【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【賢者の年賀状整理術】電話で政権交代 

2009年01月02日 11時33分40秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 最近は元日だけでなく、2日にも年賀状が配達されるようになりました。

 きょうは、賢者の年賀状整理術をご伝授申し上げます。

 公選法では、「電話作戦」の本数などの規制は一切ありません。公示後、主権者に電話し、投票を依頼する行為は全く問題ありません。電話をかける時間帯も法令の定めはありません。これは「午後8時まで」と勘違いしている人がいますが、「午前8時~午後8時」というのは拡声器を使った街頭での宣伝・演説の規制です。

 ですから、2009年(平成21年)の年賀状

 都道府県別(あるいは郵便番号順)に並べて保存する

 というのが賢者の年賀状整理術です。

【衆院選公示からの12日間】

 まず、先に第45回衆院選に入ってからの電話作戦のやり方をご説明しておきます。

 年賀状に書いてある電話番号に電話をかけましょう。記載していない人も多いですから、あらかじめ104などで調べておくと便利です。

 電話の文句はこんな感じです。

 「私、○○だけど。久しぶり。実は私、政権交代を応援してるの。それで全国の友だちにあちこち電話してるんだけど、そっちは小選挙区では民主党(あるいは社民党、国民新党など)公認の○○さんという人がいるでしょ。知ってる?ぜひ投票してほしいの。衆議院は比例代表の投票用紙もあるから、そっちは民主党(または社民党など)と書いてね」

 といった電話ができます。感触がよければ、どこに投票するかも確認してください。民主党のビラ(簡易版マニフェスト)を手元に用意しておくと、話が盛り上がったときに便利です。

 選挙区外の人が電話しても、選挙事務所以外の人が電話してもなんら問題ありません。

【今日から衆院解散ないし公示まで】

 次は、日常活動として、事前にできることです。つまり今日でもできる政権交代のアクションです。

 長年、年賀状交換だけの友人に電話して、「近況など世間話」をしても、何ら問題ありません。(当たり前か・・・)。解散前ないし公示前の「投票してね」など投票依頼の言葉はNGワードかもしれませんが、それ以外は大丈夫です。

 ふるさとなど、5人とか10人とか数十人とか100人とかまとまった親戚・友人・知人のいる地域があれば、そこの総支部長の後援会に氏名、自分との続柄(関係)、配偶者&子の名前、住所、電話番号などを書き出して、その名簿を郵送、ファクス、メールなどで送ってあげるのも政権交代につながります。「ありがた迷惑」などと言う総支部長は少なくとも民主党には絶対にいません。

 本戦が近くなれば、総支部から封筒で「選挙ハガキ」の用紙を5枚とか100枚とか好きなだけ送ってもらい、宛名&ヒトコトを書いて、総支部に送り返してあげるのも助かります。(注意:選挙ハガキは公営です。書き上げた選挙ハガキをそのままポストに入れないでください!切手も絶対に貼らないでください!)

 遠方からの電話作戦・選挙ハガキ作戦は効果バツグンでしょう。サブちゃんの「♪届いたおふくろの小さな包み~」みたいに『北国の春』ならぬ「政権交代の春」への思いを強くするでしょう。


 投票先を決めた理由の第1位以上)は

友人・知人からのススメ」です。私が当ブログで「日常活動はオピニオン・リーダーを獲得することが大事。浮動票獲得もそこから生じる」と主張しているのは、その調査結果を念頭に置いています。
 
【第45回衆院選当日】

 さて、最後に投票日当日の電話作戦もあらかじめお話ししておきます。日本では投票日に投票依頼はできません。これは世界的に相当珍しいようです。ですが、「きょうはもう投票所には行ってくれた?」という確認はできます。「投票所に行ってくれた?」「何言ってんだよ、俺はもうとっくに期日前投票を済まして、今、政権交代派に最後のカクニンをしていたところだよ」という会話はイキ(粋)であり、人生の喜びです。

 お世話になったり、お世話したり。それが人生であり、生活であり、政治です。

 2009年・平成21年は生活のプロ、私たちの大作戦で、いよいよ、自民党&官僚を倒しましょう! 

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