【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

菅直人さん「緩んでいる人はバケツの水でもぶっかける」

2009年07月29日 15時35分56秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 民主党の菅直人代表代行は29日、党本部で記者会見しました。

 菅さんは選挙戦でのゆるみを指摘する記者の質問に対して、「少なくともここ1、2回の選挙を闘った人にはあり得ない」とした上で、「もしも緩んでいる人がいたら、バケツの水でもぶっかけて指導する」と語りました。

 ◇

 これに先立ち、

 マニフェストの22ページ「7外交」の「51.緊密で対等な日米関係を築く」の中に「○米国との間で自由貿易協定(FTA)を締結し、貿易・投資の自由化を進める」という項目について、質問を受けました。全体の2番目、日本農業新聞記者からの質問です。

 菅さんはこのマニフェストを読み上げた上で、「一部のみなさんが、(米国へ輸出する)農産物の関税をすべて引き上げて、(米国から輸入する)コメなどの主要作物などは関税を下げると考えている」と「歪曲して理解されている」と自民党などの批判に反発しました。

 菅さんは「(米国との)交渉ですから、相手がいろいろ言ってくるかと思う」と想像したうえで、「民主党としてはコメの関税を下げる気はない」とし、日米FTAを締結しても、関税は交渉事なので、民主党政権が米政府との交渉に屈して、コメの関税を引き下げることがあり得ないとの考えを示しました。

 党内外から様々な意見があることは認めました。



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