来季のJリーグ各カテゴリのライセンス申請期限が6月30日でした。首位鹿児島などJ2昇格を目指すJ3クラブも続々とJ2ライセンス取得に向けて動いておりますが、秋田はJ2ライセンスの取得を断念しております。施設条件だけが現段階ではクリアできる見込みがない状況なのだそうです。残念ながらこればかりは行政の協力が必要不可欠で、クラブの努力だけではどうにもならないことですからね・・・。
その会見の様子が文字起こしされて公式サイトにUPされているのですが、ブラウブリッツ秋田というクラブのビジョンが明確に示された受け答えでとても感心しました。長文ですが、ぜひ多くの方々にご一読いただきたいです。
『6.30 Jリーグクラブライセンスについての記者会見を行いました。』(ブラウブリッツ秋田公式)
既存の陸上競技場も改修にそれなりの費用がかかるというのも陸上競技場で申請しなかった理由のひとつではあるものの、一番大きな理由は「陸上競技場はその名の通り陸上競技場」ということ。「収益を生めるプロフィットセンターにし、そのためにはどういったことをクリアしていかなければならないのかという考え方に変わってきています」という言葉からは、サッカーやそれを取り巻く環境整備を通じて地方の活性化を図りたいという意図が見て取れます。
自分達のクラブだけではなく、行政を巻き込んで全体に利益を生み出す仕組みを考えて行くのが現代の常識なのです。栃木県や我がクラブとは真逆の考え方。でもそれが真っ当な考え方だと思います。なぜ栃木県や栃木SCはこうした考え方で話を進められなかったのか・・・本当に残念でなりません。
J2復帰はもちろん今季の一番の目標です。しかし、これはもう何度も言っている通り、私は今でもカテゴリを上げることがすべてではないと思っています。それより先にクラブが取り組まなければならない課題はたくさん残っていると思うのです。
橋本社長が就任して以降、クラブは少しずつ変わりつつあると感じています。ですが取締役に旧経営陣が残っている状況において、クラブの将来を左右しかねない重要な案件に対してどれだけ橋本社長が独自色を出せるか・・・期待はしていますが、困難を極める仕事だと思います。本当、がんばって欲しいです。
その会見の様子が文字起こしされて公式サイトにUPされているのですが、ブラウブリッツ秋田というクラブのビジョンが明確に示された受け答えでとても感心しました。長文ですが、ぜひ多くの方々にご一読いただきたいです。
『6.30 Jリーグクラブライセンスについての記者会見を行いました。』(ブラウブリッツ秋田公式)
既存の陸上競技場も改修にそれなりの費用がかかるというのも陸上競技場で申請しなかった理由のひとつではあるものの、一番大きな理由は「陸上競技場はその名の通り陸上競技場」ということ。「収益を生めるプロフィットセンターにし、そのためにはどういったことをクリアしていかなければならないのかという考え方に変わってきています」という言葉からは、サッカーやそれを取り巻く環境整備を通じて地方の活性化を図りたいという意図が見て取れます。
自分達のクラブだけではなく、行政を巻き込んで全体に利益を生み出す仕組みを考えて行くのが現代の常識なのです。栃木県や我がクラブとは真逆の考え方。でもそれが真っ当な考え方だと思います。なぜ栃木県や栃木SCはこうした考え方で話を進められなかったのか・・・本当に残念でなりません。
J2復帰はもちろん今季の一番の目標です。しかし、これはもう何度も言っている通り、私は今でもカテゴリを上げることがすべてではないと思っています。それより先にクラブが取り組まなければならない課題はたくさん残っていると思うのです。
橋本社長が就任して以降、クラブは少しずつ変わりつつあると感じています。ですが取締役に旧経営陣が残っている状況において、クラブの将来を左右しかねない重要な案件に対してどれだけ橋本社長が独自色を出せるか・・・期待はしていますが、困難を極める仕事だと思います。本当、がんばって欲しいです。