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Mind Feeling 0915-2 「戻り」

2007年09月15日 18時16分30秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
「ただ足を踏み出すだけ ただそれだけ、それだけのこと。ゴールの向こうにも道はまだ続いている」(篠原美也子『夜明けのランナー』1997年 より引用)

 何をしても何をしなくても、時間は過ぎて行き、物事は始まって終わっていく。何を得る訳でも、何を確かめる訳でもなく、ただ、流れていく“Mechanical Days”-機械的な日々-けれど、それでも人は、「感情」を忘れる事なく感じていく…それが何時しか「憂鬱」を産むのだろうか?
   しかし、1日が過ぎ去った所で、明日という1日がやってくる。終わりは、死ぬまで永遠にやってくる。「ゴール」を終わりに例えるならば、冒頭の引用文の様に、道はその先にも続いている。 場当たり的に、事を右から左に流したとて、所詮は、付け焼き刃であって、何1つ解決には繋がらない。所謂「負の無限回廊」を行くだけで、同じ所からは抜け出せないままである。
  良いも悪いも「同じ事の繰り返して来た」過ぎ去りし時間。「繰り返す事だけ」が重要で、そこに、「反省」やら「改善」やらは含まれては無かったし、それらの重要性なんて、まったく解っていなかった。繰り返しの中の「失敗」は、たんなる「通過点」であり、ただの「結果の1つ」でしかなかった。行き着く所へ行く事にしか考えず、走り続けて、見出だしたゴールの先には、当たり前の様に次の道が続き、先へ先へとただ駆けて、転ぶ度に、こんな事を思う私は、まったく進歩の無い人間である。(ため息)
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