北陸旅行記③(金沢をブラブラ)

5月14日、金沢は雲が出ているものの概ね晴れ。鼓門を潜ってもてなしドームへ。北陸滞在3日目は山間にある湯涌温泉に向かうのです。
温泉が目的な訳ではなく、この湯涌温泉も花咲くいろはに登場している為…。


金沢駅からバスに揺られること約50分、湯涌温泉に到着。花咲くいろはでは湯乃鷺温泉として、物語の舞台となっているのです。


718年（養老2年）に紙漉き職人が泉で1羽の白鷺が身を浸しているのを見て近づいてみると、湯が涌き出ているのを発見した。これが当温泉の発見および当温泉名の由来とされている。(Wikipediaより)


湯涌温泉の奥にある玉泉湖を散策。新緑がとても美しい。気温も暑すぎず、寒すぎずちょうどいい感じ。この時期の北陸は最高ですね。
写真左側に写っている茅葺屋根の建物は氷室。冬の間、雪を詰めて、氷として保存しておくところです。今は使われていませんでした。




玉泉湖から丘の上を見上げる。昔、この丘の上には白雲楼ホテルという、かつては東洋一といわれ、GHQが保養施設として接収したり、昭和天皇・皇后が食事をとったことがあるなど栄華を極めていたホテルがあったのです。


これがかつての白雲楼ホテル。跡地は公園と整備され、東屋の天井にはこのようにかつての白雲楼ホテルを偲ぶパネルが展示されています。


高台から湯涌温泉を望む。


足湯に入ったり、湯涌温泉名物の湯涌サイダー、柚子乙女を飲んだり、のんびり過ごしていました。
バスに乗って金沢駅へ戻ります。


次に向かったのは長町武家屋敷跡。


ここは加賀藩士の中・下級武士の屋敷の跡が残っており、土塀や用水、石畳の残る町並みは風情ある雰囲気が感じられます。


訪れた時は何かテレビの撮影を行なっていました。このような風情、時代劇には最適ですね。


石灯籠、影の当たり方が顔に見えたｗ



金沢に１０９！？


お腹が減ったので、友人が美味しいと言っていたグリルオーツカへ。


金沢名物のハントンライス！ケチャップで味付けしたバターライスの上に、半熟の薄焼き卵と白身魚のフライを乗せ、タルタルソースをかける。
ハントンライスだけでもかなりの量があり、それにサラダに味噌汁がついて750円！安いｗ


お腹いっぱいになってまた観光へ。香林坊交差点にあった、足の銅像ｗｗ


向かったのは金沢城跡。石川門から入っていきます。工事中でした…。


入ったはいいけど天守閣とかなく、あまり面白くないので軽く廻って退却…。


お次は金沢城公園の隣にある兼六園。国の特別名勝であり、日本三名園の一つに数えられている所です。


有名な徽軫灯籠と霞ヶ池。


園内はあやめが咲いていました。これからがシーズンかな。


梅の木には実がなっていました。




喧騒を忘れてホッと心が休まる場所でした。春もいいけど、ここはぜひ紅葉シーズンの秋に来てみたいですね。


さて、金沢駅に戻り、いよいよ帰ります。お土産を買ってはくたか25号で越後湯沢へ。


oh…残念なはくたか…。JR西日本所属のWHITE WING(ホワイトウイング)。越後湯沢に向かうはくたかは全て赤いスノーラビットを使用するものだと思ってたのでちょっとビックリｗ
車内では金沢駅で買った湯涌サイダーを飲みながら、旅で撮った写真をゆったり眺める。このゆったりした時間が次の旅に思いを馳せるのです。


越後湯沢に到着し、上越新幹線に乗り換え。素直に8分後に出発するMAXときに乗ればいいものを、何を血迷ったのか30分後の各駅停車たにがわを予約していたのです。
このたにがわ、見ての通り200系での運行なのでちょっと乗ってみたかったのです。


200系たにがわのグリーン車。うーん…普通だｗ　座席に座っていたらディーゼル車のような細かい振動と窓のビビリ音が…。
Twitterで呟いていたらコンプレッサーの音じゃないか？と言われましたが、グリーン車にコンプレッサー積むわけないし…。うーん、謎だ。


特にトラブルなく上野に到着！山手線と総武線でトコトコ千葉まで帰りました。

さて、今回の北陸旅行、天気に恵まれて、目的であるラッピング車両を美しく撮影することができました。メインは舞台探訪関連であったのですが、観光も十分満喫できました。
食事も美味しく、また北陸来たいですね。富山なんかも行ってみたいですし…。次来るのは湯涌温泉でぼんぼり祭りがある10月かな。
さて、行きたい所がたくさんあるな…ｗ