飛行機さつえい奮闘記
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13日は毎年恒例の千葉市消防出初式に行ってきました。


会場のフェスティバルウォーク蘇我の臨時駐車場。一昨年までは10時からのスタートでしたが、去年は9時30分スタートとなり、今年はもっと早い9時スタートになっていました。
去年と式典配置が代わり、去年一般席であった演技塔正面は貴賓席に、去年貴賓席であった演技塔サイドは一般席に開放されていました。


8時20分の時点で最前列を含めて席は選び放題。演技塔に近い場所を押さえました。9時前になると最前列はほとんど埋まっていましたが、後方席は埋まることはありませんでした。立ち見客のほうが多かった印象です。


チーバ君もきていました。


分列行進開始。先頭は千葉市6区の消防署と千葉市消防局の旗を持った大隊長分団。


活動服部隊。


救急部隊。


国際緊急援助隊。


続いて車両部隊。警防課所属の指揮車。コールサインは『千葉指揮2』になるのでしょうか。


高規格救急車、コールサインは『美浜救急1』。美浜消防署の救急車は長らく大きなスーパーメディックを運用していましたが、車両更新でハイエース型の車両になった模様です。


総務省消防庁の文字が入っているこのバスのような車両は大規模災害などに出動し、隊員の支援を行う車両。東日本大震災の際も出動しました。
総務省消防庁が各都道府県に購入し、千葉県では千葉市消防局が運用しているとのこと。


特別高度救助隊。愛称はスーパーレスキュー千葉(S・R・C)。中央署所属の『中央救助1』。こちらも車両更新された模様です。


この車両は初めて見ました。桜木出張所所属の大型除染システム搭載車。こちらも総務省消防庁より送られた車両ですね。


湾港火災や水難救助の為の消防艇。コールサインは『臨港まつかぜ』。


背後に近づいてきた消防ヘリ。


1機目はおおとり1号のJA03CF。かなりのローパス進入!


2機目はおおとり2号のJA119C。


消防演習は稲毛大隊長が警防課所属の指揮車に乗って訓練開始報告。
想定は関東を大地震が襲い、市内の各所で海への転落、交通事故による閉じ込め、中高層建物火災が発生したもの。(スピーカーの位置が遠く、全く聞き取れませんでした。写真より推測します。)


被害状況を確認しにきたおおとり1号が交通事故を発見。救助隊を降下させます。




車内に運転手が閉じ込められている模様。


窓ガラスを割り(実際には割っていない)救出完了。


市内では中高層建物火災が発生。3/0の建物に多数の要救助者が取り残されている模様。続々と到着する消防隊。


現場では稲毛大隊長による指揮本部が設置されました。


救助隊はロープを使用し屋上の要救助者救助に向かう。


1階ではシャッター奥に取り残された要救助者を救助する為、エンジンカッターを活用しシャッター開放中。


無事に要救助者を救助。


屋上からはロープによる降下や…。


はしご車による救助も行われています。




バケットを使用しての要救助者救助。


全ての要救助者を救出したものの、火災は更に延焼中。隊員は火災鎮火を図る為、一斉放水準備をする。


建物内にいた救助隊は緊急脱出!


一斉放水開始!!


直後、消防ヘリも2機連なって上空をパス。これにて消防演習は終了。テキパキとした消防隊の動きに身震いしました。


今年は車両展示の時間もちゃんと設けられました。千葉消防の希望ナンバー制は導入した年と更新順(もしかしたら月かも?)とご一緒した友人が言っていました。確かにそうかも…。


千葉消防は位置情報システムを最近更新しました。モニターは大画面となり、見やすくなっています。(隊員さんに許可をもらい撮影しています)


そして平成25年3月までに消防無線はデジタル化されます。車内には既にデジタル無線が装備されていました。左側のボックスはマイクの切り替えスイッチ。本日はアナログ波(市波3ch)を使っています。
千葉県では昨年12月、共同指令センターの本格運用を開始しました。これは今まで各市町村ごとにあった119番受付台を千葉市消防局内の『ちば消防共同指令センター』と、松戸市消防局内の『千葉北西部消防指令センター』の2つに統合することにより、最新の機器を導入でき、火災被害の軽減や救命率の向上が期待できます。市町村境界線付近で発生した災害も今まで以上の連携が期待できます。(隊員さんに許可をもらい撮影しています)


特別高度救助隊の装備品。


高規格救急車(美浜救急1)の車内。左側がアナログ無線機、右側がデジタル無線機となっています。救急隊の無線交信には旧来は公共デジタル無線を使用していましたが、アンテナや機器は撤去されているようでした。
救急隊は先行してデジタル無線を運用しているのでしょうか。


救急車の車内。


千葉市消防局は全ての救急車が高規格となっており、救急救命士が乗務しているとのこと。


帰り際に気になったこの車両。『救-01』と書かれています。警防課所属の車両、車内を見ると『千葉救急救助1』と書かれていました。
多数の急病人が発生した現場(食中毒やイベント等の熱中症)の指揮統制に当たる車なのかもしれません。


荷台を横にスライドさせ、展開している警防課所属の支援車。


ドアが開いていたので中を見させてもらいました。…広い…!空調完備、テレビや冷蔵庫、電子レンジまであって快適空間…!


右側は座席になっています。車内の発電は別途ディーゼル発電機を積んでいるとのこと。2011年3月に導入され、試験が終わった所で東日本大震災が発生。早速被災地で活躍したそうです。


最後にスーパーレスキュー千葉の精鋭たちを。やっぱり『オレンジ』はカッコいい…! このような方々がいてくれるお陰で、私たちは安心して眠ることができますね。

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コメント
 
 
 
(笑) (ツン)
2013-01-13 22:31:51
こんばんは

窓ガラスは、割った設定なんですか?

やっぱり、訓練毎に窓ガラスを修理したりするほどのお金はないんでしょうかね?
 
 
 
Unknown (こうへい)
2013-01-14 23:22:06
ツンさん

あくまでも訓練ですので…。後片付けも大変でしょうしね。
救助隊は実際に窓ガラスを叩き割って救助する訓練も勿論受けていると思います。
 
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