[写真]無所属の会の岡田克也代表(左)、きょう平成30年2018年1月10日(水)、都内で筆者・宮崎信行撮影。
茨城7区選出の衆議院議員、中村喜四郎さんが、無所属の会に入会しました。
中村さんは当選14回。無所属の会の代表をつとめる、岡田克也さんよりも、5回当選回数が多く、4歳年上。
中村さんは、岡田さんと同じく、自民党竹下派「経世会」出身。中村さんと岡田さんは、経世会の中でも、安倍晋三首相の祖父の弟である佐藤栄作系ではなく、田中角栄・金丸信・小沢一郎系。ことしは田中角栄先生(角さん)の生誕100周年となります(5月4日)。
茨城県内では、同じ派閥の梶山静六さんと盟友関係で、ゼネコン汚職逮捕後が、梶山静六官房長官が、7区を訪れ、「私が代わりに逮捕されていればこんなことにはならなかった」と応援演説しました。
7区では、新進党を離党し、自民党の茨城県連会長を長く務めた山口武平・元県会議員がおす、永岡洋治さん及び永岡佳子さんに対して、小選挙区で当選。ここ数回は公明党推薦を受けており、全国で唯一、自民党公認候補ではない候補者に公明党が推薦を出していました。
第48回衆院選では、中村さんは、県都1区で、民進党の流れをくむ野党の公認候補を堂々と応援しました。
5年ほど前から、同じ経世会田中系の二階俊博さんが会長をつとめ、田中事務所があった、砂防会館に本部を置く、志帥会に入会していましたが、自民党に復党はしていませんでした。
今後は、左翼リベラル路線をとる、立憲民主党とは一定の距離をとり、自民党内で干されている、平成研究会、志帥会の2つの派閥を中心とした、政界再編も期待されます。
(C)2018年、宮崎信行。
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