終わりました、チリUー24とのゲーム。結果はスコアレスドローでしたが、言いたかないけどやっぱり『岡田ジャパン』になっていましたねぇ。いやね、悪い意味ですよ、当然ながら。
狭い場所でパスをつなぎ、前に前に出ていく。これ自体は悪くないのですが、ピッチを「狭く使わざるをえない」サッカーになっており、大きな展開やサイドからの意図的な崩しはほとんどありませんでした。おそらくこれは監督の指示どおりのサッカーなんでしょうけれど・・・。
ピッチに立っていたメンバーはオシム時代とほぼ同じ。なのにこの変わりよう。個人的には異常とも言える事態に映りました。
選手間にはオシム流の継承という雰囲気を感じるのですが、その流れを岡田監督の指示が遮っている。従来ならば大きくサイドを変えていた場面でも、選手全員が中央に寄せているので散らせない。必然的に真ん中の狭い場所で短いパスをつなぐことしかできなくなるわけですが、何しろ展開が小さいので相手も徐々に慣れてきてしまい、前半の終盤頃にはすぐにスペースを埋められて行き詰まるようになっていました。で、高い位置でカットされてカウンターを食らう。それをしのいでもやっぱり同じ事の繰り返し。結局、90分間何もできずに終わったという印象です。はっきり言えば、つまらなかった。その一言に尽きる内容でした。
オシムのサッカーの方が良かったとは思いません。ただ、オシム時代は監督の意図と選手がやろうとしているサッカーが一致しているのがきちんと毎回伝わってくる内容でした。成熟度の違いこそあれ、選手と監督の方向性がきちんと一致していた。
今日の試合からは、岡田監督の意図するサッカーも、そして選手がやろうとしているサッカーも、そのどちらもぼやけたままだったのが非常に気になります。
選手の迷いも大きく、そして何よりも監督の迷いが観ている側にひしひしと伝わってくるというのは、W杯予選を目前に控えたこの時期としては異様な事態です。
30日の試合は今日の相手よりも格上となります。今のままなら確実に勝ち目はないでしょうし、2月からのW杯予選も苦戦を強いられる展開になると予想します。
危機感だけが募った本日のゲームでした・・・。
狭い場所でパスをつなぎ、前に前に出ていく。これ自体は悪くないのですが、ピッチを「狭く使わざるをえない」サッカーになっており、大きな展開やサイドからの意図的な崩しはほとんどありませんでした。おそらくこれは監督の指示どおりのサッカーなんでしょうけれど・・・。
ピッチに立っていたメンバーはオシム時代とほぼ同じ。なのにこの変わりよう。個人的には異常とも言える事態に映りました。
選手間にはオシム流の継承という雰囲気を感じるのですが、その流れを岡田監督の指示が遮っている。従来ならば大きくサイドを変えていた場面でも、選手全員が中央に寄せているので散らせない。必然的に真ん中の狭い場所で短いパスをつなぐことしかできなくなるわけですが、何しろ展開が小さいので相手も徐々に慣れてきてしまい、前半の終盤頃にはすぐにスペースを埋められて行き詰まるようになっていました。で、高い位置でカットされてカウンターを食らう。それをしのいでもやっぱり同じ事の繰り返し。結局、90分間何もできずに終わったという印象です。はっきり言えば、つまらなかった。その一言に尽きる内容でした。
オシムのサッカーの方が良かったとは思いません。ただ、オシム時代は監督の意図と選手がやろうとしているサッカーが一致しているのがきちんと毎回伝わってくる内容でした。成熟度の違いこそあれ、選手と監督の方向性がきちんと一致していた。
今日の試合からは、岡田監督の意図するサッカーも、そして選手がやろうとしているサッカーも、そのどちらもぼやけたままだったのが非常に気になります。
選手の迷いも大きく、そして何よりも監督の迷いが観ている側にひしひしと伝わってくるというのは、W杯予選を目前に控えたこの時期としては異様な事態です。
30日の試合は今日の相手よりも格上となります。今のままなら確実に勝ち目はないでしょうし、2月からのW杯予選も苦戦を強いられる展開になると予想します。
危機感だけが募った本日のゲームでした・・・。