【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【問われるのは有権者の見識】岡田克也、希望の党=3年前の維新の党とバッサリ、「一時的なブームでは政治を変えられない」

2017年09月26日 19時11分01秒 | 岡田克也、旅の途中

[写真]左から、今井雅人、松野頼久、岡田克也、枝野幸男の、各民進党衆議院議員、きょねん2016年2月26日、国会内で筆者・宮崎信行撮影。

 「岡田さんというのはすごい政治家だな」というのは、松野頼久さんの、きょねん3月1日の民進党結党大会での名言です。

 ただ、きょうは、これは岡田克也はすごい政治家だな、と私は感じましたね。

 岡田さんは、きょう、平成29年2017年9月26日、メッセージを発しました。あさって衆議院は解散され、内外情勢不穏な中、第48回衆議院議員総選挙に突入します。

 岡田さんは前日の希望の党結党について、

 「小池新党が、小選挙区で勝てない人たちの駆け込み寺のような存在になりつつありますが、それに対して、国民がどう判断するのか。前回の総選挙の前は、維新の党がブームを起こしましたが、3年足らずで状況は一変しています。一時的なブームでは政治を変えることはできません

 とし、第48回希望の党を、第47回維新の党、になぞらえ、バッサリ。

 というのは、きょねん、岡田克也代表(当時)は、維新の党の松野頼久代表(当時、熊本1区比例)、今井雅人幹事長(当時、岐阜4区比例)と話し合って、「民進党」をつくったからです。松野さん、今井さんがいた「維新の党」を一時的なブームで3年足らずで状況は一変したと切って捨てる。私も長年、発言が過激だの、自分から敵を作っているのだの、言われるんですが、永田町での発言力・影響力はいっこうに下がりません。かつて、2人の有名政治家に胸倉をつかまれました。一人は岡田克也さん(当時副総理)、もう一人は松野頼久さんです。

 まあ、岡田さんとしては、バッサリした方が、子分も身軽だからいいのでしょう。今ごろ、松野頼久国会対策委員長は、歯ぎしりしているかもしれませんが。

 岡田さんは「政権交代可能な政治、それを実現できるのは、地域に根を張り、実績を重ねてきた民進党です。政党側だけではなく、有権者の皆さんの見識も問われていると思います。

 と語りました。

 羽田孜先生が現世を去って、はじめての衆院選。だからなにをどうすればいいのか、私も分かりませんが、なぜか事務的な準備は順調に進んでおります。もうベテランだからね。今回の衆院選に私が立候補することはありません。私が注目するのは、候補者、政党うんぬん。でもそれ以上にとくに問われているのは、有権者の見識。岡田さんがおっしゃるのだから、私も期待してみたいと考えています。四半世紀、「あきらめかけたこと」はあっても、政権交代ある政治を「あきらめたこと」はありませんので、有権者の見識に期待しようと考えています。それでだめなら、どうなるわけでもないです。




[岡田かつやさんのメールマガジンなどの全文引用はじめ]

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○大義なき解散─低投票率となれば与党有利、おごる総理はますます増長

 

安倍総理が、木曜日に国会召集、冒頭解散という方針を明らかにしました。

 

今回の総選挙の結果を左右する、重要な要素は3つだと私は考えています。

 

第1に解散の大義、第2に北朝鮮情勢、そして第3に野党間連携です。第

2、第3ついては、また後日述べたいと思いますが、今日は第1の問題の

重要性を強調したいと思います。

 

地元を回っていて、今回の安倍さんの判断に疑問の声が続出しています。

 

何のための解散か、総理はいろいろ取り繕ってはいますが、加計学園、森

友学園など、安倍政権を取り巻く疑惑に蓋をしてしまうための解散だとい

うことは、多くの国民の皆さんが分かっています。

 

安倍総理は、支持率が急落したことに慌てて、8月3日に記者会見を行い

ました。通常国会における今までの答弁について謝罪したうえで、これか

らは丁寧に説明していくと約束された安倍総理。しかし、その後、野党が

4分の1の議員を持って、憲法53条に基づき、国会の開会を要求したに

もかかわらず、それを開かず。今回、国会を開いたかと思えば、所信表明

や、それに関連する質疑などをすっ飛ばし、いきなり冒頭解散。国民に対

する説明責任を全く果たしてない。丁寧に説明するというのも、謝罪も、

本気ではなかったことは明らかです。解散の理由を総理はいろいろ述べら

れましたが、国会での数日間の質疑すら行わないことの説明には、全くな

っていません。

 

しかも、この選挙で、議席が減らしたとしても、過半数を維持すれば、通

常国会で問題になった様々な問題について、総選挙によってクリアにされ

たと強弁する可能性が強いわけです。

 

安倍政権の不誠実な態度に対して、国民の皆さんはどのように判断される

か、ということが注目されます。政治に失望して投票に行かないとか、諦

めてしまうということになれば、低投票率となり、与党に有利になります。

ここで大きく与党の議席を減らさない限り、おごる安倍総理は、ますます

増長してしまう。

 

何としても野党、とりわけ民進党の議席を増やさなければならない。この

ような国民の声をどれだけ引き出すことができるか。これが、この選挙の

大きな分岐点だと考えています。

 

小池新党が、小選挙区で勝てない人たちの駆け込み寺のような存在になり

つつありますが、それに対して、国民がどう判断するのか。前回の総選挙

の前は、維新の党がブームを起こしましたが、3年足らずで状況は一変し

ています。一時的なブームでは政治を変えることはできません。

 

政権交代可能な政治、それを実現できるのは、地域に根を張り、実績を重

ねてきた民進党です。政党側だけではなく、有権者の皆さんの見識も問わ

れていると思います。

 

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