[画像]民進党の岡田克也代表、2016年5月18日、インターネット審議中継からスクリーンショット。
民進党の岡田克也代表は、平成28年2016年5月18日(水)、安倍首相(自民党総裁)とのQT党首討論にのぞみました。
民進党結党後の党首討論はこれがはじめて。
党首討論の正式名称は、国家基本政策委員会の衆議院と参議院の合同審査会です。
岡田さんは安保法について「ここは国のあり方が根本的に変わるところだ。集団的自衛権を行使することが国のあり方を根本的にかえることになる」と語り、3月施行の安保法の廃止を訴えました。
これに対して安倍首相は「日本とアメリカが互いに助け合う同盟が必要だ。アメリカのハリス太平洋軍司令官も、連携の効果が上がっていると褒めている。日米ガイドライン(昨年4月に再改定した防衛協力のための指針)を有効化する平和安全法制(安保法)を廃止するわけにはいかない」という趣旨の返答をしました。
岡田s那覇「総理はとんでもないことを言っている」と語り、昨年4月の米議会演説からの安保法制の進め方を批判しました。
日本の首相が、米軍の将官に過ぎない、太平洋軍司令官と会うことも異例ならば、褒められている、と国会で紹介するのも異例。まして、安倍首相が「互いに助け合う日米同盟」に変質したと言明したことから、今後は、アメリカの戦争、例えばイラク戦争などに、日本自衛隊が参戦することが明確になりました。
岡田さんはこのほか、来年4月の消費税10%を延期して、軽減税率制度を廃止して、2年間赤字国債で社会保障財源を賄うよう、初めて提案しました。
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