訴訟案件を手がけていると、「こいつの言っていることは限りなく黒に近い」「どう考えても嘘をついているとしか思えない」という場面に出くわします。
しかしながら、訴訟手続きというのはある意味冷たいものであって、請求の根拠となる事実関係を主張する側が証明できない限り、立証不十分→請求棄却という結論になってしまいます(学問上は証明責任の分配と呼ばれるところで、この点が触れられたりしています)。
従って、相手の主張していることは証拠が無いことを良いことにことごとく否定し、「証明できるもんなら証明してみろ」と言わんばかりの状態に追い込まれることもあります。
こんな状態を打破するため、少しでも有利な証拠が無いか、私なんかは土日等の休みを使って血眼になって探すのですが、「見つかった!」とそのときは思っても、後日振り返って考えると「我田引水」に過ぎず、使えないなぁ…と反省することがあります。
先日も記録をじっくりと読んでみて、「これは!!」というものを見つけ出し、一応書面化してみました。
が、上記のようなことがあり得るため、1週間ほど書面をわざと寝かせようと思っています。
ゴールデンウイーク明けに書面を読み返して、「一発逆転!!」と自分なりに自信を持てるかどうか…、ゴールデンウイークを前にして不安と期待を持っています。
果たして結果は如何に。
P.S.ゴールデンウイークの休みボケが入ってしまい、かえって精度が落ちてしまうのでは?という点も否めないのですが…。
※よろしければこちらもご覧下さい。
インターネット・電子(IT)取引、労務・労使・労働問題、フランチャイズ、債権回収を中心業務にしている弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の法律情報ページ
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従って、相手の主張していることは証拠が無いことを良いことにことごとく否定し、「証明できるもんなら証明してみろ」と言わんばかりの状態に追い込まれることもあります。
こんな状態を打破するため、少しでも有利な証拠が無いか、私なんかは土日等の休みを使って血眼になって探すのですが、「見つかった!」とそのときは思っても、後日振り返って考えると「我田引水」に過ぎず、使えないなぁ…と反省することがあります。
先日も記録をじっくりと読んでみて、「これは!!」というものを見つけ出し、一応書面化してみました。
が、上記のようなことがあり得るため、1週間ほど書面をわざと寝かせようと思っています。
ゴールデンウイーク明けに書面を読み返して、「一発逆転!!」と自分なりに自信を持てるかどうか…、ゴールデンウイークを前にして不安と期待を持っています。
果たして結果は如何に。
P.S.ゴールデンウイークの休みボケが入ってしまい、かえって精度が落ちてしまうのでは?という点も否めないのですが…。
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