こんにちは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。
皆さんはスローフードと言う言葉をご存知ですか。
その土地の伝統的な食文化や食材を見直す運動、とでも言いましょうか。
その運動の日本の礎となっているのがスローフードジャパンです。
その秋田の支部(コンヴィヴィウム)スローフード・アキタの総会があるというので、ウチのお取引先農家である東成瀬の佐々木修さんと参加してきました。
総会とは言え、すごくくだけた感じの集まり。
皆おしゃべりを楽しみながら、くつろいだ感じです。
「それじゃ始めましょうかね」的なノリで会はスタート。
先ずは自己紹介です。
お互いに知り合っている方も多く、馴染んだ親しげな感じで自己紹介は進みました。
会の運営などについて、これまたゆるーい感じで話が進み、決まっていきます。
何かこれがスローフード・アキタの雰囲気みたいです。
▲途中で試食タイムもあります
▲カボチャの花のフリッター、美味!
▲フードカメラマンさんが激写!
そしてモロッコで開催された世界大会の様子を、スローフード・ジャパン副会長の石田さんからご報告頂きました。
▲スライドショーを見せながら
▲この人が会長(だったかな?)
▲モロッコ土産のお菓子の試食
この後、豆・雑穀・餡を商っている「鈴和商店」の専務さんより非常に興味深い問題提起がありました。
それは「黒ささげ(てんこ小豆)」のこと。
秋田県では赤飯を炊くとき、この豆を使うのですが、これは他県にはなかなか無い食文化だそうです。
この豆を使うから、秋田県の赤飯は黒紫色になる訳です。
▲鈴木さんとてんこ小豆
因に秋田県以外ではほとんどが「赤ささげ」を使っているそうです。
確かに、秋田県以外の赤飯の色は薄いなあと思いますよね。
しかし、その黒ささげは今、栽培する農家が減っており、絶滅の危機に瀕しているそうです。
原因は手間がかかることと収量の少なさ。
そこで鈴和商店さんでは、豆としてはかなり高額なお値段で契約農家さんにお願いしているそうでが、それでも取り組んで下さる農家さんはどんどん減っている現状だそうです。
▲何とかしたい!という想いを感じます
契約農家さんは湯沢市山田地区にもあるとのこと。
秋田独自の食文化を守るため、自分も何か出来ないか考えさせられました。
それにしても、今回のスローフード・アキタの総会では様々な方々と知り合えたし、「米カフェ」の米本先生が調理して下さったお料理も大変おいしく頂きました。
これからのスローフード・アキタの活動にワクワクしています。
デリカテッセン&カフェテリア 紅玉
〒019-0509 秋田県横手市十文字町梨木字沖野66-1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
秋田県横手市十文字のデリカテッセン&カフェテリア
紅玉のホームページ
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。
皆さんはスローフードと言う言葉をご存知ですか。
その土地の伝統的な食文化や食材を見直す運動、とでも言いましょうか。
その運動の日本の礎となっているのがスローフードジャパンです。
その秋田の支部(コンヴィヴィウム)スローフード・アキタの総会があるというので、ウチのお取引先農家である東成瀬の佐々木修さんと参加してきました。
総会とは言え、すごくくだけた感じの集まり。
皆おしゃべりを楽しみながら、くつろいだ感じです。
「それじゃ始めましょうかね」的なノリで会はスタート。
先ずは自己紹介です。
お互いに知り合っている方も多く、馴染んだ親しげな感じで自己紹介は進みました。
会の運営などについて、これまたゆるーい感じで話が進み、決まっていきます。
何かこれがスローフード・アキタの雰囲気みたいです。
▲途中で試食タイムもあります
▲カボチャの花のフリッター、美味!
▲フードカメラマンさんが激写!
そしてモロッコで開催された世界大会の様子を、スローフード・ジャパン副会長の石田さんからご報告頂きました。
▲スライドショーを見せながら
▲この人が会長(だったかな?)
▲モロッコ土産のお菓子の試食
この後、豆・雑穀・餡を商っている「鈴和商店」の専務さんより非常に興味深い問題提起がありました。
それは「黒ささげ(てんこ小豆)」のこと。
秋田県では赤飯を炊くとき、この豆を使うのですが、これは他県にはなかなか無い食文化だそうです。
この豆を使うから、秋田県の赤飯は黒紫色になる訳です。
▲鈴木さんとてんこ小豆
因に秋田県以外ではほとんどが「赤ささげ」を使っているそうです。
確かに、秋田県以外の赤飯の色は薄いなあと思いますよね。
しかし、その黒ささげは今、栽培する農家が減っており、絶滅の危機に瀕しているそうです。
原因は手間がかかることと収量の少なさ。
そこで鈴和商店さんでは、豆としてはかなり高額なお値段で契約農家さんにお願いしているそうでが、それでも取り組んで下さる農家さんはどんどん減っている現状だそうです。
▲何とかしたい!という想いを感じます
契約農家さんは湯沢市山田地区にもあるとのこと。
秋田独自の食文化を守るため、自分も何か出来ないか考えさせられました。
それにしても、今回のスローフード・アキタの総会では様々な方々と知り合えたし、「米カフェ」の米本先生が調理して下さったお料理も大変おいしく頂きました。
これからのスローフード・アキタの活動にワクワクしています。
デリカテッセン&カフェテリア 紅玉
〒019-0509 秋田県横手市十文字町梨木字沖野66-1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
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