〔15.3.3.日経新聞:投資情報面〕
工業用ポンプ大手の日機装は2日、2015年3月期の連結純利益が前期比15%減の50億円となりそうだと発表した。2%増の60億円としていた従来予想から一転減益の見通しとなる。消費増税前の駆け込み需要の反動減が長引き、医療用の透析装置が想定より落ち込む。
売上高は7%増の1300億円(従来予想は1350億円)の見通しだ。海外向け液化天然ガス(LNG)用ポンプの出荷が来期にずれ込むのも響く。航空機部品が北米向けに伸びたが補えない。営業利益は26%減の70億円(従来予想は100億円)を見込む。生産拠点の移転で一時的に人件費が増えるほか、国内ポンプ事業の開発や販売促進の費用が膨らんだ。
工業用ポンプ大手の日機装は2日、2015年3月期の連結純利益が前期比15%減の50億円となりそうだと発表した。2%増の60億円としていた従来予想から一転減益の見通しとなる。消費増税前の駆け込み需要の反動減が長引き、医療用の透析装置が想定より落ち込む。
売上高は7%増の1300億円(従来予想は1350億円)の見通しだ。海外向け液化天然ガス(LNG)用ポンプの出荷が来期にずれ込むのも響く。航空機部品が北米向けに伸びたが補えない。営業利益は26%減の70億円(従来予想は100億円)を見込む。生産拠点の移転で一時的に人件費が増えるほか、国内ポンプ事業の開発や販売促進の費用が膨らんだ。