社会投資家を志す、MASAHIRO まーにゃん日記

あのドナルド・トランプ越え目指して!!
そう夢では思っているんだけど・・・・

そうなんだねえ・・・あれから20年かあ。山一破たんから

2017年11月24日 | 日記

日経やWBSを見ていて、(WBSより)

しんがり 山一證券最後の12人 (講談社+α文庫)
清武英利
講談社
空あかり 山一證券“しんがり”百人の言葉
清武 英利
講談社

 

「あっそうなんだあ・・・あれから20年経つんだねえ・・・・山一の破綻から・・・」と感慨深げに、自分でも20年前を思い出した。

1997年、消費税が3%から5%へ、

三洋証券、北海道拓殖銀行、山一証券と11月に続々と破綻・・・

当時、自分は建設業の専門誌に努めており、

正月広告の営業にため各土木・建築会社に訪問していたが、

黒板に書いてある工事スケジュールが空き空きの会社が多くあり、

大丈夫かなあと思っていたら、

 

それから続々と建設会社が潰れていった。

 

 

 

それから就職氷河期があり、

 

自分も2年後に建設専門誌を退職。

 

 

 

その後、右往左往する人生に・・・

 

 

 

 

2001年には、小泉内閣が誕生。

そして小泉・竹中ラインで不良債権処理が進んでいく中で、

不動産の評価が従来の積算評価に加え、収益還元法のウェートが高くなり、サラリーマン大家を多く生み出すきっかけを作り出す。

 

自分もその収益還元法のおかげで1棟目の新築を完成させることができた。

 

完成したのが夏。そのときにパリバショックが起きる。

 

2007年の夏。山一が破綻してから10年目だ。

サブプライム問題が浮上し、その年の12月には不動産の融資の蛇口が閉まる。

収益還元法の雄SMBCが蛇口を閉めたと思ったら、保証協会が100%保証から80%に蛇口が閉まり、

 

翌年、アメリカ発、リーマンショックが起こる。

 

2009年には、日本の地盤沈下を加速する民主党政権が誕生。

日本パッシング、中国が大きく台頭、マケットニュースでも日本の話題より中国が主流に。

 

そして2012年暮れに安倍内閣が・・・

翌年4月に黒田日銀総裁による大規模な量的緩和が行われ、不動産融資に関してゆるゆるになっていく。

アベノミクスにより不動産価格も高騰。

利回りも大きく低下してくる。

 

そして、今年、2017年。山一が破綻して20年。

 

不動産融資に関して、また蛇口を閉めだした。

マイナス金利、人口減により地銀の収益構造が壊れだしてきている。

 

現金融庁長官は異例の3年目。地銀の淘汰をどんどん進めていこうとしている。信金も同じ。

 

融資が厳しくなれば、おのずから買い手が少なくなる。価格も下落する。

 

あとどのくらいで、

本格的な

買い場になるのだろうか????

 

20年、振り返るといろんなことがあったよなあ〜と痛感。

そのぶん自分も歳をとってしまったんだけど。

 

 

 

ところで

 

えっ、

ちょっと20年後、自分、75歳になるじゃん〜

やべえなあ・・・まじかよん〜