
渡辺祥智著『その向こうの向こう側』の全巻が身辺整理をしてきたら出てきた。購入したのは多分今から5、6年前じゃないかな、と思うが詳しいことは忘れてしまった。購入の動機は、2007年に出会った同じ作者のこの作品とこの作品にあり、同じ作者で違う作品を読んでみよう、で、たまたま全巻揃っていたので、一気に購入した。1発目の読破の話はこのブログにはどうも書いておらずだと判り、今回書いてみる。
『その向こうの向こう側』なんて意味ありげだが、冒険ファンタジー物語であり、主人公とこのタイトルの関係を私は2回読んでも見いだす事が出来ず、相変わらず読解力がないな、と呆れるばかり。主人公が生まれる前の記憶に出会う、と言う様なニュアンスを受けたが、それが正しいか自信をもっては言えない。過去の主人公自身に会いに行く或いは前世に会いに行くみたいなことは一切ないのが、面白さとも言えるし、ある意味では、創られた物語の上の主人公が生まれる前のものを作り出した感じである。「その向こうの向こう側」とは、この物語においては、「この世に生を受ける前にみた記憶」となっているので、繋ぎ合わせるとそんな感じになるのだろうか?
他方で読んでいくと、この作品に読み出会う前にふれた同じ作者の冒険ファンタジーものの『銀の勇者』をどことなく思い出させ、主人公はどこか同じ作者の『Fun!Fun!工房』に出てくる主要キャラクターのひとりの様相を呈してる感じもして、楽しませてもらった。
作者が同じなだけあって当たり前の話、キャラクターの顔つきや雰囲気が似かようのだが、それだけ人物を描ける力には凄いなと思え、また、進みゆく物語の展開も異なるので、同じであって違うと言う不思議な感覚に陥った。
『その向こうの向こう側』なんて意味ありげだが、冒険ファンタジー物語であり、主人公とこのタイトルの関係を私は2回読んでも見いだす事が出来ず、相変わらず読解力がないな、と呆れるばかり。主人公が生まれる前の記憶に出会う、と言う様なニュアンスを受けたが、それが正しいか自信をもっては言えない。過去の主人公自身に会いに行く或いは前世に会いに行くみたいなことは一切ないのが、面白さとも言えるし、ある意味では、創られた物語の上の主人公が生まれる前のものを作り出した感じである。「その向こうの向こう側」とは、この物語においては、「この世に生を受ける前にみた記憶」となっているので、繋ぎ合わせるとそんな感じになるのだろうか?
他方で読んでいくと、この作品に読み出会う前にふれた同じ作者の冒険ファンタジーものの『銀の勇者』をどことなく思い出させ、主人公はどこか同じ作者の『Fun!Fun!工房』に出てくる主要キャラクターのひとりの様相を呈してる感じもして、楽しませてもらった。
作者が同じなだけあって当たり前の話、キャラクターの顔つきや雰囲気が似かようのだが、それだけ人物を描ける力には凄いなと思え、また、進みゆく物語の展開も異なるので、同じであって違うと言う不思議な感覚に陥った。
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