(日経10/03:投資情報面)
タムロンは2020年12月期に連結売上高を前期比5割増の1100億円程度に高める。デジタルカメラ向け交換レンズではカメラメーカー並みの利益率の高い製品を拡充するほか、中国で監視カメラの販売を拡大。設備投資を絞って減価償却負担を抑え、売上高営業利益率で10%(前期は8.3%)強を目指す。
高級レンズでは9月末にズーム機能のない「単焦点」の製品を発売した。描写性能が売りで、価格は9万円と他のカメラメーカー並みとした。従来は割安なレンズが主力だったが、高級品に力を入れて採算を改善する。
監視カメラは高倍率やブレ防止、暗闇で撮影できる機能などを備えた製品をベトナム工場で安価に製造し、需要拡大が見込める中国での販売を伸ばす。
ベトナム工場の能力増強が一巡し、今期42億円を見込む減価償却費も今後は30億円程度に減少すると見込む。
タムロンは2020年12月期に連結売上高を前期比5割増の1100億円程度に高める。デジタルカメラ向け交換レンズではカメラメーカー並みの利益率の高い製品を拡充するほか、中国で監視カメラの販売を拡大。設備投資を絞って減価償却負担を抑え、売上高営業利益率で10%(前期は8.3%)強を目指す。
高級レンズでは9月末にズーム機能のない「単焦点」の製品を発売した。描写性能が売りで、価格は9万円と他のカメラメーカー並みとした。従来は割安なレンズが主力だったが、高級品に力を入れて採算を改善する。
監視カメラは高倍率やブレ防止、暗闇で撮影できる機能などを備えた製品をベトナム工場で安価に製造し、需要拡大が見込める中国での販売を伸ばす。
ベトナム工場の能力増強が一巡し、今期42億円を見込む減価償却費も今後は30億円程度に減少すると見込む。