今日の覚書、集めてみました

いつの間にか、10歳になりました。

中国、ヨーロッパからエコ大王の王冠を奪う 1

2009-08-24 20:28:19 | Telegraph (UK)
会社が潰れたのは自民党のせいだ、補正予算とかなんの役にもたってねーよ、と仰る中小企業のシャッチョさんが出ておられた夜のウジテレビ某情報(笑)番組。
一年ぶりぐらいで観ました。

でも森永ドラえもんさんですら、正面きって「自民が悪い!」とか言いませんでしたね。
もちょっと基準をぬるくしてあげれば、救われたところは多かっただろうに、とか。

いやでも、この間はそれをやったら、バラマキとか癒着とかブーチクブーチク文句言ってたんじゃありませんでしたっけ?
最初から潰れるような経営をしていたところを税金で助けるとはなんたること、勝手に潰しておけ、と言いながら、自分の首がヤバイとなればブーチクブーチクいうわけですね。
どの日曜朝の情報(笑)番組もそうでしたけど、会社に文句言うべきところを政治家に文句言うって…。

皆さん、人民共和国になりたいわけですか、そうですか。

まったく、記憶容量パンパンのくせに、ガラクタしか入ってない人々はフンダララ言うんでしょうから、付ける薬がありませんよ。

フンダララ企業を生かしながらも、フンダララなんだから殺せよ、とか、あんたら、自分が何を言っているのかわかってますかと小一時間。
国民が汗水たらして稼いだお金から頂いている税金で支援するのに、ばら撒けないから、何ヶ月か自力呼吸できるように賢く体力を温存していた企業だけ、助けることにしたんでしょ。

消費税とか、言わんでも言いことを、どうせ年金の2文字と消費税の3文字ぐらいしかプロセス出来ないんだから、勝てば官軍で黙ってりゃよかったじゃないかと思うわけですが、そこはそれ置いておいても、susitainable recovery を大前提にの話でしょ。

今の株価は間違っている、間違っているのに上がってるんだとかフンダララ言ってるやつ、何をほざこうがこれが現実なんですけど、何か?
間違ってるのはあなたですよ、と生暖かく諭してあげたい今日この頃。

と、以上、マスゴミ放送局への不満でございました。
別にどこの政党がフンダララなんて言ってませんので、毎日覗きに来て下さる各省庁及び議会にお勤めの皆様、宜しくお願い申し上げます。


China powers ahead as it seizes the green energy crown from Europe
(中国、ヨーロッパからエコ大王の王冠を奪う)
By Ambrose Evans-Pritchard
Telegraph:23 Aug 2009
China is running away with the green technology prize. It has conquered a third of the world market for solar cells and is on a breakneck course to build 100 gigawatts of wind turbines by 2020, doubling again the global capacity for wind power across vast stretches of Inner Mongolia and Xinjiang.

中国がエコ技術大賞で独走中だ。太陽電池の世界マーケットの3分の1を征服した上、2020年までに発電量100Gwの風力発電所建設し、広大なる内モンゴル及び新疆ウイグル全域に電気を通して、世界の風力発電量を再び倍増させるべく、猛スピードで暴走中だ。


Suntech Power in Wuxi has just broken the world record for capturing photovoltaic solar energy, achieving a 15.6pc conversion rate with a commercial-grade module.

ウーシーのサンテック・ポワー社は先日、変換効率15.6%を達成し、太陽光エネルギーの捕捉で世界記録を破った。

Trina Solar is neck-and-neck with America's First Solar, the low-cost star that has already broken the cost barrier of $1 (61p) per watt with thin film based on cadmium telluride.

トリナ・ソーラーは、テルル化カドミウムをベースにした薄膜により、1ワットあたりの発電コスト1ドルの壁を突破した低コスト王、米国のファースト・ソーラーと拮抗している。

The Chinese trio of Suntech, Trina and Yingling all expect to be below 70 cents per watt by 2012, bringing the magical goal of "grid parity" with fossil fuels into grasp.

サンテック、トリナ、インリーの中国トリオは皆、2012年までに発電コストを70セント以下にし、石油との「グリッド・パリティ」への到達も射程圏内に入れそうだ、と期待している。

The concept of grid parity is subject to fierce debate, mostly revolving around which form of fuel – nuclear, oil, coal, or renewables – enjoys the biggest implicit subsidy, and what the future price of crude is likely to be. Parity has already been achieved in hot spots. First Solar's 10-megawatt plant in Nevada can produce electricity without subsidies for 7.5 cents per kilowatt hour compared to 9 cents for fossil-based power.

グリッド・パリティという概念は激論のテーマとなっているが、議論の殆どは、原子力、石油、石炭、または再生可能エネルギーといった、燃料のうち、どれが一番隠れて贔屓されているか、そして、将来の原油価格がどうなりそうか、という問題を中心に展開されている。
ホットスポットではパリティは既に達成されている。
ネバダにある10Mw太陽熱発電所第一号は補助金なしで1キロワット時あたり7.5セントで発電することが出来る。
一方、化石燃料ベースでは9センとかかる。

Jeremy Leggett, founder of Britain's Solar Century, says that even this cloudy island can achieve grid parity for households by 2013, seven years sooner than expected. South-facing roofs and facades could one day provide a third of UK electricity needs.

イギリスのソーラー・センチュリーの創立者、ジェレミー・レゲットは、こんな曇りがちの我が国ですら、予想を7年前倒しする2013年までに、家庭用のグリッド・パリティは達成可能だと語る。
いずれ、南向きの屋根や外壁が、イギリスの電力需要の3分の1を供給することになるかもしれない。

The credit crunch has been brutal for solar start-ups in the West, but not for Chinese firms with access to almost free finance from the state banking system. They have taken advantage of the moment to flood the world with solar panels, driving down the retail price from $4.20 per watt last year to nearer $2 in what some say is a cut-throat drive for market share.

信用収縮は欧米諸国での太陽熱発電関連新興企業にとって大打撃だったが、中国勢には関係なかった。
彼等はほぼゼロ金利で資金を国営銀行から借りられたのだ。
また、彼等はこのチャンスを利用して、世界中に太陽光パネルを大放出し、マーケットシェアを獲得するための切り裂きリッパー行為と呼ぶ動きの中、昨年は1ワットあたり4ドル20セントだった小売価格を2ドル近くにまで押し下げてしまった。

German pioneers Solarworld and Conergy allege foul play and have called for EU sanctions, accusing Chinese rivals of practices that "border on dumping". China's finance ministry says it intends to cover half the investment cost of solar projects. It is a life-and-death moment for the German solar industry, pioneers who provide 75,000 jobs and once led the world. "A large number of German solar cell and solar module producers will not survive," said UBS's Patrick Hummel.

ドイツのパイオニアであるソーラーワールドやコナジーは不正行為だと申し立て、EUに制裁を要請し、ライバル中国勢のやり口は「ダンピングすれすれだ」と批判した。
中国財務省は、太陽熱発電プロジェクトの投資コストの半分を出すつもりだとしている。
75,000人を雇用しかつては世界一だった先駆者、ドイツの太陽産業にとっては死活問題である。
「多くのドイツの太陽電池や太陽電池モジュールのメーカーは生き残れないだろう」とUBSのパトリック・ハメルは言った。

Q-Cells is cutting four production lines and 500 jobs at its base in Thalheim, switching assembly to Asia. Goldman Sachs has added the company to its "conviction sell" list.

Q-セルズはタールハイムの拠点で、生産ラインを4つ潰し、500人の人員削減を行い、組立工場をアジアに移転した。
ゴールドマン・サックスは同社を「conviction sell」リストに載せた。
つづく


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