What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(映画:2016)

2020年05月31日 11時46分16秒 | 映画
前作が謎解き・トリックでスカッと爽快な終わり方だったので、その続編となると難しいのでは?と思いました。実際にオープニングは「それが分かってたら意味ないっしょ?」とかったるくてちょっと心配。
ところがどんどん謎が深くなっていって面白くなっていきます。これは上手いね。トリックは派手になって「現実じゃ無理でしょ」というレベルですが、ハラハラドキドキの演出のおかげで気になりません。
前にも書いたけれど、リアルにすれば良いんじゃなくて、観客がどれだけ入り込めるかだよね。

一つだけ難点はフォー・ホースメンの女性メンバーが変わったこと。元のヘンリー(アイラ・フィッシャー)もそれほど好みじゃなかったけれど、今回登場のルーラ(リジー・キャプラン)は性格が悪すぎる。物語上もメンバー交代してるから差をつけたかったのかな?
前回のICPOのアルマ(メラニー・ロラン)に当たる魅力的な女性がいない。これは大切なポイントなのにねえ。監督が変わっちゃったから、その辺が影響したかな?

モーガン・フリーマンはこのシリーズでは怪しい雰囲気で重要な役を演じています。さらにマイケル・ケインも絡むからかなり贅沢なキャスティングですね。
って書いてからダークナイトを思い出しました。二人ともキャラが全然違うから気づかなかった。

マイケル・ケインが高齢(87歳)ってのは知っていたけれど、モーガン・フリーマンももうすぐ83歳になるんですね。ビックリ。

まだ続編がありそうな終わり方。期待半分・不安半分って感じですかね。

監督 ジョン・M・チュウ
出演者 ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン、ダニエル・ラドクリフ、デイヴ・フランコ、リジー・キャプラン、ジェイ・チョウ、サナ・レイサン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン

(ジャンル:映画) 2020年:(48)

アメイジング・スパイダーマン2(映画:2014)

2020年05月25日 22時36分37秒 | 映画
アメリカ向けに変えようと思ったんですね。旧シリーズに寄せてピーターのキャラがイライラ系に。グウェンも微妙に。ラブシーンが増えて戦いのシーンが派手になりました。マーク・ウェブ監督の良さが出なくて迷走した感じになっちゃった。残念ながらこれは打ち切られてもしょうがない。

レイブンクロフト刑務所にいたカフカ博士が絵に描いたようなマッドサイエンティスト。白衣に長い黒手袋って何が元ネタなんでしょうね?ドイツ語なまりもよくあるパターン。ドイツ人が見たら腹立つだろうな。

マックス・ディロン(エレクトロ)を演じたのはジェイミー・フォックス。ジャンゴやベイビー・ドライバーに出てた時とは全然イメージ違う。凄いな。
ハリーも「あれ?見た顔だな」と思ってチェックしたらデイン・デハーンでした。あの全く華のないヴァレリアンをやってた人ですね。スカスカな役が似合うんだな。

前作までチェックしていた「ヒロイン以外の気になる女の子」は今回は無し。フェリシアがもうちょっと好みだったらなあ。ちなみに演じたのはフェリシティ・ジョーンズ。ローグ・ワンに出ていたらしい。え?主役?全く覚えていない。記憶から完全に抹消されてました。今回は完全にチョイ役だしね。多分時間が経ったらまた忘れてしまうと思う。

体調が微妙なのであまり考えず軽めの作品を選んでましたが、ちょっと文句が多かった。反省。
この先は自分向きの作品を多めにしようと思ってます。

監督 マーク・ウェブ
出演者 アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン、コルム・フィオール、フェリシティ・ジョーンズ、ポール・ジアマッティ、サリー・フィールド

(ジャンル:映画) 2020年:(47)

アメイジング・スパイダーマン(映画:2012)

2020年05月24日 23時41分32秒 | 映画
サム・ライミ版よりもずっと良かった。まあアメコミ好きと私は正反対の評価になるんだろうね。興行収入も全世界ではまあまあなのにアメリカでは低かったらしい。
確かにスパイダーマンの動きはサム・ライミ版の方がらしいかなあ?先に見たから刷り込まれてるってのもあるけど。
一番の違いは登場人物の雰囲気。ピーター・パーカー役がアンドリュー・ガーフィールド。すっきりとカッコよくなった。それでいて情けなさもちゃんとある。個人的にトビー・マグワイアは嫌いだったからね。
ヒロインはMJではなくグウェン。こちらもエマ・ストーンで良かった。可愛らしさと気の強さの両方がちゃんと出てる。メインの二人が気にいるかどうかはかなり重要。
旧シリーズでは徹底的に嫌な奴だったフラッシュはかなり雰囲気変わりました。これは時代のせいもあるのかな?と思ったら、旧シリーズは2002、2004、2007年だからそれほど変わらないのか。やっぱり監督の違いですね。
メイおばさんは変わらず良い感じ。実はヒロイン以上に大事な役じゃないかと思います。
今回気に入ったのはバスケの試合中にポスターを描いていたミッシー・カレンバック(ハンナ・マークス)。ちゃんと名前ついてたんですね。チラッとしか出ていないのに印象に残りました。可愛いです。もっと活躍して欲しかったな。

この登場人物たちが個性が無くなったと思われたんだろうか?次のシリーズのピーター(トム・ホランド)はまたイライラさせる若造に戻ってるもんね。その方が原作に近いのかな?

とりあえずシリーズ間の繋がりは把握できた。もう少し続けます。

監督 マーク・ウェブ
出演者 アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、リス・エヴァンス、デニス・リアリー、マーティン・シーン、サリー・フィールド、イルファーン・カーン、キャンベル・スコット、クリス・ジルカ、ハンナ・マークス

(ジャンル:映画) 2020年:(46)



アンダーワールド(映画:2003)

2020年05月22日 22時28分12秒 | 映画
趣味全開の映像ですね。カッコいいと恥ずかしいのギリギリの境目。若い頃だったらもっとハマったかなあ?いかにもゴシックホラーっぽい衣装や小物は好み。主役のセリーン(ケイト・ベッキンセイル)の服装は趣味丸出しのラバースーツ。スタイル良くないと似合わないね。日本人がコスプレしたらかなり痛い出来になりそう。
前半は少し分かりづらい。小さなスマホの画面に暗めの映像はきつかった。狼男とヴァンパイアの区別も付きにくい。後半にグッと盛り上がるんだけど、登場人物が白状する形で次々と細かい部分が判明していくのはちょっとマイナス。せっかく映像に雰囲気があるんだから。勿体ない。まぁこういうタイプの作品はそこを突っ込んじゃダメか。
主演女優が作品の監督と結婚って、クリステン・スチュワートと同じか?(それは嫌だな)と調べたら、あっちは不倫の上に破局でした。一緒にしてゴメンなさい。
ケイト・ベッキンセイルが綺麗だったので良し!ヴァンパイアのリーダーのビル・ナイも雰囲気あるし。コンセプトは良かった。B級っぽさも含めてファンが多そうな作品です。

監督 レン・ワイズマン
出演者 ケイト・ベッキンセイル、スコット・スピードマン、シェーン・ブローリー、ビル・ナイ、マイケル・シーン

(ジャンル:映画) 2020年:(45)

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(映画:2008)

2020年05月22日 22時14分22秒 | 映画
時間を遡るパターンが昨日観た作品と似てるかな?と選びましたが、全然違いました。まぁ文化の違いも大きいね。切なさの表し方が違いすぎた。デヴィッド・フィンチャー監督作品は好きなものが多く期待していたのですが、残念ながら今回は好みに合いませんでした。見る順番は逆の方が良かったな。
まずはひたすらナレーションで進む。これ一番嫌いです。
それから、その時々のベンジャミンの年齢が分かりにくい。いちいち他の人と比較して計算しなければならないのが面倒。おかげでデイジーの年齢まで分からなくなる。さらに育ての父親の名前がティジー。本気で字幕を二度見した。ワザと混乱させてる?
見た目がヨボヨボの爺さんなのに中身は十代だからある部分だけバリバリに元気ってのは辻褄合ってないね。そこと雷に打たれ続ける爺さんのシーンがふざけ過ぎてストーリーからズレちゃってる。話もポンポン飛んで「今のシーン(セリフ)必要?」って場面も多かった。時間(年齢)通りの雰囲気を出していたのは育ての母のクイニーのみ。相手の見た目に関係なく人を愛することができていたのもこの人と船長だけ。肝心の主役二人がフラフラしてたのもマイナス。難しさをリアルに表したんだろうけどね。結局、ブラッド・ピットを最新技術で色々な年齢にしてみたかっただけに思えちゃう。深いテーマなのに勿体なかった。
気に入ったのはチラッと出てくる子役時代のエル・ファニングとカミナリ爺さんの2点のみかな?味のあるマイク船長役のジャレッド・ハリスの父親がリチャード・ハリスと知って納得。雰囲気ある人だったなあ。

良い所が沢山あるのに肝心の部分がイマイチでした。期待していただけに残念。

監督 デヴィッド・フィンチャー
出演者 ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、エル・ファニング、ジャレッド・ハリス

(ジャンル:映画) 2020年:(44)

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(映画:2016)

2020年05月21日 22時03分09秒 | 映画
小松菜奈目当て。全然期待してなかったのが大当たり!でした。良かったー!
前に観た「溺れるナイフ」は結構辛い役だったし、「恋は雨上がりのように」は大泉洋が邪魔だった。それに比べて今回はバッチリ。
様々な角度からのアップ連発。顔を見てるだけで大満足。ファンのツボを心得てますな。ただしベタでメロメロなラブストーリーが苦手な人は無理。私も自分がおっさんである事を必死に忘れながらの鑑賞。気分だけでも二十歳の頃に戻します。
さらにお気に入りの清原果耶も登場してビックリ。ワンシーンのみですが重要な場面。これも良かった。私のために作られた作品じゃないかと錯覚します。
物語の設定はありそうでなかったパターンかな?似たようなのはありますが良くアレンジされていて上手く切なさが出ています。安易に人を殺さなくても泣けますよ。「泣ける!」ばっかり宣伝している映画は見習うように!
ネットでは高評価ですが、賛否は割れてました。そうだよね。だからこそハマる人には堪らない。
って書いてて少し恥ずかしくなってきた。いや、その恥ずかしさを存分に楽しむべき作品です。

監督 三木孝浩
出演者 小松菜奈、福士蒼汰、清原果耶、東出昌大、大鷹明良、宮崎美子

(ジャンル:映画)
 2020年:(43)


グランド・イリュージョン(映画:2013)

2020年05月20日 15時29分30秒 | 映画
かなり前にレンタルして時間がなく観ないで返却した作品でした。これが面白かった!当たりです。
登場人物全員が胡散臭く、場面もポンポン飛んで少し分かりにくい部分はありますが、ドキドキの演出が上手い。マジシャンたちの芝居がかったセリフが雰囲気を盛り上げて、作品中の人達と一緒に騙される感じが見事で心地良い。特に冒頭のカードマジックはすごく良く出来ています。
お気に入りの女優枠はメラニー・ロラン。「イングロリアス・バスターズ」と「オーケストラ!」に続いて三作目。最近では「6アンダーグラウンド」にも出てるらしい。チェックしたら何と監督がマイケル・ベイ。うーーーん、観たいけどどうしよう???
いつも早口のジェシー・アイゼンバーグは二宮和也に似てると思うんだけど、嵐好きの妻には否定されてます。ウディ・ハレルソンはナチュラル・ボーン・キラーズが懐かしい。TOKIOの松岡に似てる?って妻に聞いてみようかな?マイケル・ルーカーの方が似てるけどね。通じないし。
でも一番驚いたのはWikiのウディの略歴に「マフィアの雇われ殺し屋の父と、弁護士秘書の母との間に生まれる」と書いてあったこと。まさに事実は小説よりだね。凄いや。

監督 ルイ・ルテリエ
出演者 ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン、メラニー・ロラン、アイラ・フィッシャー、デイヴ・フランコ、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン

(ジャンル:映画)
 2020年:(42)

スパイダーマン3(映画:2007)

2020年05月20日 15時23分05秒 | 映画
ピーターの老けた感じにビックリ。髪型のせいかな?と調べたら当時のトビー・マグワイアは32歳。前二作の高校生、大学生も違和感あったのはそのせいか。童顔だからかえって目立つ。
そのピーターが、調子に乗ってイライラさせた挙句に逆ギレして悪の道へ。巻き込まれたMJも荒れていくのでかなり悲惨。この我慢して我慢してラストに持っていくパターンは大嫌いですが、髪型と目つきだけでよく変われるものだと感心。
数少ない良心的キャラのおばさんのセリフ「私(の若い頃の水着姿)も結構見れたものよ」は思わずニッコリだったのに登場は少なかった。残念。若い頃は綺麗だっただろうなあ。代わりに大家の娘の再登場は嬉しかった。アースラってちゃんと名前もついたね。大家自身も優しいキャラに変わってた。
個人的には善人に戻ったハリーにピーターがボッコボコにやられて主役も交代。が良かったです。ファンの人ゴメンなさい。
これでサム・ライミ監督の三作品は終了。次はアメイジング・スパイダーマンを経由して、マーベル・シネマティック・ユニバースシリーズのファー・フロム・ホームへとつなげます。

監督 サム・ライミ
出演者 トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ

(ジャンル:映画) 2020年:(41)


スパイダーマン2(映画:2004)

2020年05月19日 15時06分07秒 | 映画
女性が叫ぶシーン連発。B級ホラーです。サム・ライミの本領発揮でしょうか?バットマンと似た雰囲気を感じるのはヴィランのせいかな?
ヒロインは前作よりは良く感じましたが、ピーター・パーカーとの関係は微妙。大家の娘の方が良いかも。実はピーターはモテてる?
ヒーローの葛藤を描くパターンも多いね。その辺を素晴らしいと感じるかイライラするかで好みはハッキリと分かれます。私は苦手だな。
数少ない良心的キャラだったハリーもダークな方向に。3ではどうなるのかな?

監督 サム・ライミ
出演者 トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、アルフレッド・モリーナ

(ジャンル:映画) 2020年:(40)

スパイダーマン(映画:2002)

2020年05月19日 14時47分00秒 | 映画
ずっと嫌いな作品として名前を挙げていました。主人公がいじめられっ子のパターンは嫌いです。昔はそれほど気にしていなかったのに、大人になったらダメになりました。
あとはヒロインが好みじゃなかった。ルックスだけじゃなく性格も。新聞社のベティの方が可愛いかも。完全にダメじゃなくほんの少し違えばなぁという感じです。
内容は普通。ファンが多い作品なのでこの辺で。

監督 サム・ライミ
出演者 トビー・マグワイア、ウィレム・デフォー、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ

(ジャンル:映画) 2020年:(39)