【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【57年ぶり】新テロ特措法が衆院で3分の2で再可決

2008年01月12日 13時28分14秒 | 第169通常会(2008年1月~6月)ガソリン国会

写真は笹川良一さん像(日本財団ホームページから)

 新テロ特措法(給油再開法)は衆院本会議で11日、再可決し、成立しました。
 「3分の2条項」による再可決は57年ぶり2度目だそうです。
 前回はモーターボート・レースの根拠法だったそうです。

 日本の原油タンカーの安全確保には、日本財団の役割が大きいです。

 モーターボート競争の収益金は日本財団を通じて、日本の安全につながっている。

 57年ぶりの再可決。
 いずれにしろ、インド洋の安全確保。
 そして笹川堯・議院運営委員長はモーターボートレース創設者の笹川良一さんの次男。

 ということは、両方とも笹川家の利権なのではないか?
 
 でもまあ、これはこれで認めないと、現実問題、日本社会がなりたたないもんなあ。
 はあ。

補給支援法が成立 57年ぶり、衆院再議決(朝日新聞) - goo ニュース

 今国会の与野党攻防の最大の焦点だった補給支援特別措置法が11日、参院本会議での否決後、衆院本会議で再議決され、自民、公明両党などの3分の2以上の賛成で可決・成立した。憲法59条の規定に基づき、参院で否決された法案が衆院で再議決されて成立したのは57年ぶり。政府は来月中旬にもインド洋での給油活動を再開する。民主党など野党は再議決を批判したが、首相の問責決議案提出は見送り、対決は18日召集の通常国会での予算案や予算関連法案を巡る攻防に移る。

 福田首相は「我が国が『テロとの闘い』に再び参加できることは誠に意義深い」との談話を発表。再議決という異例の手段について「例外的といえば例外的」としながらも、「国会状況からやむを得ない」と記者団に語った。



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