今回の春樹さんはパスするつもりでしたが、やはり買ってしまいました。
長編は終わりまで読む気力も根気もない、春樹本はもういいと思ったのです。
新聞の書評や、カスタマレビューなど感想は様々で、信用していませんでしたが、
最近読んだ知人や友人から、とても面白かった、今までの作品と違う、
読みやすい、などと聞かされ この感想が私を動かしました。
デパートの中にある比較的大きな本屋さんで買いましたが、
店員さんの話では、発売当日も報じられたような騒ぎもなかったそうです。
テレビでみた 発売当日のカウントダウン、夜中の発売や行列は何だったのでしょう?
京極夏彦の「書楼弔堂」を読んでから、途中で投げ出すことに罪悪感を覚えるようになりました。
この作品は見捨てられた、読まれなくなった本を弔う、読まれる人に届けて成仏させる・・・
妹たちに聞くと、まだ買ってないとのことなので、3人でシェアすることにしました。
3人のうち、誰かは読了するでしょう。罪悪感も覚えず済みますから。