今日の覚書、集めてみました

いつの間にか、10歳になりました。

どこ見てたわけ? 2@テレグラフ

2007-08-19 16:26:26 | Telegraph (UK)
もっかい、ファンの皆様にサービス♪


ふっ。馬鹿は死ぬが良いビッチ。

つづき
While Russia's submariners have managed to upset even the mild-mannered Norwegians and Canadians by planting a flag under the Arctic ice, its long range TU-95 Bear bombers have rattled America's cage by buzzing its US naval base on the island of Guam in the western Pacific. The Georgians are furious after a Russian missile landed on the outskirts of a village near Tbilisi and a series of war games in Russia's southern Ural Mountains featuring some 6,500 troops from Russia, China, Kazakhstan, Kyrgyzstan, Tajikistan and Uzbekistan sparked Western concern over the emergence of a new Warsaw Pact.

ロシアの潜水艦は、北極の氷の下に旗を立てて、最も穏やかなノルウェーとカナダまで怒らせることに成功したが、その一方で、ロシアの長距離TU-95爆撃機は、太平洋西部にあるグアム島の米海軍基地に飛んできて、アメリカの檻までガタガタと揺さぶった。
グルジアはロシアのミサイルがツビリシ近くの村外れに落っことされたこと、そして新ワルシャワ条約の出現を巡って西側を心配に火を点けた、ロシア、中国、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタンから6,500人の軍隊が参加する、一連のロシアによる南ウラル山脈での軍事演習に激怒している。

The alarm may have sounded too late, however, according to Matthew Clements, Eurasia editor of Jane's Country Risk. "I think what has not been seen is the way Russia perceives itself as a new, great power, and how it feels it has not been taken as seriously as it should be," he said.

しかし、ジェーンズ・カントリー・リスクのユーラシア編集担当マシュー・クレメンツによれば、この警戒も遅過ぎるようだ。
「ロシアが自分達を新しい超大国として考えていることが分かっていないかったんだろう。それから、ロシアがそうあるべきであるように真面目に受け止められてこなかったことにどう感じているか、ということも」
と彼は言った。

んー、思い上がりの激しい連中に対してはぶん殴って報せるしかないのでしょう。
尤も、そのヒマと価値があればなんでしょうけどね。

日本も随分三下扱いだから、なんとなくプーチンの気持ちは察せられるのだ。


The latest developments have exacerbated an already tense situation. Russia has responded angrily to US plans to station an anti-missile system in the Czech republic and Poland by threatening to site its own missiles in Kaliningrad to counter the threat. Earlier this summer Mr Putin upped the ante by threatening to target US strategic nuclear sites in Europe. Tensions with Britain over the murder of former Russian spy Alexander Litvinenko have prompted tit-for-tat expulsions of diplomats, while on Friday the BBC's World Service was thrown off Russian FM radio.

この最新の展開は既に緊張化している状況を悪化させた。
ロシアはチェコ共和国とポーランドにミサイル防衛システムを設置するとのアメリカの計画に、カリーニングラードにあるミサイルをこの脅威に対抗させる脅す怒りの対応を見せている。
今夏先にプーチン氏は、ヨーロッパにあるアメリカの戦略核施設を標的にする、と脅すことで対応を更に強化した。
元ロシアのスパイ、アレクサンダー・リトヴィネンコの殺害を巡るイギリスとの緊張も、外交官の国外追放応酬を引き起こし、その一方で、金曜日にはBBCワールド・サービスがロシアのFMラジオから放り出された。

The Foreign Office last week refused to be drawn on its attitude towards Russia's newly-assertive attitude, other than to observe that "we are not alarmed".

先週外務省は「我々は警戒していない」と意見を述べる以外、ロシアの新たに断固とした態度への対応を述べることを拒絶した。

口にする事が一々「うっそぴょーん」と書いてあるから嗤える。

But perhaps the only positive that Britain can draw from Russia's military resurgence is that its new Typhoon fighter aircraft, purchased at about £20 billion to counter a Cold War threat, might finally have found a worthy adversary.

しかしイギリスがロシアの軍事的復活から導くことが出来る恐らく唯一の前向きなことは、冷戦の脅威に対抗する為におよそ£200億で購入した新しいタイフーン戦闘機が、遂に相応しい敵を発見したかもしれないことだ。

いつ買ったんだよ。ベアーを老朽化老朽化と馬鹿にしているが、そっちだっけ結構アレなんじゃないのか?

Eight years ago, when -President Putin first came to power, the Russian military was in meltdown. The Russian army was crippled by low morale, the navy was rusting away and the air force was at half its Cold War strength.

8年前、プーチン大統領が就任した時、ロシア軍はメルトダウンしていた。
陸軍は志気の低さに機能不全となっており、海軍は錆びに蝕まれ、空軍は冷戦時代の力を半減させていた。

But no longer. Russian defence spending rose by 22 per cent and 27 per cent in the past two years and could be up as much as 30 per cent this year. In February, Sergei Ivanov, then defence secretary and now one of the front-runners to replace Mr Putin next year, announced a £100 billion programme of expenditure. According to Jane's Sentinel Country Risk Assessments, the Russian shopping list includes two new submarine-launched nuclear ballistic missiles, the Bulava and the Sineva, both with a 5,000 mile range and capable of carrying 10 nuclear warheads, and a new anti-aircraft missile, the S-400, which the Russian ministry of defence claims is effective against incoming missiles.

しかし、もうそれは違う。
ロシアの防衛費はこの2年間、22%、27%と上昇しており、今年は最大で30%増加されるだろう。
2月、当時防衛相で現在は来年プーチン氏の後釜レースの有力候補の一人であるセルゲイ・イワノフは、£1,000億を費やす計画を発表した。
ジェーンズ・センティネル・カントリー・リスク・アセスメントによれば、
ロシアの買い物リストには、2種類の新型潜水艦搭載型核弾道ミサイルが入っている。
ブラヴァもシネヴァも5,000マイルの飛距離を持ち、10発の核弾頭を搭載することが出来る。
そして、S-400といって、ロシア防衛省が飛来するミサイルに対して有効であると主張する、対空ミサイルだ。

It also plans to spend heavily on the new TU-160 strategic bomber, which can launch cruise missiles, the SU-34 "Fullback" fighter-bomber capable of all-weather attacks on heavily defended targets and a new fifth-generation fighter, the Sukhoi T-50, which is expected to come into service in 2008 as Russia's main lightweight front-line fighter. The expanded Russian fleet will include six new nuclear powered aircraft carriers, it has just one at present, and eight ballistic missile submarines. Alex Pravda, a Russia expert at London's Chatham House foreign policy think tank, said the new aggressive approach was typical Putin.

更に、ロシアはTU-160戦略爆撃機(弾道ミサイル発射可能)、SU-34「フルバック」戦闘爆撃機(しっかりと防御された標的も全天候で攻撃可能)、そして5代目スーホイT-50(ロシアの主要軽量前線用戦闘機として2008年に配備と予想)にも大枚を叩こうと計画している。
増強されたロシア艦隊には、新型原子力空母6隻(現在は1隻だけ持っている)、そして弾道ミサイル搭載潜水艦8隻が含まれる。
チャタム・ハウスのロシア専門家、アレックス・プラウダっは、新たな攻撃的アプローチはプーチンらしい、と言った。

"He believes in fighting for your place in the sun and has said that nobody appreciates weakness. They are not looking for the imperial reach of the Soviet era. What they want is an international presence."

「彼は正々堂々とあなたの為に戦うことを信じており、誰も弱々しさなど好まないと言っている。彼らはソ連時代の帝国的勢力範囲を求めているのではない。彼らが求めているのは、国際舞台における存在感だ」。

But with Mr Putin unable to stand for a third term, his former defence secretary Sergei Ivanov is well-placed to benefit from domestic approval of the tough new stance when Russians go to the polls next March.

しかしプーチン氏は三期目と務められず、ロシアが来年3月に選挙を行う際に、力強い新スタンスへの国内からの賞賛を受けるには、彼の元防衛相であるセルゲイ・イワノフが良い場所に付けている。

Whoever succeeds Mr Putin, the West is likely to have to accept that the balance of power has changed. As Mr Putin said when he announced the resumption of strategic bomber patrols: "Combat duty has begun."

プーチン氏の後継者が誰であろうが関係なく、西側はパワー・バランスが変わったことを認めなければならなくなりそうだ。
戦略爆撃機哨戒の再開を宣言した時にプーチン氏が言ったように「戦闘任務開始」なのだ。



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FCCJが適切公正なら、日本人は今頃褒め称えている。
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7 コメント

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Unknown (am)
2007-08-19 18:36:25
ヨーロッパから見るロシアって、どんな感じなんでしょうか。というか、一応モスクワあたりまではヨーロッパに入っているんですよね(おおいなる誤解)?ソ連だった頃、ブーニンの祖父にあたるピアニスト(ネイガウスでしたっけ)が、ヨーロッパをまるで他人のように話していて、意外に思ったことがあります。
時代が共産主義だったことを抜きにしても、「ロシア」と「ヨーロッパ」には深い溝があるのでしょうか。白人だし、まあキリスト教だし、等と割りに一緒くたにしていたのですが、これはまずいようですね。

政治や軍事面で、少なくともイギリス側はあまり冷戦の頃の思考と変わっていないように思うのですが、ロシアってよっぽどカシマシイのか(笑)

結局、ヨーロッパ云々のくくりではなく、国の利害関係の衝突では各々容赦ない交渉が基本ということなんでしょうか。

amさん (喜多龍之介)
2007-08-19 19:05:28
毎度です。

えっとですね、ちょっと記事を調べるとわかりますよ。
うちのブログのロシア関連をきちんと読むだけでも
結構わかりますので、どぞ。

同じキリスト教でも全然違うものを信仰していることくらいは知っておかないとヤバイですよ。
プーチンはまだ55歳なのに超怖い (Oink)
2007-08-20 17:05:35
>悪いけど、ワタクシは女の政治家でまともなのを見たこ>とがない。誰かいる?
つヒラリー・クリントン orz

ところで原文では£100 billion plan とありますが
訳文では£1,000億を投じてとなっております。
2箇所ありますけど、勘違いですよね?

£100 billionって15兆円ですよね。
大国のステータスを維持するのも大変だぁ。
一番大変のはアメリカに付き合わされるお仲間達でしょうが…。

日本は核武装を含む再軍備に邁進と喧伝する
反日プロパガンダ映像
http://beiryu2.exblog.jp/5925651/

お口直しにプーチンの詰め合わせをドウゾ
Putin - the best of
http://www.youtube.com/watch?v=vO70NlcqlBQ

Putin - ya ostanus
http://www.youtube.com/watch?v=EzG4SifYl_U

オヤシ露さま
http://www.youtube.com/watch?v=fs2OE1xc89M
間違えていました (Oink)
2007-08-20 17:30:40
いい気になって指摘してすみませんでした。
Unknown (その蜩)
2007-08-20 17:48:37
ロシアは一回膨大すぎる軍事予算で失敗してるので、口ではそう吹いてても実際はそれほど軍事予算掛けない気がしますね。
特に海軍力ですが、陸軍国のロシアが今更空母6隻も就航させてそこに莫大な国防予算投じるメリットが感じられません。
ただ、今までが酷すぎたので当面は旧式兵器の更新や設備の刷新、それに安すぎた軍人の待遇改善をすると思いますよ。
ただ、いずれにせよいつまでも侮られてばかりでは交渉ごとにも差し支えますし、なにより軍の士気が上がりません。今後もかしましくアピールし続けると思います。
Oinkさん (喜多龍之介)
2007-08-20 18:53:31
毎度。

いいよ、そんなの。
良くあることじゃん。

ちなみにヒラリーもボクテキには絶対NG。
その蜩さん (喜多龍之介)
2007-08-20 18:54:34
毎度。

そう思いたいんだけどねえ。

昔の教訓から学んでるのは、経済などの分野を観ればなんとなくわかる気がするのでヤダ(笑)。

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