What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

ランチアストラトス アセプトジル (5)

2017年05月31日 21時10分24秒 | アセプトジル
前回報告していた、アセプトジルのデカールが剥離してしまった件。

あまりのショックに2ヶ月間手をつけられませんでした。

頑張ってリカバリーします。
最初はラッカーで黄色を塗ってから、エナメルの黒で「それらしく」誤魔化せるかな?
と考えていましたが、もっと良い方法を思いつきました。

まずは黄色。クレオスの普通の黄色はレモンイエローっぽかったので、たまたま在庫にあった329番(FS13538:ブルーエンジェルスカラー)に白を加えて色を合わせます。


ちょっと鮮やかですがまあまあでしょう。この黄色の調色を考えるだけで頭が痛くなり逃げてました。実際にやってみると簡単なんですけどね。塗料が古すぎて希釈が上手くいかなく塗りにくかったですが。

次に黒。デカールを細切りに切り出します。
「こんな細かいの出来るかな?」と思いましたが、切るだけならかなり細く出来ます。
逆に微妙に太くするのに苦労したくらい。
ただし、ピンセットでつまむのに一苦労。つまんだら今度は離れない。悪戦苦闘した結果、ここまで回復しました。


(ちょっとゴミが目立ちます。とれるかな?)

ここまで出来れば上等でしょう。
多少デコボコしているので、このあとクリアがけして研ぎ出します。

でも、ボディはもうコンパウンドで仕上げるつもりだったんだよなあ。
またクリアがけしたら、乾燥時間も含めてかなり時間がかかる。

というより、部分塗装で誤魔化せないかな?いや、全体に噴いた方が確実で安全だ。

・・・・・・また余計な事ばかりグルグル頭の中回ってます。
相変わらず決断力がない。


のんびりペースですが、再開します。
(っていうか、タイトルはまだ(5)だったんだね・・・・・・)

(ランチアストラトス アセプトジル)(ハセガワ&レジモデル)

フジミ いすゞ117クーペ 完成

2017年05月28日 12時02分23秒 | 日本車
いやあ長かったですね。
先ほど1/43の完成報告しましたが、カーモデルネタのブログ更新は2ヶ月ぶり。
仕事が忙しいせいもありますが、ポカばっかりでね。

117クーペはこんなことになっていたし


アセプトジルはこんなことに。頭真っ白になりましたよ。


300SLもクリアがけに失敗したりと、散々な状態。くじけて完全にストップしていました。

ですが、なんとかぼちぼち進めて、やっつけ仕事ですが完成です。


あ、左フロントはガタつきが。さすがにキャンバーつきすぎ。あとで直します。




ホイールはフジミのフェラーリ・デイトナから移植。センターロックになっちゃうので見た目がちょっと派手。バランス悪いな。4穴に直そうと思ったけれど、悩んだら進まないのでそのままにしました。


トランクにもスポイラーをつけようと、エポキシパテで形まで作っていましたがボツに。
後ろ下がりが特徴ですからね。国産車で後ろ下がりのデザインが似合うのはなかなかないです。

ミラーは実車ではほとんどがフェンダーミラーですが、あえてドアミラーにしました。
ビタローニっぽいのをジャンクパーツから。どのキットについていたやつかな?
もうちょっと前につけてもよかったかも。


117クーペはとても美しい車。エレガントという言葉が似合います。
それをこんな風にいじるなんて、実車じゃ恐ろしくてできないですね。
ウィキで調べると「発売開始以来の10年間に1台も廃車が出なかったとの業界記録を持つ」と書いてあります。
オーナーはオリジナルをしっかりと守っているんだろうなあ。

私がいじると、イマイチ思い切りが足りないですが、素組み以外もたまにやりたくなったのでね。
途中の中断でやる気無くなるのが問題。こういうのは一気にやらなくちゃ。

次はくじけて放り出しそうになっているアセプトジル。
修正方法は思い付いているけれど、面倒で手が出ない。

来月からはまた別の仕事が忙しくなるので、どうなるかなあ。
HMEのお題(メルセデス)は新作ゼロになっちゃうかも・・・・・・

(フジミ 117クーペ)

ミニレーシング プジョー205ラリーGr.A 完成

2017年05月28日 11時29分07秒 | フランス車
ツイッターでは4/17に完成報告していましたが、うまく写真が撮れずに「ギャラリーは無し!」と宣言していました。

もう一台が完成したのでついでに更新します。相変わらずです。

写真もベランダに出てパパッと。アングルも工夫無し。
近所のお宅が写っちゃってるのでボカシを入れてます。センス無し。







今回は「初めてのレジン・1/43」ということで
ディテールアップは無し。そのままにこだわりました。

ボディにモールドされているドアノブとかボンピンもそのまま。リアコンビランプはデカールです。

1/24では塗装でモールドが埋まることはほとんどないですが、1/43はきつかったですね。
これはさすがに別パーツにしたほうがイイでしょう。
ヘッドライトが真っ黄色なのは仕様なのか、経年変化なのかは不明です。
厚みが目立つのと、透明度がイマイチなので、この辺も工夫が必要かな?

屋根の中央が凹んでいるのも気になります。パテ盛りすれば解決しますが、左右に段差があるので
形状修正は結構大変そうです。

デカールは出来がすごく良くて文字はクッキリしていますが、クリアがけのときブツブツが発生しました。
薄吹きで丁寧に重ねる必要があります。ボディが小さいので全体にドバッと吹いちゃうんですね。
モールドが埋まったのはそれも原因かな。

スジ彫りにかかるデカールが多く透明部分が光っちゃいました。事前にチェックサボりました。

スジ彫りも難しい。0.1ミリのラインチゼルを導入しましたが、うまく使いこなせていません。
ここもビシッと決めたいところですね。

幸か不幸か同じキットがあと3つあります(笑)
次に手を出すのはずっと先になると思いますが、今回見つけた課題をクリアしたいですね。

(ミニレーシング プジョー205ラリーGr.A)

007 私を愛したスパイ(映画:1977)

2017年05月27日 12時09分21秒 | 映画
ロジャー・ムーア主演作ということで。

007シリーズは好きですが、一番出演数が多いロジャー・ムーアの作品はちゃんとは観ていなかったんですね。(当時テレビ放送で見たのは記憶が曖昧)
世代的にはドンピシャなのに。

個人的に007といえばショーン・コネリーとダニエル・クレイグがイメージで、
ピアース・ブロスナンはちょっと頼りないなあと思っていました。
ロジャー・ムーアはその中間といったところでしょうか?

ショーン・コネリーは強さもあり、人懐っこい笑顔もありで多少ふざけたシーンも洒落た感じ。
でも007って結構「おバカ映画」の要素も多いんですよね。

この作品は何と言ってもジョーズ(リチャード・キール)の登場が強烈。
まずは見た目がね。身長2m18cm、体重143kgだって。顔も一度見たら忘れない。キャノンボールではジャッキー・チェンと組んでましたね。

さらに役柄で「不死身」ですから。鋼鉄の歯で何でも食いちぎるとか、設定がおバカすぎ(笑)
まあこの時代ならではですよね。

アクションシーンも今の時代から見るとノンビリしたものです。

それでも、ロータス・エスプリの登場シーンはワクワクしましたね。これはしょうがない。クルマ好き、スーパーカー好きには外せません。
ボンドと並ぶとすごく小さい。トヨタ2000GTの時も同じように感じたな。ショーン・コネリーもロジャー・ムーアも身長高いからね。

アストン・マーチンのような格好良さとは違って、当時は「最新鋭」という感じだったんでしょうね。
水陸両用の設定も、思ったよりもふざけていなくてワクワクします。

ボンドカーではないですが、個人的にツボだったのがミニ・モークが登場すること。
「007は二度死ぬ」と同じで、敵の拠点で大暴れするシーンで出てきます。これは狙ってるのかな?

メカに関しては、敵の基地であるアトランティスのデザインがイイですね。
ググったら「沖縄海洋博に登場したアクアポリスがヒントになっている」と書いてます。
その名前に「もしかして?」とチェックしたら、プロデューサーが手塚治虫。
やっぱり手塚治虫ってすごいんですね。こんな日本人はもう現れないのかも。

その特撮部分はCGなんてない時代ですから、ハリボテも含めて全部作ってるんですよね。
実物大と模型とがあると思うんですが、その違いが気になりません。これは上手いなあと思いました。
さすがに背景を合成するシーンはバレバレですが、最小限に抑えられています。

これまたお約束のボンドガールは、メインのアニヤ・アマソワ(バーバラ・バック)はイマイチ好みじゃなくて、敵の方のナオミ(キャロライン・マンロー)の方が好きです。ボンドも思わず目で追ってしまい、アニヤ少佐にヤキモチ焼かれるという、解りやすいお色気キャラ(笑)シリーズに重要な役どころです。


70年代の映画は名作が多くて色褪せないものが多いですが、この辺の作風は時代を感じてしまうかもしれません。若い人が見たらバカにしてしまうかもね。
ボンドが常にスーツ姿で背筋を伸ばしたビシッとした姿も、典型的な当時の色男描写ですが、今見ると古臭いんだろうな。最近の映画のチャラチャラした主人公を見ると気になるのは歳をとった証拠(笑)

そんな私も懐かしさ反面「うーーん」となるシーンも多かったです。ゴールドフィンガーとかはそう感じなかったんだけどな。
ショーン・コネリーの方は60年代だから、その違いだろうか?

ちなみに、オープニングはシルエットで浮かぶ全裸(っぽい)女性たちがダンスをしたり銃身で鉄棒したりするという、恐ろしくシュールなもの。

これドラッグやってるとしか思えません。これも70年代っぽいですね。

監督 ルイス・ギルバート
出演者 ロジャー・ムーア、リチャード・キール

007シリーズ

(ジャンル:映画) 2017年:(32)


不思議惑星キン・ザ・ザ(映画:1986)

2017年05月25日 00時15分25秒 | 映画
3本目に大当たり!

というよりも、衝撃ですね。これはすごすぎる。
映画を観てこんな気分になったのは久しぶりです。

ペペラッツ(宇宙船)の登場シーンで虜になりましたよ(笑)
クーのポーズは思わず真似しちゃいそう。
ラストも満足です。最初から最後までワクワクしながら観ることができました。

ウィキには「1986年発表のソビエト連邦のディストピアコメディー・SF映画」と書かれています。
ソビエト・ソ連という名称は随分古く感じますね。昔はロシアの方が古く感じたのになあ。

80年代の映画は古臭い?いやいや、内容に古さは全く感じません。

しかし、こんな映画作っちゃうなんて、ロシア人のセンスって侮れないですね。

多くは語りません。
全力でオススメします。
(ただし好みは分かれるタイプの映画ですよ)

監督 ゲオルギー・ダネリヤ
出演者 スタニスラフ・リュブシン、エフゲニー・レオーノフ、ユーリー・ヤコヴレフ

(ジャンル:映画) 2017年:(31)

1941(映画:1979)

2017年05月23日 00時24分42秒 | 映画
中学生の頃にテレビ放送で見て「面白い!」と思っていた映画なんですが・・・・・・


前半は「お下劣バカ映画」ですね。ひどいわ。
後半からは少し盛り上がりますが・・・・・・

気に入っているところは、ジョン・ベルーシが出ているところとダンボの映画のシーン。
ラストの観覧車と家にリースを打ち付けるシーンですかね。

ヒロインのベティ(ダイアン・ケイ)が可愛いのはポイント。彼女はすごく好み。
役としては変ですけどね。

あとはダンボの映画を見ていたスティルウェル中将役のロバート・スタックかな。
他のシーンでもイイ表情で雰囲気を出してくれます。


日本は完全に悪役だし、アメリカもバカにしてるからどちらの立場から見ても腹たっちゃうかも。
ウィキペディアによると、ジョン・ウェインやチャールトン・ヘストンに出演依頼して、
断られたうえに制作そのものの中止を促されたとか。そりゃあこの二人にこの内容は無理でしょ?

それなのに「ジョン・ウェインに怒られる」というセリフを言わせるとか、まずいですよねえ。
風刺映画は嫌いじゃないですが、これはかなり悪趣味になっちゃう。

やっぱり観る時の年齢って大事なんですね。中学生の頃は何も考えずに楽しめたから。
(でも当時に親と一緒にテレビで見てたってのもちょっと問題アリかな?)


当時の興行成績はひどかったらしく、ネット評価も散々です。
私も昔の思い出補正を入れたとしても、今は映画としては全く評価できないですね。

あーー、何か大事なものを失ってしまったような複雑な気持ちです。

「唯一お気に入りのスピルバーグ作品」だったのにねえ。挽回しようとしてトドメを刺してしまったかも。
残りは「フック」かな?そっちは確認しないでそのままにしておこうっと。

監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演者 ジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド、三船敏郎


(ジャンル:映画) 2017年:(30)

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(映画:1981)

2017年05月21日 08時32分19秒 | 映画
頭からっぽで楽しめそうなものを3本ほど選んでレンタルしてきました。


なぜかこの超有名作品を見ないままここまできました。

私はひねくれ者なので、スピルバーグが嫌いです。
それに気づいたのはここ最近なので、わざと見なかったわけじゃないのですが
無意識に避けていたのかなあ?

じゃあ見るなよ。と言われそうですが、気にはなっていたんですよ。
映画好きといいつつ、これを見ていないのはさすがにまずいんじゃないかと(笑)
(ただしE.T.は絶対に見ないです。過去に開始10分でギブアップ。あのビジュアルも生理的にダメ)

オープニングが何やら唐突に始まります。まあこれは許容範囲。
ハリソン・フォードがかっこいいですね。若いなあ。

冒険活劇だからそこそこ楽しめるんじゃないか?と期待していました。
なのに、あっさりとお宝を手に入れちゃう。もうちょっと謎解きとかに凝ってほしかったな。
解決方法が安易なのもスピルバーグの特徴。それはわかっていたけれど・・・
逆に力が入っているのはカーチェイスとか飛行機のシーン?

登場人物に魅力がないのもいつもと同じ。ハリソン・フォードがいなかったら全滅かな。
敵にも凝って欲しいですよね。ライバルがイマイチ。ナチスを使うのは時代のせいか。

ラストシーンは個人的に納得できませんでした。次に続く伏線?なんかモヤモヤしちゃった。

散々に書いちゃいましたが、人気があるのはわかりますよ。80年代らしい映画。
ちょっと古臭さは出ちゃいます。映像や特撮じゃなくてストーリー展開がね。

いや、逆にスピルバーグが80年代らしさを作ったのかな?
個人的にそれが合わないだけです。ごめんなさい。

さあ「頭からっぽシリーズ」残り2作はどうなるかな?

監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演者 ハリソン・フォード

(ジャンル:映画) 2017年:(29)