キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

生き物ばんざい!

2018年06月29日 | KISの風景
春になってから、各教室ではいろいろな植物や虫や生き物を飼って観察してきました。豆を育てたり、お花を育てたり、カエルやカタツムリやあおむしやカブトムシなどトドラークラスから5歳クラスまで生き物に囲まれてきた春でした。

それぞれの生き物の成長を観察することで、好ましい環境を考えたり世話をする喜びを感じることができました。5歳クラスの子どもたちはスクールの裏の田んぼに出かけておたまじゃくしをたくさん取ってきて成長を見たり、カエルをKISと名付けて世話をしたり、ミミズの生態を学ぶことで、今まで虫に興味がなかったり触ることができなかった子どもも触れるようになったり、保護者と一緒に虫取りに行ったりする様子を聞くようになりました。

4歳クラスでは、キアゲハの幼虫をいただいて、サナギから蝶に替わる様子を観察することができました。蝶の種類によって幼虫の好きな食べ物か違うことを知ったり、サナギになる前の兆候やサナギや蝶になる環境の整え方など教師も一緒にいろいろ学びながら育てていきました。そして、ついに4匹目の最後のサナギが昨夜蝶に変わりました。4匹とも夜にサナギから蝶に変わってしまったので、だれもその瞬間を見ることができず残念でしたが、生き物の不思議を感じることはできたに違いありません。


おすもうさん

2018年06月22日 | イベント
前日まで雨が予想されていたので、今年はおすもうさんと腕相撲かな・・・と思っていましたが、子どもたちのために太陽が出てきてくれて、今年も園庭でおすもうさんとすもうをとることができました。

優しいおすもうさんたちは、子どもたちの「どうして髪が長いんですか。」「パンだったら何枚食べますか。」「どうやったら強くなりますか。」などの質問にきちんと答えてくださって、子どもたちから驚きの声や納得の声が上がっていました。

3分の2くらいの子どもたちが果敢に大きなおすもうさんに向かっていきました。5-6人ずつで一生懸命押して、押して、押して、土俵の外へおすもうさんを追い出しました。小さいトドラーさんたちも女の子たちもがんばりましたし、怖くても勇気を振り絞ってお友だちと一緒に向かっていった子どももいました。優しくて大きなおすもうさんをテレビで見つけてくれるといいな。

サツマイモの苗植え

2018年06月15日 | 5歳児クラス
5歳クラスの子どもたちが、どろ遊びを楽しんだ畑に畝を作り、サツマイモの苗を植えてくれました。

今まで私が教師に手伝ってもらってがんばって畑を掘り起こし、畝を作っていましたが、今年は5歳クラスの子どもたちと担任が上手に畝を作ってくれたおかげで、雑草除けのビニールをかぶせる余裕が生まれました。これで雑草取りの手間も省けるかもしれません。

苗植えも教師の注意を聞きながらほとんどの子どもが上手に植えることができていました。仕上げに自分の苗にじょうろで水もあげてくれました。苗植えの日以来、外遊びの時間ごとに水やりを手伝ってくれています。おおきなお芋が育つといいね。

どろ遊び

2018年06月08日 | 5歳児クラス
さつまいもの苗を植える前に5歳クラスが畑でどろ遊びをしました。

前日からの雨で土が柔らかくなっていましたが、さらにシャワーでどろのプールを作りました。どろ団子を作ったり、どろのプールで泳いだり、どろマッサージをしたり、どろをかけ合ったりしてキャーキャー言いながら遊びました。ぬるぬるする泥の感触を裸足で感じることもなかなかないでしょうし、汚れてもいい洋服を持って来てもらったので、どんなに汚れてもお母さんに怒られることもありませんし、子どもたちは心から楽しんで解放された笑顔をしていました。もちろんそれでも汚れることに恐怖心や嫌悪感を持つ子どももいて、最後までどろの中に入らないで遠巻きで他の子どもたちがどろ遊びをしている様子を見ていました。汚れる活動を経験させてきたつもりでしたが、まだまだだったんだなぁと少し反省しました。自律心は大事ですが、心を解き放つ経験をもっとさせておくべきだったかもしれません。


レディファースト

2018年06月01日 | KISの風景
先日日本人の教師が2つのドアを通っていこうとした時、前を歩いていたニュージーランド人の男の子がドアを開けて、教師が通るのを待って閉めてくれて、またもう一つのドアも先に行き、同じように開けてから閉めてくれたそうです。

小さなころからレディファーストが身についていることに感心しました。お父さんの姿を見てマナーを学んでいるのだと思います。

インターナショナルマインドを持つ大人として、日本人の男の子たちにもこういうスマートなマナーが自然にできるように育ってほしいですね。