What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

80日間世界一周(映画:1956)

2017年08月25日 23時35分38秒 | 映画
この辺の年代の映画ってやっぱりすごいね。豪華です。

何度か話題にしている東映のアニメ「長靴をはいた猫」の方は当時劇場で観ているので
その強烈なイメージがありますが、こちらの本家・実写版もとても魅力的。
「80デイズ(2004)」よりもずっと良いです。というより2004年版はほとんど記憶に残っていない。比べちゃダメか。

ストーリーというか、トラブルの解決方法はちょっと安直なんだけれど、そんなの関係ありません。

それぞれの国の特徴を誇張してうまく表現しているのは、民族とか宗教とかの問題で、今だったらちょっと無理な部分もたくさん。

というのも、原作が1872年ですからね。それもすごいなあ。

主題曲の「Around the World」も有名ですね。聞こえてきた瞬間「おお!」と声が出ました。
出処を知らないのに「聞いたことのある曲」って多いです。この曲はそのままのイメージで使われていますね。

パスパルトゥー役の俳優は実際にボクシングや闘牛の経験があるっていうのも驚き。
CGがない時代に、バッファローの群れが線路を横切るシーンを撮影するのもどれだけ苦労したのか。

あまり分析的に見るのは面白くなくなっちゃうけれど、その一つ一つが良さに繋がっているんでしょうね。実際に見ていてワクワクします。

映画はこうでなくっちゃね。

監督 マイケル・アンダーソン
出演者 デヴィッド・ニーヴン、カンティンフラス、マレーネ・ディートリヒ、フランク・シナトラ、バスター・キートン


(ジャンル:映画) 2017年:(39)



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