本日は経絡治療学会関東支部講習会の第8回目でした。
午前中の講義では脈診を臨床でどう生かすかについてお話させていただきました。「脈を診て証を立てる」のではなく、「証を立てるために脈を確認する」という逆転の発想が出来るかどうか。もう一段階成長するためにはこの辺りの意識をどう変えられるかです。残り2回で今までの概念をひっくり返し、脈診の呪いから解放されることを願っています。
午後のベッドサイドでは妊産婦の治療についてお話させていただきました。講義の中でお話しした安全な施術を行うためのポイント2つ、それだけ忘れずに取り組めば妊産婦さんの治療は難しくありません。多くの先生方に産科領域の鍼灸治療に取り組んでいただければと願っています。
今日は私、陣痛が始まる際に甚だしい腎虚になる仕組みを「サイフォンの原理」を応用した実験で視覚的に再現するという試みをしてみましたが、いかがでしたでしょうか(笑)。腎を補っているのに最後は甚だしい腎虚になるのはこういうことなんだと実感していただければ嬉しいです。
さて。
つくばFCレディースはディアヴォロッソ広島さんに1-3で力負け。先ほどYouTubeのアーカイブを観ましたが、戦術負けと言っていい内容でした。采配と指導の問題ですから、正直あれでは選手がかわいそうです。
#15工藤古都子は久しぶりのスタメンフル出場。試合終了間際のゴールに絡めたのは良かったですが、やっぱり左サイドでプレーするのが一番持ち味を発揮できるなぁと思いながら観てました。
つくばの試合に関してはまた後日詳しくお話ししたいと思います。
さて、これから今日の栃木の試合も観なきゃならないし、まぁ忙しいですわσ(^_^;)