【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

佐藤ゆかりさんが「さよなら」 岐阜1区で後援会総会

2008年02月12日 03時29分54秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

(写真は共同)
 佐藤ゆかりさん(岐阜1区比例)が次の第45回総選挙では東京5区から出馬することになりました。
 現職の小杉隆さんは引退。代議士夫人が後援会員らの借金を含めて、20億円だとか、そのぐらいの負債があって返済が不可能な状況だというような週刊誌報道があったと記憶しています。小杉さんは元文相なんですが、残念な幕引きです。

 同じく佐藤ゆかりさんのお母さんは、東京5区で探偵社を経営していたという週刊誌報道も見ましたから、地盤はあるのでしょう。

 小選挙区になり、「国替え」も珍しくなくなってきましたが、後援会で「お別れ」というのは寂しいものでしょうね。

 東京5区の民主党前職は手塚仁雄さん(てづか・よしお)。日本新党の都議出身の当選2回で、落選後も民主党都連での候補者擁立など裏方の活動を報道でうかがい知ることがあります。おそらく地元活動もしっかりやっているのでしょう。


佐藤ゆかり氏が後援会でお別れ、岐阜1区転出の経緯説明 (共同)

 自民党の衆院岐阜1区の公認調整で、東京5区に転出することになった佐藤ゆかり衆院議員が11日、岐阜市で後援会の総会を開き、これまでの支援について「今日に至る2年半、多くの方に育てていただき、言葉に尽くせない」と感謝の気持ちを伝えた。

 会場に集まった支援者ら約2000人(事務所発表)を前に、党県連会長の金子一義元行革担当相が「自民党議員の顔として育てたい。東京で勝てる候補はなかなかいないが、彼女なら勝てる」と転出の経緯を説明した。

 また、郵政選挙当時、佐藤氏を岐阜に送り出した武部勤元幹事長は「嫁として東京5区に送り出してください。(小泉)チルドレンはみんな守ってみせる」と理解を求めた。総会終了後、佐藤氏は「岐阜1区の自民党の分裂を防ぐため、自ら岐阜を離れることに合意した」と説明した。

 総会では佐藤氏の転出に特に異論は出なかったが、後援会員の男性(70)は「自民党は信用できない。有権者をばかにしている」と憤っていた。

【追伸】

 柿沢未途都議(江東区)が首都高池袋線で、飲酒のうえ自損事故を起こし、書類送検の可能性があるとの報道にガックシ。
 都議会民主党の政調会長も務めた未途さんに期待していたので裏切られた思いです。
 その話す姿はUHF局の「東京MXテレビ」でしか見たことがありませんが、お父さん譲りの精悍で日焼けした姿に政治家としての資質を感じていました。
 都議会民主党の田中良幹事長らも「議員辞職」という厳しい方針で臨んでほしいと思います。国政という考えもあったようですが、都議選は1年半後ですから、出直せると思います。ですから、ここは「議員辞職」!



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