テレビ局の番組制作が困難になっていますね。
特に週末は大変です。
今のシーズンはスポーツ中継が目白押しのはずですが全く放映できません。
実は、東京五輪への番組も作ってはいても放映が難しくなります。
この夏開催がなくなれば当然の処置となります。
これは仕切り直しとなります。
もちろん夏の五輪がなくなることは致命的といってよいほどショックなことです。
スポーツ以外でも、地方ロケ番組は難しいですね。
例えば、『鶴瓶の家族に乾杯!」などは人との出会いを楽しむ番組なのでまさに濃厚接触そのものです。
『のど自慢』も収録中止です。
ドラマにしても、キャスト、スタッフが多数参加する必要がありますから制限がかかると思います。
バラエティや情報番組がなんとか残っていくのかもしれません。
テレビ局の番組制作は労働集約産業的です。
多数の人がかかわることが条件になります。
その意味では、これからを生き抜くのはなかなか大変だと思います。
視聴者は高齢化しています。
広告をみれば明らかです。
通販、健康食品、健康器具、若さを保持する様々なモノ。
保険、医療、法律関係、車など。
高齢者が気になるものが中心です。
もちろん、広告離れも進行中です。
テレビ広告はついにネット広告に抜かれてしまいました。
時代は急激に転換していきます。
その転機を新型コロナウイルスが見せつけました。
お読みいただきありがとうございました。
※画像は京都・山城・地蔵院です。