防衛・安全問題は、政権交代がよいのか、この国の浮沈は国民の手に委ねられる。

よ～く考えて「１票の重み」を大切に投票しよう。

釧路動物園のタイガが死んだ

釧路市動物園のカレンダーより、右がタイガ左がココア

釧路市動物園の四股に障害がある双子のアムールトラのうち、オスのタイガが２５日急死した。

肉片がのどに詰まって窒息死という。

昨年５月に誕生した双子のタイガとココア。

２頭とも生まれつき脊椎と腰椎に異常があり足を引きずっていた。

道内のテレビでは、障害に負けない元気な姿が人気となり、寄付金で2頭の獣舎も出来た。

「おじたりあん」も釧路市動物園に行ってタイガとココアに会うのを楽しみにしていた。

ココアはいまごろきっと泣きながらタイガを探していることだろう。

タイガとココアの昔のページ
http://www.city.kushiro.hokkaido.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1225439991296&SiteID=0
釧路市動物園ホームページ
http://www.city.kushiro.hokkaido.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1143024631871&SiteID=0

「地殻変動」・・・？

民主党の鳩山代表が千歳市（道５区）の駅前で午前１０時半から２時間ほど演説してすぐ東京に戻った。

道内での民主党は町村信孝（６４）前官房長官が地盤とする道５区を「政権交代の実現」の最重点地区としている。

鳩山代表は民主党候補小林千代美氏（４０）と「官僚任せではなく国民と共に歩く政治を行う」と訴え、記者会見では、民主党への全国的な追い風について「地殻変動だ、単なる風ではない」と報道された。

道内の首長は自民か民主かと、板ばさみにあっているようだが、鳩山代表の地盤である新宮室蘭市長と岩倉苫小牧市長は地元から首相をと力が入っているらしい。

この国を誰に託すのか、自民か、民主か、道内でも激戦が続いている。

役所との太いパイプと利益誘導で当選してきた大物議員の土下座、ドブ板選挙も報道されている。

景気、雇用、年金や社会保障、少子高齢化・・・政治がいま取り組むべき課題は多い。


小泉政権以来、「いなか暮らし」は、一層苦しくなった。

将来も不安になった。

候補者も、あいまいなマニフェストだけではなく、不安に答える具体的な政策をこの選挙できちんと示して欲しいと思う。

「政策」と「責任力」の自民党か
「国民の生活が第一」の民主党か


鳩山代表の言う「地殻変動」は本当に起きるのだろうか・・・？

そして世の中は変わるのか・・・？

刻々とその日が近づいてくる。

夏はウニが旨い

天売島からウニが届いた。

先週、教員になって天売の小学校に勤務している親類の娘に久しぶりで会った。

「おじさんが天売島に行ったのは、もう１０年以上前かナ・・・、あのウニ丼は旨かったナ・・・」。

そんな話をして、「元気でがんばれヨ、おじさんも元気でネ・・・」とわかれた。

天売島の質の高い昆布を食べて育つエゾバフンウニは深い甘みと磯の香りがたまらない逸品と聞いている。

毎年「これを食べるためにフェリーで天売島へ行く」フアンも大勢いるという。


その天売のウニが昨日届いた。



今朝は早速「ウニ丼」をいただいた。

北海道の夏は「ウニ丼」が一番旨い。

ノムさん「首位イジメ」

きのう炎天下で汗を拭きながら、家内と旭川市スタルヒン球場で日本ハムの応援をした。

球場正面のスタルヒンの銅像前で「おじたりあん」

（スタルヒンは旭川中（現旭川東高）出身で巨人・金星などで通算３００勝投手、１９８４年旭川市は球場改修工事に伴い「スタルヒン球場」と命名した。）


あさ道スポを見ると、ノムさん「首位イジメや」の記事が載っていた。

先手必勝か、楽天は後半戦負けなしのエース岩隈をぶつけてきた。

試合前からいや～な予感がしていた。


結局試合は、岩隈に１０安打を浴びせたがセギノールの２発で３－６で負けた。

ノムさんの「首位イジメ」が本当になった。



試合後、マスクをした日ハム選手がバスに乗らず何人もタクシーで走り去った。

「おじたりあん」が選手に手を振ったが、見向きもせず立ち去った。

少しムカついたが、今朝新聞を見て選手は、それどころでないことがわかった。

朝刊には、日ハム「新型インフルエンザに集団感染」「スレッジら５人緊急隔離」と載っている。

こんな真夏に「インフルエンザ」とは今まで考えられないことだ。

これからの日ハムの試合が心配になる。

苦しいときこそ、みんなで「つないでつないで」ガンバッテ欲しい。

日ハムー楽天、きょうのスタルヒン球場の試合は雨で中止になった、この雨は恵みの雨となるかどうか・・・？。

悲願成就

ようやくというか、とうとうというか、あす衆院選が公示される。

２００５年９月以来４年振りである。

自民公明が連立政権を維持するか、
民主党など野党が政権を奪取するか、３０日に決まる。

小泉政権の構造改革は大企業と銀行を優先し貧富の格差を拡大し、老人の医療費の負担増、年金を減少させた。

以来、自民党は責任政党と口では言いながら、安倍、福田は、無責任に政権を放り出した。

続いて、たらい回しで就任した麻生首相は、空気が読めない、失言多く身内にも飽きられる始末。


首相は「安全・安心」責任力といっているが、報道では自民党の劣勢が伝えられている。

大企業優先、官僚主導、世襲議員の支配により責任政党としての機能が果たされていない。

このままではこの国はダメだと国民が気づいた。

これからは、弱者を助け合う政治を実現させなければならない。


「国民の生活が第一」といっている民主党がどこまでやれるかはわからない・・・。

しかし、とにかく民主党に勝たせないと念願の「政権交代」の一歩が始まらない。

明日は公示日。

「日本が変わる」悲願成就まであとわずか。

「政権交代」の日が近づいてくる。

きょうも日ハム勝つ。

札幌ドーム対西武１５回戦、９回ウラまで日ハムは敗戦ムードだった。

試合はわからないものだ。

９回ウラ一死、２，３塁と、３番稲葉につないだ、その稲葉が起死回生の同点ホームラン。

土壇場にドラマが起きた。

試合は６－６の延長戦になった。

続いて１０回ウラ、二死満塁、西武の投手は小野寺からベイリスがマウンドへ。

そのベイリスが２番糸井のときにワイルドピッチ。

三塁ランナー中嶋がベースを踏んだ。
７－６日ハムが今季６度目のサヨナラ勝ちで貯金２６となった。

ヒーローインタビュで稲葉選手は「最後まであきらめない、僕が見せないと・・・」と。
いつも稲葉の口癖が勝利を呼んだ。

夏休みでスタンドいっぱいの子供達にとって最高のプレゼントになった。

日ハムは１８日から旭川スタルヒン球場で楽天と戦う。

早ければ優勝マジックが点灯するかもしれない。

道北の日ハムファンもその時を待っている。

「おじたりあん」も１８日１３：００の試合に、家内と応援に駆けつける。

終戦記念日

きょうは６４回目の終戦記念日である。

国民学校３年生だったので、定かではないが、わが家にの人２０人ほどが集まり、雑音で聞き取りにくい古びたラジオで天皇陛下の重々しい声を聞いた。

「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び・・・」それは当時の言葉を借りると「玉音放送」だった。

誰も、日本が戦争に負けるということは信じられなかった。

部落会長だった、わが家の先代爺様は日本は負けることはない、いざというときは神風が吹くと云っていた。

親父は、青年学校の教官で、兵隊には行かなかったが、「鬼畜米英」などといって軍事教練をしていたので、俺は殺されると本気で思っていたらしい。


「戦禍のの記憶」ー戦後６０年百人の証言ー　　北海道新聞社発行


なぜか終戦の日にはこの本を取り出してよく読んでいる。

「自らの戦争体験はあまりにも悲惨と過酷な状況であっただけに他人に語る事をしない老人もいる。

この本は逆に勇気を持って証言してくれた貴重な戦争体験談である。

それぞれの体験談を読むと、再び戦争を起こしてはならないとつくづく思う。

私の叔父は衛生兵で昭和２７年当時ビルマの山岳地帯で発見されて日本に帰されてきた。

一人でどう生き延びていたのか、戦争の事は、誰にも語らず、誰も知らずに６年前にこの世を去った。

人にはいえない出来事があったのではないだろうか、ミャンマーの国がテレビに映ると食い入るように見ていたのを思い出す。

最近わが国には、憲法の平和理念を無視して、戦争を支持したり、核武装論を叫ぶ人がいる。


６４年目の終戦記念日にあたり、再び戦争の悲劇が繰り返されない事を望みたい。

終戦記念日

きょうは６４回目の終戦記念日である。

国民学校３年生だったので、定かではないが、わが家にの人２０人ほどが集まり、雑音で聞き取りにくい古びたラジオで天皇陛下の重々しい声を聞いた。

「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び・・・」それは当時の言葉を借りると「玉音放送」だった。

誰も、日本が戦争に負けるということは信じられなかった。

部落会長だった、わが家の先代爺様は日本は負けることはない、いざというときは神風が吹くと云っていた。

親父は、青年学校の教官で、兵隊には行かなかったが、「鬼畜米英」などといって軍事教練をしていたので、俺は殺されると本気で思っていたらしい。


「戦禍のの記憶」ー戦後６０年百人の証言ー　　北海道新聞社発行


なぜか終戦の日にはこの本を取り出してよく読んでいる。

「自らの戦争体験はあまりにも悲惨と過酷な状況であっただけに他人に語る事をしない老人もいる。

この本は逆に勇気を持って証言してくれた貴重な戦争体験談である。

それぞれの体験談を読むと、再び戦争を起こしてはならないとつくづく思う。

私の叔父は衛生兵で昭和２７年当時ビルマの山岳地帯で発見されて日本に帰されてきた。

一人でどう生き延びていたのか、戦争の事は、誰にも語らず、誰も知らずに６年前にこの世を去った。

人にはいえない出来事があったのではないだろうか、ミャンマーの国がテレビに映ると食い入るように見ていたのを思い出す。

最近わが国には、憲法の平和理念を無視して、戦争を支持したり、核武装論を叫ぶ人がいる。


６４年目の終戦記念日にあたり、再び戦争の悲劇が繰り返されない事を望みたい。

山城新俉さんが死んだ

山城新俉さんが特別養護老人ホームで死んだ。

同じ世代で、「白馬童子」で人気になり、当時、数多く時代劇出演していた記憶がある。

その後、司会者もして辛口トークでお茶の間の話題を集め、「チョメチョメ」は流行語にもなった。

お姫さん女優花園ひろみさんと結婚離婚を繰り返して話題にもなった。

糖尿病を患い、特別養護老人ホームで生活している様子をテレビで見てずいぶんヤセたな・・・と思っていた。

最近、女優の大原麗子さんも一人寂しく息を引き取った。

われわれ世代の映画俳優が次々とこの世を去っていくのがことのほか寂しい。


川谷拓三さんとの「どん兵衛」のＣＭが懐かしい。

断酒宣言

「断酒宣言」

「おじたりあん」ではありません。

あの、２月にローマで「もうろう記者会見」をしてヒンシュクをかった、道１１区（十勝管内）中川昭一前財務相のことです。

叔父さんの中川義雄参院議員から「断酒宣言しなければ選挙に勝てない」と言われそれに応えたと云う。

それも９日帯広市で開かれた後援会の総決起集会で「日本のため、皆さんのため酒を断つ」と述べた。

あの毒舌政治評論家の三宅久之さんも講演にきていたらしい。

やっぱりオカシイ「断酒宣言」も他人事で自分のタメではないんです。


太郎といい昭一といい、世襲議員のボンはなんてバカなんでしょう・・・？。

道内の自民党の中川だけでなく、町村、武部のボス３人は、小沢さんの子分に追われて厳しい選挙を戦っている。

大雪山から涼しさを届けます。

旭川市から１時間ほど車で走ると、大雪山の麓「層雲峡温泉」に着く。

さらに国道４０号線を進んで、柱状節理の断崖絶壁の途中に石狩川に流れ落ちる二つの滝がある。

白糸のように優美な姿で流れているのが銀河の滝で、対照的に太い一本の線となって流れているのが流星の滝です。

＜銀河の滝＞



＜流星の滝＞



この二つの滝はその姿から女滝・男滝と呼ばれている。

銀河・流星の滝を眺めながらトンネルを越えて、渓谷を奥に進むと高さ１５０ｍにも達する断崖絶壁の大凾・小凾が見られます。

高山植物咲きました

４０年も前から道内の高山植物と山野草を集めだし１２０鉢ほどになっています。

７月長雨で開花時期が遅れましたが、いまようやく咲き始めました。



スイスヒメハギ


大雪チングルマ


キリギシアズマキク


レブンキンバイ


大雪コマクサ


知床ヒメシャクナゲ


知床八房イワヒゲ

ひまわり１３０万本咲く

お隣さんのマチ、北竜町の「ひまわりの里」で１３０万本のひまわりが見事に咲き誇っている。

７月は長雨で開花が遅れていた。

作付け面積は２３ヘクタールある。



１９７９年当時、農協職員が旧ユーゴスラビアの空港を降りた時一面黄色に咲き誇っていた「ひまわり」に感動し、早速、農協婦人部の皆さんにお願いして植え始めたのがきっかけという。

「ひまわり」は２メートルの背丈になるものもあり、観光協会は、
「ひまわり迷路」を作ったりして毎年２０万人訪れる観光客を楽しませている。



赤いひまわりもありました。

この国の農業はどうなるのか。

となりマチで今回の衆議院選にむけて公開討論会がありました。

民主党の現職は基幹産業の農業に「戸別所得補償制度」を導入して営農を守っていく事を訴えた。

一方自民党の比例で当選した現職は、生産調整を守っている地域にメリットがあるようにすべきだ。

幸福実現党のもう一人の方は生産調整には賛成しかねる。農産物の海外輸出も必要と訴えた。

国を背負っている国会議員候補者であれば食糧生産のほとんどを他国に依存している現状をどうするのかもっと突っ込んで話して欲しかった。

私は４３年間農業団体にお世話になった人間として農業の市場原理主義と規制緩和で後継者も育たず、離農が相次ぎ、農村の衰退を目にしてきました。

この国は農業政策にどう取り組もうとしているのか、農業にたいするビジョンがまったくありません。

農業は国民の命を守っているのです。
農業が破綻すると国が滅びる事になります。

国会議員はもっと真剣に農村、農業の現場を見て議論して欲しい。