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民主党が第45回総選挙で公明党と全面的に対決することを決め、「政権交代の象徴選挙区」として、大阪16区(堺市の中心部)を位置づけたことがほぼ確実となりました。
これは、公明党をつけば、自公政権が崩れると分析した結果だと考えられます。かつて、ユダヤ人の経済学者(思想家)が、「下部構造が上部構造を決定する」と語りました。下部構造(社会、経済)の動きが上部構造(政治)を決めるのは、現代社会でも同じで、例えば、資源獲得(下部構造)がらみで宣戦布告(上部構造)がなされます。
この理論を応用して、自公政権を分析すると、
自公政権の権力構造は
上部構造・・・麻生太郎首相(自民党総裁)ら自民党議員
↑
下部構造・・・公明党・創価学会の選挙協力
と考えて間違いないでしょう。
ですから、公明党・創価学会という下部構造をつけば、自公政権は国民の信任(過半数)を失い、第45回衆院選での政権交代につながる、と民主党首脳は判断しようです。
これに加えて、全国の情勢分析から、民主党の過半数の可能性が出てきたことから、衆院選後の公明党との連立政権の余地を残す必要はないと判断。さらに新進党時代からの公明党・創価学会と友好関係を保つ一部のベテラン・中堅議員に対して、後援会・総支部の力だけで小選挙区を勝ち上がるよう引き締めるねらいもあるでしょう。
大阪16区は公明党幹事長の北側一雄(北がわ一雄)さんに民主党新人の森山浩行(もりやま・ひろゆき)さんが挑む民公の一騎打ちの構図です(日本共産党も候補者を擁立しています)。
民主党代表代行の菅直人さんが26日、堺入りし、握手攻めにあいました。
菅直人、北側公明党幹事長の地元に登場
マイクを握った菅さんは「自民党と公明党が役人に頭が上がらないのは、官僚に陳情でお世話になっているからだ」として、定額減税など公明党主導のバラマキ政策を批判。内閣改造に伴う入れ替えで、北側さんの前の幹事長であり、北側さんの後の国交相という位置関係にある冬柴鉄三さんの名前を出し、「国交省の役人の需要調査によるインチキな道路予算を許した」と批判しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/40/7b73af2da89d58afacfe87645098d222.jpg)
[朝日放送(ABC)ブニュースから]
菅直人、公明党の金城湯池で同党を徹底的に批判
菅さんのほかにも、同日までの15日間に藤井裕久最高顧問、野田佳彦広報委員長も訪れました。この中のひとりは、「党本部から言われて来た」と党首脳の指示であることを認めています。5月の政治資金パーティーに鳩山由紀夫幹事長が来賓として参加したほか、小沢一郎代表も個別に激励しました。ことし1年間にトロイカは3人とも堺入りしたことになります。
一方の公明党。13日に代表代行の浜四津敏子さん、18日には宝塚歌劇団出身の松あきらさんが街頭でマイクを握りました。浜四津さんは女性集会にも参加し、創価学会婦人部らに支持を呼びかけました。
北側さんが苦戦を強いられている背景には「3つの板挟み」があると推測します。
① 連立政権内での板挟み。「庶民の味方」である公明党を代表する北側さんだけに、麻生自民党幹事長→首相とそりが合わないとされています。伊吹幹事長らとは関西出身者として気心が知れていたようです。
② 公明党と創価学会の板挟み。報道では、北側幹事長は「11月2日投票」との情報を創価学会に伝えてしまい、臨戦態勢になった学会幹部が「何のために連立与党に送り込んでいるんだ」として、怒ったと報じられています。
③ 大阪16区という足元での苦戦から関西創価学会が動揺し、「東京に行くな」「もっと駅頭に立て」といった意見を北側さんにぶつけているようです。北側さんは地元での駅立ちと東京での党務の両立を迫られ、支持者との間で軋轢(あつれき)が生じているようです。
北側さんは公明党1期生の北側義一衆院議員の子息で、同党初の二世議員。創価大学卒業生で初めての司法試験合格者(弁護士)でもあり、初物づくしのエリートとして、党内の出世コースを歩んできました。目の隈が大きくなり、やつれていくように感じられる北側さんに同情します。
これまであまりマスコミで取り上げられていませんでしたが、大阪16区は政権交代の行方を占う象徴選挙区になってきました。
公明党(創価学会)を怖がるな!菅直人の“男子の本懐”
【森山浩行】元関西テレビ記者のやたらと良い声のあいさつ【胸いっぱい】
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Tags 第45回総選挙 衆院選 衆院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代 Democratic Party of Japan, 投票の基準 Election, 民主党の政策 誰に入れたらいいか Japan Politics,投票 棄権 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro ,Tokyo,Japan 日本 小沢一郎 公約
これは、公明党をつけば、自公政権が崩れると分析した結果だと考えられます。かつて、ユダヤ人の経済学者(思想家)が、「下部構造が上部構造を決定する」と語りました。下部構造(社会、経済)の動きが上部構造(政治)を決めるのは、現代社会でも同じで、例えば、資源獲得(下部構造)がらみで宣戦布告(上部構造)がなされます。
この理論を応用して、自公政権を分析すると、
自公政権の権力構造は
上部構造・・・麻生太郎首相(自民党総裁)ら自民党議員
↑
下部構造・・・公明党・創価学会の選挙協力
と考えて間違いないでしょう。
ですから、公明党・創価学会という下部構造をつけば、自公政権は国民の信任(過半数)を失い、第45回衆院選での政権交代につながる、と民主党首脳は判断しようです。
これに加えて、全国の情勢分析から、民主党の過半数の可能性が出てきたことから、衆院選後の公明党との連立政権の余地を残す必要はないと判断。さらに新進党時代からの公明党・創価学会と友好関係を保つ一部のベテラン・中堅議員に対して、後援会・総支部の力だけで小選挙区を勝ち上がるよう引き締めるねらいもあるでしょう。
大阪16区は公明党幹事長の北側一雄(北がわ一雄)さんに民主党新人の森山浩行(もりやま・ひろゆき)さんが挑む民公の一騎打ちの構図です(日本共産党も候補者を擁立しています)。
民主党代表代行の菅直人さんが26日、堺入りし、握手攻めにあいました。
菅直人、北側公明党幹事長の地元に登場
マイクを握った菅さんは「自民党と公明党が役人に頭が上がらないのは、官僚に陳情でお世話になっているからだ」として、定額減税など公明党主導のバラマキ政策を批判。内閣改造に伴う入れ替えで、北側さんの前の幹事長であり、北側さんの後の国交相という位置関係にある冬柴鉄三さんの名前を出し、「国交省の役人の需要調査によるインチキな道路予算を許した」と批判しました。
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[朝日放送(ABC)ブニュースから]
菅直人、公明党の金城湯池で同党を徹底的に批判
菅さんのほかにも、同日までの15日間に藤井裕久最高顧問、野田佳彦広報委員長も訪れました。この中のひとりは、「党本部から言われて来た」と党首脳の指示であることを認めています。5月の政治資金パーティーに鳩山由紀夫幹事長が来賓として参加したほか、小沢一郎代表も個別に激励しました。ことし1年間にトロイカは3人とも堺入りしたことになります。
一方の公明党。13日に代表代行の浜四津敏子さん、18日には宝塚歌劇団出身の松あきらさんが街頭でマイクを握りました。浜四津さんは女性集会にも参加し、創価学会婦人部らに支持を呼びかけました。
北側さんが苦戦を強いられている背景には「3つの板挟み」があると推測します。
① 連立政権内での板挟み。「庶民の味方」である公明党を代表する北側さんだけに、麻生自民党幹事長→首相とそりが合わないとされています。伊吹幹事長らとは関西出身者として気心が知れていたようです。
② 公明党と創価学会の板挟み。報道では、北側幹事長は「11月2日投票」との情報を創価学会に伝えてしまい、臨戦態勢になった学会幹部が「何のために連立与党に送り込んでいるんだ」として、怒ったと報じられています。
③ 大阪16区という足元での苦戦から関西創価学会が動揺し、「東京に行くな」「もっと駅頭に立て」といった意見を北側さんにぶつけているようです。北側さんは地元での駅立ちと東京での党務の両立を迫られ、支持者との間で軋轢(あつれき)が生じているようです。
北側さんは公明党1期生の北側義一衆院議員の子息で、同党初の二世議員。創価大学卒業生で初めての司法試験合格者(弁護士)でもあり、初物づくしのエリートとして、党内の出世コースを歩んできました。目の隈が大きくなり、やつれていくように感じられる北側さんに同情します。
これまであまりマスコミで取り上げられていませんでしたが、大阪16区は政権交代の行方を占う象徴選挙区になってきました。
公明党(創価学会)を怖がるな!菅直人の“男子の本懐”
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