工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
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あなたの街のはり屋さん
お灸もやってます

奇跡?偶然?論理的?

2008年01月25日 20時31分44秒 | その他
時々ね、十何年前に書いた手紙が届いたとか、そんなニュースがあるじゃないですか。この辺の方だとね、昔々のつくば博に行って、そこで未来の自分宛に手紙を出したら忘れた頃に届いたとかね。そんな話はよく聞きます。うちの副院長もそういう手紙が届いた事があるそうでございますよ。
・・・でもね、自分で書いて自分に出してるんだから、これはそんなに驚く事じゃない。

おもしろい事が起こるものでございます。

14年前の風船手紙、底引き網漁で水揚げのカレイがお届け(読売新聞) - goo ニュース

このニュースには本当に驚かされます。14年前に空に飛ばしたはずの手紙が深海の魚にくっついていて、その魚を引き上げた漁師さんが手紙を見つけたっていうんだから。

私もね、似たような経験がございますよ。

以前の日記にも書きましたが、100km離れた場所でなくしたものを数年後に発見するという不思議な出来事でした。ちょっぴり薄気味悪いような気も致しますが、それでもね、私には様々な偶然が重なり合った結果だとしか思えないんですよ。

奇跡という言葉で片付けるのは簡単ですが、その裏に隠された真実に目を向ける事も非常に大切だと思うんです。
この魚に張り付いていた手紙はいろんな偶然が幾重にも重なり合って書いた本人の元へ帰って来た。
私が何年も前になくしたバットが、ある日突然目の前に転がっていた。
このどちらもいわゆる『奇跡』などの類ではなく、偶然の産物だと思いたいんですよ、私は。

要するに私は奇跡という言葉で片付けるのが嫌いなだけなんですけどね(^^;)

結果には必ず理由があるはず。理由を考えず、重要な部分を投げ出して「奇跡だ奇跡だ」と騒ぐのはナンセンスだと思うんです。「偶然の産物」にだって、結果と理由が必ずあるわけです。ですからね、偶然は奇跡じゃない。

・・・どうでもいいって(^^;)?
私だってそう思いますけど(どないやねん)、まぁもうちょっと私の戯言にお付き合いくださいませよ。

我々の治療もね、ある意味ではこれらの現象に似ているような気がするんです。

鍼を刺し、お灸をするとて病が治る。
東洋医学の知識がある方なんてそんなにおりませんから、ある患者さんは「奇跡だ」と言い、ある患者さんには「何で!?」と驚かれる。数年前、外国人の患者さんに手を握られて「先生は神様だと思っています」と真顔で言われた時はどうしようかと思いました(・_・;) そんな事言われてもね、あたしゃ神様じゃない。
どういう経過をたどるかを予測しながら我々は鍼をし、お灸をするわけです。結果として得られた現象は、決して奇跡でも不思議な事でもないわけでございますよ。
・・・この場合は前述の例とは違って偶然ではなく、きちんとした治療理論があるわけなんですけどね(^^;)
まぁいろんな条件が幾重にも重なり合った結果、病が治ると。そんなわけですよ。順を追って治っていくわけですから、我々の治療ではなぜそうなったのか、治療を振り返って考える事ができます。この作業がとっても楽しい(^ー^)

今日の結論。
結局、何が言いたいかってね。

「結果には理由が必ずあるはず!世の中に不思議な事なんてない!・・・と思う(笑)!」

どこかで聞いたようなセリフだなぁ(^^;)
まぁいいや、以上!!
また明日(^^)ノシ
何だか今日の日記は書いてる本人が一番混乱しておる!!
コメント
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