2018.5 29 撮影(栃木県奥日光中禅寺湖菖蒲ヶ浜にて)
「九輪草」:サクラソウ科 サクラソウ属の多年草。日本原産で北海道、本州、四国に分布する。山地の湿地帯に自生する。草丈は30~90cm。4月から6月にかけてピンク、白、赤、赤紫の花が茎の下から上へ次々に咲き続ける。その幾段にもなった姿が、お寺の塔などの頂上の飾り「九輪」を思わせることからこの名がつけられた。
関東では特に奥日光中禅寺湖菖蒲ヶ浜の草地や水辺の大群生地がよく知られていて、この季節には多くの観光客や写真愛好家が押し寄せ、赤沼車庫から小田代ヶ原、菖蒲ヶ浜行きの無公害バス乗り場には長い列ができる。例年5月下旬頃から6月中旬にかけて見頃を迎える。この日は一部を除いてはまだ2分咲き程度で、それから一週間過ぎた今頃は盛りに近づいていることだろう。
*花言葉:「幸福を重ねる」「物思い」など。
*3月10日、4月10日、6月13日の誕生花