ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




香港からの留学生のKくん

 

今年に入ってからのレッスンで、

「この先、どうするの?」

「できるナラ、日本に残りたいデスガ・・・」

などとお話はしていたのですが、

この春、無事に日本の音楽系の専門学校を卒業し、

やはり、6月にビザが切れるので、とにかく一度、香港に帰ることになったのです。

 

今週は、

「できるだけ、日本にいるうち、勉強したいカラ」と、

連日のように、レッスンを予約してくれているのです。

 

今日も、レッスン前にお話しをしていると、

「日本の風景、大好きネ。本当にキレイネ。」

「たとえば、どんなところが?」

「駅から、ここに来る、途中。自転車に乗ってる高校生がいるネ。今日、天気いいネ。制服で、こう、さーっと、走るネ。」

「ああ、たしかに。」

「・・・キレイネー。本当に、キレイ。」

「それは、その子がキレイな子だったとか?」

「そうじゃないネ(笑)。その光景が、キレイ。香港帰ったら、もう見れない。サビしいー」

 

どうやら香港では、制服を着た学生が自転車で学校に通学するということ自体が、ありえ無いのだそうです。

「みんな、バスか、地下鉄。制服で自転車に乗ること、香港でいたら、ヘンなこと。『えー、あの人、なに?』なります」

なのだそうです。

 

「あ、でも、中国は?みんな自転車乗ってるんじゃない?」

「アー、チガウ!。中国のはチガウ。実際、見た事あるけど、あれはチガウヨ(笑)!」

これは、全力で否定するKくん(笑)。

「キレイ、感じないネ。日本のは、ほんっと、キレイ!」

 

面白いなあ、と思いました。

 

Kくんは、日本で、高校生が自転車に乗って自分の横を走り抜けるたびに、

「ああ、日本は、本当にイイな。キレイな光景ダ」

と思うのだそうです。

 

なんか、嬉しいですよね

でも、同時に、僕たちにとっては、あまりにも当たり前の光景で、気にも留めないくらいに普通に思っていることが、

ほんの数時間いった国では、全然普通じゃないなんだな、見ることができないことなんだな、と思うと、不思議です。

 

そして、

「今、日本のどこいっても『これが最後、最後』って思って見てるネ」

と言っていました。

 

最後。

 

二度とないこと。

 

最後、だと思うから。

 

・・・だからこそ、より一層、感じる、美しさ。

 

こういうことって、きっと、あるのだろうと思います。

 

一日、一日を、もっともっと、大切にしないとな、と思いました

 

 

そして、

「これ、ケンさんにプレゼントね。あの味、なると思う」

と、また、香港のお醤油をくれました(前にももらったのです)。

 

「これかけると、香港の味になるカラ」

と。二本も。

 

ありがとうー

 

レッスン後、帰りしたくをしているKくんに、

「最近、何食べてるの?やっぱり、大好きな中華?」

「いや、中華は、香港帰ったら毎日食べるから。今は食べないデス」

「じゃあ、やっぱり、日本のものかな?」

 

 

「・・・マックね。あぁー、マック最高。」

 

 

春風の中、さっそう自転車で通り過ぎる高校生を美しい、と思いながら、

「マック最高!」

 

うむ。これぞ、現代人(笑)。

 

ってか、マックって、すんごいですねえ

 

 

 

ではー。



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モンペ、と聞いても、普通に「もんぺ」が思い浮かんでおりましたが、

最近は、もんぺを差し置いて、モンペ(モンスターペアレント)が浮かぶようになってしまいました。

これは、僕が学校という場所にいる時間があるせいでしょうか、それとも、時代なのでしょうか。

 

最近、テレビでこのモンペのお話をやっていたそうですが、その中でも、

「入学式に桜が咲いてない」というクレームを学校に寄せた親がおりました、という話を読んで、

 

むむ

 

と思うのと同時に、「なんか、おもしろいなー」と、ちょっとだけ思ってしまいました(当事者の先生方、すみません)。

 

そして、イカくコ:彡は、本当にあったモンペからのクレームだそうです。

途中で「おいっ」と言わずに、是非、最後まで、じっと読んでみて下さい。

(「おいっ」と言わないで読み切るのには、結構忍耐が要るかもしれません)

 

・ 掃除当番をさせるな業者を雇え
・ 入学式に桜が咲いてない
・ 保育園で仲が良い子と離れるのは困るので一緒にしてほしい
・ 運動会で娘が日焼けしてしまう
・ 娘がアイドルになりたいので窓際の席にしないで!
・ 給食で味覚が鈍る
・ 給食でいただきますを言わせないで!
・ 子供がけがをしたから治療費を払え!夕飯代も出せ
・ 虫刺されがあるなんて信じられない!二度と虫に近づけないで!
・ 親が忙しいから遠足にコンビニ弁当を持たせる
・ 楽器はめだつものにしろ!
・ 学校に来ない生徒がいると説明すると「義務教育なんだからお前がこい」

 

最後の、・・・凄いですね。

ちなみに、義務教育の意味は、ご存じと思いますが、

「親には、中学校卒業まで、ちゃんと子どもに教育を受けさせる義務があるんよ」

という意味ですので、「お前がこい」というのは、あれ?それでいいんだっけ、はてー。

・・・なのですけれども、

怒っているようですし、そもそも、それゆえ、モンスターですから・・・ねえ。

 

そして、勿論、僕が取り上げたいのは、その上です。

 

 

「楽器はめだつものにしろ!」

これって、この言葉通り、学校にクレームを言ったのだとすると、どういうことなのでしょうか。

 

「楽器はめだつものをやらせろ!」ではないのですよね。

 

となると。

 

分かりました、お父さん、お母さん。

 

 

えー、是非ですね、

 

学校に、一台ずつ、

 

これと、

 

これ(スケルトンのメロトロン)と、

 

これ、(作って)寄付して頂けましたら、たぶん、解決です。

 

あと、せっかくですので、

是非、お子さんに弾かせてあげて下さいませー

 

で、

弾き方が分からない場合は、緑ちゃん倶楽部までー

 

アクリルギターアクリルベースアクリルドラムもあります。

 

というか、アクリルならいいのか、という(笑)。

 

ではー。



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そうなんです。

昨日は、江の島というところにいってみたのです。

一番の目的は、江の島岩屋という、「弘法大師や日蓮上人が修行し、源頼朝が戦勝祈願した場所としても有名」という洞窟だったのですが、

向かっている電車の中で調べましたら、「4月1日より、防護ネット張り替えの為、閉洞します」との文字が

こちら、夏にはまた再開するそうですので、改めて訪れてみたいと思っております。

洞窟とかって、ワクワクするんですよねー。

 

洞窟といいますと、

洞窟映画「ディセント」なんかが有名です。

スティーブンキングも絶賛、アマゾンのレビューも100超えです。

こちら、「ディセント2」の予告編ね。

 

ちなみに、これは

ホラーですよ、ホラー。

 

ええ、

ほらあな、だけに。

 

 

 

と、そんな話はさておき。

 

江の島には、大きなトビが沢山、飛んでおりました。結構な迫力です。

羽ばたきをせずに、風を捕まえてすいーっと飛んでいる姿などは、なんとも優雅で、気持ちよさそう。

 

 

で、なんとなく、この写真をご覧ください。

 

そう、我が日本の誇る、国民的スケーターのまおちゃん・・・の等身大フィギュア。

こちら、日本橋高島屋さんで開催されております「Smile浅田真央23年の軌跡展」(~4月21日まで)。

いよいよ、なんのブログだかわからなくなってきたぞ(笑)。

でも、あの素晴らしい演技は、笑顔は、感動でしたね。素晴らしいです。

 

僕は、実はたまたま通りがかったので、ちょっと写真を撮っただけなのですが・・・、

もう一枚。

 

ものすんごいリアルでございました。

 

そうですねえ、この、まるで本物にしか見えないリアルさは・・・

 

 

夜中とか、暗く静かな館内で、

 

・・・警備員さんの懐中電灯の灯りに、ぽうっと浮かんだりしたら、

 

 

で、・・・ひらひらー、なんてね。

 

 

 

・・・こ、こらこら

そこにつなげてはいかんよね。

ごめんなさい。

 

 

ほらー。

 

じゃない、

 

ではー。



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春爛漫。

お天気も良いということで、ちょっと海を見にいってまいりました

 

東京というと、あまり海のイメージはないと思いますが(東京湾は、海水浴はさすがに・・・、ですしね)、

 

実は、短い映画一本分程度で、こうして波の音も聴けるのです

 

 

 

勿論、一番の大目的は、

 

食べること、でございます。

うでんなども、海を見ながら食べますと、また格別です。

 

勿論、海ならではのものも、

 

イカだきますくコ:彡。

 

すみません、・・・昼間から40代の権利を行使いたしました(もう20年ウン年も使っている古びた権利ですが)。

 

 

いいものですねえ。

 

 

 

 

 

・・・の幸は

 

 

ではー。



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知り合いでもない、ラーメン屋さんの店長が無くなったことで、

こんなにも、ショックを受けるとは思ってもおりませんでした。

訃報を目にし、思わず、「えっ」と声が出てしまいました。

「ラーメンの鬼」佐野実さん死去

 

テレビ番組内の企画「ガチンコラーメン道」、当時もあまりテレビは観ない方でしたが、

これは・・・毎週、ものすごく楽しみに見ておりました(ご参考までに、YouTubeでも、一部、ご覧になれます)。

新横浜のラーメン博物館に行ったときには、必ず「支那そばや」さんにも行きました(厚見さんとのライブの後も行っていましたねー)。

 

病室ですすった最後のラーメン 亡くなった佐野実さん

「63歳の誕生日を迎えた今月4日。佐野さんの強い希望で、病室に『支那そばや』の醬油(しょうゆ)ラーメンを内緒で持ち込んだ。しおりさんは体調を気遣い、スープを薄めていた。実さんは『まずいよ、うすいよ』と言いながら、麺を10本ほどすすった。それが『鬼』と呼ばれた職人が口にした最後のラーメンになった」

 

なんでしょう、この寂しさは。

 

勿論、仕方のないこと。

 

向田邦子さんのエッセイで、こんな話がありました。

 

味噌汁にトウガラシを入れるのが好きだった、向田さんのお祖父さん。

寡黙なお祖父さんは、よく、鼻を真っ赤にして、フウフウいいながら、真っ赤な味噌汁を飲んでいたのだそうです。

しかしお祖母さん(『祖母は癪の強い人だった』、との記述がありました。いわゆる、かかあ天下、だったようです)は、

「そんなもの入れちゃ身体に毒だよ!」と、トウガラシを取り上げ、好きなようには入れさせてあげなかったそうです。

お祖父さんは、強くは言わず、ただ、寂しそうに、黙って、トウガラシの入っていない味噌汁をすすっていたそうです。

もしかしたら、お祖父さんが身体を壊したから、だったのかもしれませんが、そのあたりの記述は忘れてしまいました。

 

そして、突然のように亡くなったお祖父さんのお葬式の席で、

お祖母さんが、こんな言葉を言った、

というものがありました。

 

「こんなに早く死んじまうんだったら・・・、トウガラシくらい、好きなだけかけさせてやりゃよかったよ」

 

なんだか、忘れらないエッセイなのです。

 

合掌。

近々、ラーメン食べなきゃ、です

 

いや、今からか・・・?

 

ではー。



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さてさて、いよいよ今日から、今年のS足学園音大のレッスン&講義がスタートいたしました。

午前中は所用がございましたので、今日は午後からだったのですが、

「喉も乾くだろうから」

と、行きがけに買っていった500mlのペットボトルのお茶、

20時のレッスン終了時に、気づきましたら、一口しか口をつけられておりませんでした。

なんとまあ、密度の濃い時間だったことでしょうか。

でも、新しい学生さんたちとの出会いもあり、本当にわくわくのスタートとなりました

 

来週以降から、順次、T京大学や専門学校もスタートします。

当然ですが、どの学校にも新入生が大勢おります。

 

…その分、可能性が、そこら中で、キラッキラしているわけですよ。

ほとんどの皆さん、…まだ、10代。

 

どうですか、10代ですよ。

 

ガラス、ガラス(←古い)。

 

しかし、みなさん。

2014の今、みなさんが10代だったら、いかがでしょうか。

これから、どんな人生を選択しますか

 

もちろん、良いことと同時に、今になって思えば「うへえ、…またあれをやるのか」「あれは、もういいなあ」と思うような大変なこともあるかもしれません。

しかし、それとて、今だからそう思うのであって、

その若い時まっただ中では、なんでもなかったりして。

多少のすり傷も、へっちゃらで、残らないものだったりもするんじゃないかな、と思います

 

今は、長く残りますからねえ、ちょっとした怪我でも(笑)。←あ、僕のことですよ

 

いいですねえ、若さというのは(遠い目)。

いえ、今もいいですけどね。

40代も、とってもとっても、楽しいですけどね

 

まあ、10代…お酒が飲めないのは、可哀想ですね(笑)。

 

まだね!まだだめなんですよ!ほんとにね!ぜったいにー!(←自分のことは棚の上どころか、エンパイアステートビルのてっぺんに力いっぱい放り投げつつ…。)←高いものの例えがエンパイアステートビルってのも、古いですねー、これまた

ではー。



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先日の、SMGCさんの会見に続き、

勿論、関係があるわけではありませんが、注目の、という意味で、

今日は、OBKTさんの会見がございましたね。

今日は終日レッスンでしたので、合間に、会見半ばのあたりを少し見れただけでしたが、

・・・SMGCさんの会見との違いが、こんなにも自分の中ではっきりと出たのには、びっくりいたしました。

 

実は、SMGCさんの会見は、最初から最後まで、2時間半ほど、全部見れたのです。

おそらく、そのほとんど全てにつてい、「ふむ」「そうか」「むーん」と、色々と感じ、考えながら、興味深く見れたのです。

 

・・・が、今日のOBKTさんの会見に関しましては、

ものの10分ほどで、

 

「しまった。わからない

 

でございました。

 

事の顛末に関しましても、どうも、大きな団体が絡んでいることもあって、ややブラックボックス的なところがあるのも関係があるとは思いますが、

そもそも、

 

・・・お、音楽の話ならわかるのにー

 

でございました。

 

僕は理系はダメなんだった、ということを、学生時代以来、今日、改めてガツンと思い知らされました。

 

だって、こんなに注目の会見なのに、すぐに眠くなりましたもの。

 

SMGCさんの会見=OBKTさんの会見

(注目度)

 

SMGCさんの会見>>>>>OBKTさんの会見

(理解度および、元気度)

 

ただし、ついこの2月にもご紹介しましたが、

〇ケンの青じそドレッシングは、大好きです。

わかめスープとかも美味しいですよね。

 

食べ物は、舌とお腹が、ちゃんと「OK!」データを何百回でも出しますので、分かりやすいですねえ

 

ではー。



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この数値を、即座に理解できるかというと、

鉄道マニアならともかく・・・と思ったりもしますが、

ちゃんとこうして貼り出されているのだから、もしかして、ほとんどの方がわかるのか。

 

・・・とちょっと不安になったりもして

 

でもね、すごいですよ、東京の鉄道は。

 

その前にね、ご参考までにね。

 

ニューヨークなんかはどうかな、と。

ちょっと縮小してしまうので、見づらいですが、なんとなくのイメージだけでも。

まあ、けっこう、それなりに。

 

で、たとえばロサンゼルスなどは。

オリンピックも開かれましたね

 

あらら、・・・さすが、クルマ社会の国。

 

では、今度の夏季オリンピックの、リオデジャネイロはどうでしょう

ふむ。

 

で、TOKYOは?

 

 

地下鉄だけで、これ。

 

近郊も含めて、地上を走る電車も入れると、

 

素直に、すっごいな、と

日本は、やっぱり、結構に特殊な国だと思いますよ

 

これを当たり前と思っているかもしれない、僕たちも、特殊なのかもしれませんね

 

ではー。



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今日、いらしてくれた調律師Aさんは、かつて、ニューヨークでも修行を積まれた方で、

スタインウェイのピアノに関しては、かなりの研究をされた方なのです。

もちろん、ご自宅のピアノもスタインウェイだとのこと…うわあ、いいなあ。

で、今日も、調律の合間に、ほぼ邪魔をするかのごとく話しかけ(笑)、

いろいろと伺ったのですが、いくつか、衝撃的だったことがありました

 

世の中には、たくさんの素敵なピアノがあります。

スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、この三つが世界三大メーカーといわれるものなのですが(お値段も、とにかくお高い…)、

他にも、もちろん、ザウターブリュートナーなど、沢山の有名なメーカーがございまして、あと隠れた名機、スタインウェイの兄弟分の…グロトリアン、なんていうのもあります。このあたりは、みーんなヨーロッパのご出身。

もちろん、日本が世界に誇るヤマハやカワイもございます。

あと、アメリカ製には、ボールドウィンなんていう、あちらではかなり有名なものもあります(イシヤマさん!なんで、「JUMP」弾いてるんですか!マジでびっくりして巻き戻してしまいましたよ(笑))。

 

と、まあイシヤマさんでまた笑わせて頂いたところですが(なんか、お会いしたくなってきた…(笑))。

ピアノって、木でできていますし、作られた場所も、年代もいろいろ。部品もたくさんありますし、経年変化もします。

なので、それなりに個体差が激しいのですよね。

同じ品番だからといって、まったく同じ音がするわけではないのです。

このあたり、ハモンドオルガンやミニモーグなどの、ヴィンテージオルガン、ヴィンテージシンセサイザーも同じですよね。

 

そこで、訊いてみたのです。

「Aさん、スタインウェイにも、やっぱりハズレってあるのですか

手を止めるAさん。

一瞬間があって…

「いえ、…スタインウェイには、ハズレが、ないんです。」

「え

「確かに、メンテナンスの状態などでは酷いものもあります。出会ったことも、正直、あります。しかし」

Aさんは、こうおっしゃいました。

「他のピアノには、一般的には、どんなピアノにも、やっぱりハズレがあるんです(ただし、ベーゼンドルファーなどにはあまり詳しくないので、わかりませんが、と付け加えておられましたが)。どんなに調整をしてみても、どうしても『鳴らない』、ハズレのピアノというのが、残念ながら、あるんです」

「しかし、…スタインウェイには、それがありません。全部、全てに、何かしら『良いところ』があるのです。それを見つけてやって、そこを伸ばしていけば、必ず、鳴るんです。ちゃんと、スタインウェイのピアノになるんです。それが、スタインウェイのすごいところなんですね。」

このお話は、とてもとても、興味深いものです。

 

正直、ハモンドオルガンというブランドの製品でも、ダメなものはあります(C3,B3はまず大丈夫ですが。でも100%ではないです)。

メーカーだって、人間がやっているものです。ならば、試行錯誤があるわけですからね。

ミニモーグにも個体差があって、僕は、だからこそ、なかなか二台目には手が出ません。

自分の好きな音で鳴ってくれるミニモーグが、そんなにめったやたらにあるとは思えないからです。

そのくらいの精度、というか、確率なんだと思っているのです。

 

そこで、スタインウェイです。

Aさんは、スタインウェイのピアノには、ハズレがない。

調整をしてやれば、かならず、スタインウェイの音のピアノになるんです。

とおっしゃいました。

そして、スタインウェイの音、というものの特殊性に関しましては、

 

「あれは、別物です」

「では、たとえば、僕たちの身近にある国産のY社やK社のピアノの中でも、最高の品質で、最高の状態のものを、さらに最高に調整しても、あの音は出ないんですか?」

「無理ですね。スタインウェイじゃないと、出ません」

こう、きっぱりとおっしゃいました。

 

うおおお…

 

いえ、もちろん、ベーゼンの暖かい音も好きです。ベヒシュタインも、素敵すぎるくらい素敵なピアノだと思います。

実は、スタインウェイよりも、ベーゼンのほうが好きかも、と思っていた時もあるのです。

 

が、あの人の音が、スタインウェイの音、なんです。

 

キース・ジャレット(もうすぐ、会えます…待ち遠しいよう)。

 

スタインウェイの音が、やっぱり、キースの音に聴こえるんです。

世界中にスタインウェイを使っている人がいるのですから、単なる、思い込み、もしかしたら中長期的でもあるけど、一時的な刷り込みなのかもしれませんが…、

 

でもねえ。

 

たとえば、

ファラドミ

って左で、そっと弾くだけで、

「…ああっ

ってなるのは、

あれはやっぱり、何かあるんだと思いますよ。

 

何人もの人が、手作業でつくるピアノなのに、

いや、手作業だから、なんでしょうけれども、

たったの一台もハズレを作らないなんて、神がかってるにもほどがありますよね

 

 

ってか、ピアノ、面白すぎです

 

…イシヤマさんも面白いけど(笑)。

 

おかげさまで、僕のCPは、…えー、すっごくよくなりました。

…けれども、

またもう少し調整をしてもらうことになりました(ながーい(笑))。

でも、今日は、実はもう一人、同時に別な調律師さんが来てくれて、二人で見てくれたのです。言ってみれば、内科と、循環器科の先生まで来てくれたような感じかな。

いやあ、面白かったー

 

ではー。



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朝は良く晴れていたのに、突然、雷が鳴ったり

雨がせわしなーくバタバタと音を立てて降ってきたりと

ちょっと荒れ模様ではございましたが、

こんな時には、・・・文明と申しますか、家だの、お店だの、クルマの中だの、

見回せば、とりあえず雨風をしのげる場所がある環境というのは、とてもありがたいものだよなあ、と思います

 

でも、そういえば、まだまだ昭和の香りのする木造の古い家に住んでいた子どもの頃は、

雨漏りって、結構、普通にあったように思うのですが、皆さんは・・・そんなことは無いのでしょうか。

外は大雨で、家の中も、「あっちも」「あ!ここも!」なんて、大騒ぎして。

あれはあれで風情があったなあ、と懐かしく思い出します。

 

明日は、またピアノの調律師さんが来てくれます

年度末メイニアック」という記事が2012年3月31日

その続き「Sモデル」、「フェルトタッチのGW」などで調律に関するお話をさせて頂き、

そして、「でれーん。」によりますと、絃の張り替えを開始したのが、2012年4月30日。

そして、明日が、2014年4月7日ですから、

なんと、ほぼ丸二年をかけまして、

・・・実はまだ、あと二本、絃の張り替えが残っているのです。

(ボン線、ジン線などがありまして・・・参考記事「ぼん、じん、じゃなくする」・・・CP80という、特殊なピアノの絃の為、普通のピアノと違って、特に出やすいんです)

 

というのも、これは緑ちゃん倶楽部を発足させたことや、その他色々と仕事の都合などで、

なかなか調律師さんにゆっくりいらして頂く日が設定できずだった、という僕の理由なのですが、

それでも根気よくお付き合い頂きまして、おそらく、明日、すべての絃が新しくなるのです

 

ふいーっ。

 

でもまあ、新しくした絃は、またけっこうすぐに伸びますから・・・

また、何度か調律をお願いして、だんだん、なじんでくる、ということになると思います。

ですので、落ち着くには、あと1年、2年、いや、もっとかなー。

ギターなどと比べると、気の長い話ですよね。

 

 

と、今、「調律」というキーワードで、自分のブログの記事検索を書けたわけですが、

ジェラルド氏とのセッションの記事「通じたよ。」など、懐かしく読み返してしまいました。

元気でやっておられますでしょうかね

まあ、また会ったら「いえーい!」とセッションができるのが、音楽の良いところ。

その日を楽しみにしておりましょう。

 

そして、調律師さんの会社で弾かせてもらったピアノのレビューを書いた「かいをつまんで。」の記事の最後に出てくる、

あの、木目色のスタインウェイ・・・。

 

あれは、本当にすごかった

僕が弾かせて頂いた数日後(翌日だったかな?)には、もう、買われていってしまったという、あのピアノ。

まあ、同じものに巡り合うことは、もう生きているうちには無いかもしれませんが、

でも、あんなピアノが世の中にはあるのだということを知れただけでも、

わずか数分の試奏でしたが、本当に価値のある時間でした。

もう、かれこれ二十数年、お世話になっている調律師のAさんには、感謝の言葉もございません

 

 

そうそう、同じキーワードで、スペース緑にもございますMP9500の音の元になっているピアノの話もございました。

親に会ってきました。

この話の中に出てくる、「奥行き276cm、重量500㎏の」EXというカワイのピアノこそが、僕の大好きなMPシリーズ(といっても、特に素晴らしいのは、MP9000とMP9500の二機種に搭載されている音ですけれども)の”親”なのです。ちなみに、EXはもう作っておらず、現行品は、EX-Lというものです。

 

・・・おまけね(笑)。

中古のEXの、宣伝(?)の動画がございました。

音が聴けるのはこのあたりからですが。

イシヤマさん、EXで、やおら弾き出す・・・イエスタデイ・・・

なんでございましょう、この・・・なんというか、ローカルなテレビショッピングな感じは(笑)。

 

明日、調律が終わったら、僕も弾こうかな、イエスタデイ(笑)。

 

無いな、無いと思うな。

(勿論、大名曲ですよ。ですが・・・何となくね(笑))

 

ちなみに、ヤマハの同じ大きさのピアノCFlllFを・・・やはりイシヤマさんが弾いている動画もございました。

「うひょー!」いっておられますね(笑)。

おそらく、東京の人間では、こういうリアクションにはならないですよね。やっぱり関西の方って、面白いですねえ

さてさて、皆さま、上のカワイEXとの、音の違い、お分かりになりますでしょうかー。

 

ではー。



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昨日の夕立にも、今日の突風にも、桜、しっかり持ちこたえてくれておりますね。

今日も、と青空に桜色の花びらが、とても綺麗でした。

しかし、桜って、どうも儚い、という印象ですが、結構に強いんですね

 

そして、肉まん(唐突)。

ここにも、桜。

 

昨日のブログは、いうなれば、花より・・・だんご

そして、今日の写真は、さしずめ

だんごより・・・お肉

ですね(笑)。

 

本日、まもなく22時より、いよいよ、

緑ちゃん倶楽部 第四回 課外授業 特別編 ~響け、蠱惑の低音~ ようこそ、音楽の“ベース”の世界へ!」

★六土開正さん(安全地帯)をメイン講師としてお招きしての、 トーク&セッションを交えたスペシャルな課外授業です★

のお申し込みが開始となります。

今回も、楽しく、素敵な、緑ちゃん倶楽部ならでは課外授業となりますよう、しっかり頑張ってまいります。

どうぞよろしくお願い致します。

 

音楽を聴くのは、それだけでも楽しいです。

 

でもね、音楽をより知ると、

 

・・・もっともっと、楽しくなるのです。

 

ほんとなんですよ

 

そして、自分で弾いてみたら、

いや、楽器に触れるだけでも、

 

何十倍も、何百倍も、音楽が楽しくなっちゃうんです

 

緑ちゃん倶楽部があることが、そんな、楽しみを広げて頂く、ささやかなきっかけになればいいな、と思っています

 

まもなく、学校なども、まもなく全国的に新学期。

入学式なども、今が季節ですよね。

緑ちゃん倶楽部も、春のわくわく気分で、肉まんもりもりのパワーで、また、元気に出発であります

どうぞよろしくお願い致します

 

ではー。



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そろそろ、食べ物の写真を載せないと。

僕のブログらしくないですよね(笑)。

 

香ばしく焦げたお醤油の匂いが「何本でもたべれるぜ」という気持ちにさせてくれるお醤油団子と、

焼きたてのまっさらなお団子を、その場で餡に漬けて出してくれる、みたらし団子の美味しさよ・・・。

 

ああ、日本人に生まれてよかった・・・

 

覚えておられる方もおられるかとは思いますが、改めまして、

2011年12月8日のブログ記事「みたらしのひみつ」より、以下、抜粋いたします。

(書くのをさぼっているわけではございません

 

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でも、なんで「みたらし団子」って言うのでしょう。

って、そういわれてみれば、これを不思議に思ったことなど無かったのですが、

せっかくなので、調べてみました。

なんか、ちょっと面白かったので、少し引用しますね。

「みたらし団子(みたらしだんご、御手洗団子)は、3–5個の団子を串に刺して、砂糖醤油の葛餡をかけた串団子である。」

「京都市左京区下鴨の加茂みたらし茶屋が発祥で、この店の近所に鎮座する下鴨神社境内(糺の森)にある御手洗池(みたらしのいけ)の水泡を模して、この団子がつくられたといわれている。『とろりとした葛餡』や『焦げ目の香ばしさ』が主に評価される。」

「加茂みたらし茶屋では5個の団子を串に刺し、あぶり焼きにして焼き目を付け、砂糖醤油の葛餡をかけて出している。また、この団子には特徴があり、 一番上の団子が少し大きく、連続している他の4個の団子と距離が置かれている点である。これは、串に刺さった団子を人間の体に模しているためであり、一番 上は頭、残りの4個は四肢を表している。」

「また、これとは別に、前述の水泡が沸いた様を表しているという説もある。これは鎌倉時代、後醍醐天皇が行幸の際、御手洗池で水を掬おうとしたところ、1つ大きな泡が出、続いて四つの泡が出てきた逸話による。」

「なお、関東では団子が4個の方が多い。これは四文銭ができたことによるとする説が有力である(団子1個が1文。四文銭で団子1串)。」

 

・・・そして、コンビニなどのが甘いわけもわかりました。

「団子本体に醤油餡をかける為、団子の乾燥を防ぐのでスーパーマーケット・コンビニエンスストアなどで広く売られている。(中略)消費期限と全国販 売のコストにより、保存性を高めるために砂糖の割合を増やし、焼き目をいれていない(醤油の割合が少なく、焼いてもカラメルの匂いが強い為)。茶屋や団子 屋の作る、賞味期限が当日のみたらし団子と比較すると、甘さが過剰になりがちである。」

(出典はWikipedia「みたらし団子」)

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ということで、こちらのみたらしは、ちゃんと焼き目の入った、本格のみたらし団子だったのです。

ほんと、5本ずつくらいは、余裕でいけますね。

 

大盛りの食事の直後でも(笑)。

 

さて、そして、いよいよ明日4月5日(土)の22時、「第四回 緑ちゃん倶楽部 課外授業(6月21日開催 40名様限定)」の申し込み受付スタートでございます。

お申し込みは、緑ちゃん倶楽部会員様限定、先着順とさせていただきます。

沢山のご応募、お待ちしておりますね

 

ではー。



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メンバー紹介のコーナーで与えられた、4小節のフリーソロ・パート。

サポートミュージシャンにとって、見せ場です。

待ってました、とテクニックを見せるのが王道。

または、笑いを取りにいくのも、これまた「ハズし」の面白さ。

 

あの4小節まるまるを、

スネアドラムだけで、16分音符だけで、タカタカタカタカ・・・と。

流れるようなクレッシェンドとデクレッシェンド、滑らかな音の強弱だけで、

見事に埋めつくした、あのスネアの美しい波。

モニターを通して、聴いているこちらの身体が、フワリと浮くような気持ち良さでした。

 

日々のトレーニングに裏打ちされた完璧に磨き上げらテクニックの高さ。

簡単そうで、誰でもやりそうで、誰もやらない、誰にもできることではない、ということを、とっさにやる、できるという、あのアイデアと、ユーモアと、ある種の攻めの心。

あの、ビロードのようなスネア・ソロを聴かされた時には、

「この人は、・・・タダものではない」

と、恐ろしいくらいに、思いました。

 

上手な人は、スネア一発(叩くだけ)で、上手とわかる、

というのはこれまでも実感がありましたが、

スネアだけのドラムソロというのも初めてでしたし、

本当のプロならば、それだけで、完璧に人を惹きつける事ができる、ということを教えてもらいました。

 

3月30日、ドラマーの宮田繁男さんが、お亡くなりになりました(ニュース記事)。

まだまだ、55歳とのこと。

あまりにも早いお別れでした。

 

2009年のKin〇iKidsさんのkinki youツアーでご一緒させて頂きましたが、

大きなドームを含む三十数本のツアーで、あの、天才的なドラムに、何度も何度も、音を乗せさせて頂けたことは、生涯忘れることはありません。

素晴らしいドラムを、どうもありがとうございました。心から感謝いたします。

 

ツアー中、僕が撮った宮田さんの写真を、宮田さんは、当時のブログのプロフィール写真に使って下さっておられました。

「いい写真だよ、ありがとう。ちゃんと、Photo by Ken Kawamuraって入れたからね。」

と言ってくれて。

 

それと、広島の打ち上げの時に、

「ケンちゃん、お酒のあとはウコンだよ。秋ウコンを飲むといいよ。僕は、ウコンを飲んでから、一度も二日酔いをしたことが無いよ」

と、ウイスキーのロックをグビリ、とやって笑ってくれた姿が忘れられません。

家に帰って、早速秋ウコンのタブレットを買いまして、以来、もう4年間ほどになりますが、毎日、欠かさずに飲んでます。

 

どうか、安らかにお眠り下さい。そして、あちらでも、最高のドラムを叩いて下さいね。

もしかして、空を見上げていたら、時々、あの極上のスネアが、聴こえてくるかもしれませんね。

 

では。



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午前中から、ミュージシャンが会議室に、わっと集まって、資料を手に手に、事務的な説明を聞いて、神妙な顔で、真面目に新年度のことについて、会議、会議、会議。

という、なかなか珍しい日なのですが、…これも春ならでは。

そして、ピカピカ&ガチガチ(笑)の新入生に、僕たちも自己紹介をして、これからどうぞよろしくね、と。

この中に、もしかして、近い将来、一緒に仕事が出来るようになる子だっているかも知れない、と思うと、思わず顔がほころんじゃったりして。

学校の方も、おかげさまで、よい春のスタートです(^_^)。

で、只今、先生方との、楽しい飲…じゃない、鋭意懇親会が開催されておます。

ということで、ここからは緑ちゃん倶楽部の業務連絡なのですが、

上記の事情がございまして、本日受付を開始させて頂きました、5月のレッスンのご予約に関しまして、調整および皆様へのご返信が、明日3日の日中になってしまいます事、申し訳ございませんが、ご了承をお願い致します。

春って、やっぱり、いいですねえ。それだけでも、いいですものねえ。

ではー。



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春らしい、ぽかぽか陽気。

そんな、望むべく最高のお天気のなか、新年度が始まりましたね。

 

今日は、レッスンの合間、少し出かけて、芝生に寝転んで、空を見上げてみました。

抜けるような青空。

とってもとっても、心地よかったです

 

しばらくゴロゴロしておりましたら、

背中に芝生がずいぶん付いておりましたが(笑)。

 

そこで、そんな4月のスタート共に、今日は告知でございます。

 

じゃん

 

速報です。

「第四回 緑ちゃん倶楽部 課外授業」

を、開催いたします

 

・日にちは、2014年6月21日(土)

・時間は、まだおよそですが、14時開始~16時30分終了予定(今後、内容次第で若干変更になる可能性がございます)。

・場所は、スペース緑のございます小田急線狛江駅から徒歩1分にございます、とあるスペースを利用いたします。

 

そして、肝心の、今度は、何をやるのか、ということですが。

 

今回は、音楽の基礎になる楽器について、知って頂く授業にしたいと思っております。

はい、基礎というのは、英語で言いますと、

Base、ベース、ですね。

他にも、土台、母体、開始点、混合物の主成分・・・

などといった意味がございます。

 

ベース、といえば。

 

Bass、そう、ベースです。

カタカナですと一緒ですね。

英語ではこのように綴りが違いますが、

つまり、あの、バンドで一番低い音を受け持つ楽器のことです。

 

あの、ベースという楽器は、まさに、音楽のベース(基礎)なのですね。

緑ちゃん倶楽部でも皆さんに勉強して頂いている、コードというものの中で、一番大きなアルファベットで堂々と書かれているのは、ベースの音です。

ベースの音が違うと、同じ和音でも、キャラクターが全然変わってしまいます。

曲が変わってしまうんですね。

これだけでも、本当にベースといのは大事で大切で重要なのです。

 

そしてリズムを作り出す、ということにおいても、実はベースの役割は、もしかしたら皆さんが思われている以上に、とてもとても大切な役割を占めている楽器なのです。

そして、グルーブといういわれるもの。言い換えれば、海苔です。

じゃないよ、

ノリ、です。思わず身体が動いてしまう、あの、躍動感。

あれを作り出すのも、ベースなのです。

「えー?ドラムじゃないの?」

いえいえ、ドラムも勿論大切ですが・・・、実は、ドラムがあってベースがあるのではなくて、ベースにアクセントをつけているのがドラム、という考え方が重要なのです。

 

なので、ベースがいて、ドラムがないバンドや、アンサンブルは、あります。

でもドラムがいて、ベースがいない、というのは・・・まず、99%、無いんですね。

その証拠の一つに、例えば、ジャズの演奏形態を表す言葉で、ピアノ・デュオ、といいますと、一般的には、ピアノとベースの組み合わせのことを言います。

トリオ、となって初めてドラムが入ってくるんですね。

 

また、ピアノを演奏するときの話ですが、よく「左手って何をやればいいんですか?」という質問を受けることがございます。

左手が受け持つ音域は、ベースの音域なのです。

つまり、ベースのことを知れば、ピアノを弾くときの左手のことも、わかってくるのです。

「ベースの役割=左手の役割」、なのですから。

 

ということで、前置きが長くなりましたが、

今回は、こんな内容となります。

 

「第四回 緑ちゃん倶楽部 課外授業 特別編 ようこそ、音楽の“ベース”の世界へ!~響け、身体で感じる、魔性の音~(まだ、仮タイトルです)」

 

そして、今回は、緑ちゃん倶楽部として、また初の試しみがございます。

タイトルに、特別編、とございます。

そう、今回は、まさにスペシャル。

なんと、ベースに関してのスペシャリストを、メイン講師としてお招きしての、特別授業なのです。

 

 

そして、緑ちゃん倶楽部の課外授業で、

ベースに関するスペシャリスト、

 

・・・といえば。

 

もちろん、この方を置いてほかにはおられません。

 

そう、今回、

 

特別メイン講師としてお招きするのは、

 

はいっ

 

 

安全地帯・六土開正さんです

 

そうなんです。

僕もおりますが、今回は、六土さんを、メイン講師としてお招きして、存分にベースに関して語って、弾いて頂こう、という、またまたスペシャルな課外授業になります。

勿論、演奏もさせて頂きますよ。えっと、まさに、・・・ピアノ・デュオになりますでしょうか。いや、今回はベースがメインですから、ベース・デュオという方がいいですね

 

そして、今回の課外授業は、会場の関係上もございまして、「40名様限定」、という人数を限定させて頂いての開催となります。

また、今回は、人数に限りがございますことから、お申込みは、緑ちゃん倶楽部の会員様に限定させて頂きます。

 

お申込み方法や、お申込み開始日、内容に関するさらなる詳細は、また追ってお知らせさせて頂きます。

また、緑ちゃん倶楽部へのご入会のお申し込みは、いつでも受け付けております。詳しくは、下記、緑ちゃん倶楽部までお問い合わせください。

info@midorichanclub.com

 

ご好評を頂いております緑ちゃん倶楽部ならではの課外授業、今回も、どうぞ、お楽しみにです

 

ではー。



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